別所温泉 大湯

車中泊明けの朝風呂一番湯で立ち寄る。先客は地元民数人のみで静かな浴場だ。内湯浴槽を満たしている湯は少し緑がかっているようにも見えるがこれは単に浴槽タイルの色の影響だけかも。硫化水素タマゴ臭あり。露天風呂はタマゴ臭弱し。体感42℃ほどで熱すぎず温すぎずの湯にゆったりと浸かり朝湯終了。
(三昧・2018年5月)


再訪しました。男湯はちょうど朝風呂客で賑わっている時間帯でした。券売機で入浴券を購入し番台にて受付する仕組み。持参した石鹸にて身体を洗って内湯に浸かる。冷え込んだ朝にはたまらなく体に滲みてくる。湯口の湯を口に含んだ、タマゴエグ味を特に感じる。何度となく訪問しているので、湯がどうこうなんぞは省略。浸かり続けると次第に火照って来るので露天風呂の外気でクールダウン。最後は内湯にてサラッと浸かって出ようとしたら、浴槽底の循環吸い込み口に足指がピタッと吸い付いてしまいちょっとビックリした。
(三昧・2014年11月)


別所にある共同浴場の一つです。三箇所ある浴場の外観は基本同じようにできています。三角の瓦屋根が特徴的な和風建築です。大湯では別所温泉三箇所の共同浴場で唯一ココだけに露天風呂を設けています。

浴室内は天井が高く湯気抜きが施されていて、とても快適な空間です。浴室正面と左手に洗い場カラン、右手には上がり湯槽、右前方に浴槽が配置されています。内湯浴槽は4-5人サイズのタイル張りのものです。浴槽内では吸い込み・吐き出しが作動。石湯口からは20L/min以上も源泉が浴槽投入されて、半循環ながらもオーバーフロー量が多いのでなかなか楽しめます。極薄っらと緑っぽくも見える透明湯、明瞭なタマゴ臭がします。体感42.5℃と適温入浴です。肌を摩るとちょいとスベスベする浴感があります。

露天風呂もあります。が、結果的にはおまけ的な存在にしか思えません。4-5人サイズの岩風呂風な露天風呂です。湯は無色透明、焦げたようなタマゴ臭、浴槽内にて循環作動が確認できます。溢れ出しも多少ありますが、湯の状態としては内湯の方に軍配があがりました。外気で火照った身体を冷ます場所としては良いかも知れない。
(三昧・2014年4月)


約4年ぶりの訪問です。今回は朝一番に訪問。内湯は熱め寄りの適温で、車中泊後の目覚めのひとっ風呂に丁度いいです。循環ありの掲示ですが、内湯は溢れ出しも多く湯の状態も良く満足度は高いです。ほぼ無色透明の湯の中には焦げ茶色の細かな湯花がチラホラ。湯口ではツンとしたタマゴ臭が香ります。続く露天風呂は内湯からの流れ込みで浴感はやや薄いものの、湯温がほどよく、ゆったりと浸かるに丁度いいものでした。
(まぐぞー・2018年5月)


別所温泉のランドマーク的共同浴場です。社寺を思わせる立派な瓦屋根の湯小屋で管理人さん常駐。今回約10年ぶりの訪問ですが、以前は周囲に古きよき昭和風情の食堂などがあったのですが、いつの間にか新しい施設などが建ち、様子が少し変わっていました。

湯小屋内には男女別に内湯+露天風呂があります。先ずは内湯ですが、スッキリとした浴室に5~6人サイズの長方形浴槽がひとつあり、無色透明の湯が静かに溢れています。タイルの影響もあるのか、やや緑っぽくも見える無色透明湯は、ごくごく少量の粒状白湯花が舞い、ごく僅かなタマゴ臭、そしてつるつる感があります。浴槽内で吸い込み&吐き出しが稼動していますが、源泉の投入も充分あり、溢れ出しも多く、半循環ながらなかなか良い印象です。

続く露天風呂は5人サイズでこちらも浴槽内循環、そして塩ビ管湯口からは内湯からの「こぼれ湯」と思われる湯が少量投入されています。溢れ出しは少なく、ややぬるめ寄りの適温で、内湯のオマケ的存在の印象を受けました。
(まぐぞー・2014年4月)

▼駐車場もあります/足湯もあります

 

▼足湯/温泉を利用した洗い場

 

▼大湯外観

▼玄関横で源泉に触れられます

 

▼男性内湯

▼内湯湯口/浴槽から

 

▼男性露天風呂

▼女性内湯

▼女性内湯

▼湯口/溢れ出し

 

▼内湯掛け湯槽/天井

 

 

▼女性露天風呂

▼お薬師様にまつわる女神様かな?/湯口

 

2002年

▼外観

▼源泉オブジェ(まだ龍はいません)/すぐ横の雰囲気のある食堂

 

▼男性浴室

長野県上田市別所温泉
6時(6月~9月は5時30分~)~22時までに退出
第1・3水曜日休み
150円
訪問:2002年10月・2014年4月・11月・2018年5月

4号源泉 アルカリ性単純硫黄温泉 50.6℃ pH=8.9 溶存物質計=306.8mg Na=74.3mg K=0.7 Ca=13.2 Sr=0.1 F=0.9 Cl=43.5 Br=0.1 HS=6.6 S2O3=7.5 SO4=83.9 HPO4=0.1 HCO3=19.3 CO3=7.5 H2S=0.2 (H26.6.18) ※温泉利用状況=循環ろ過あり・塩素系薬剤の使用あり

【以前の分析】4号源泉 単純硫黄泉 50.9℃ pH=8.9 溶存物質計=328.8 Na=79.6mg Ca=12.1 F=0.9 Cl=40.2 HS=12.4 SO4=90.8 HCO3=33.1 CO3=8.1 H2SiO3=48.9 HBO2=2.0 H2S=0.2 (H16.8.30)※温泉利用状況=4号源泉の温度は50.5度と高いため、大湯源泉(38度)を水道水代わりに貯湯タンク内に注入して、浴槽温度を42.5度位になるように調整・加温・加水はなし・循環ろ過あり

【以前の分析】別所温泉4号泉(混合泉)源泉 単純硫黄泉(Na-SO4・Cl)51.3℃ pH=8.8 湧出量=? 成分総計=331.5mg Na=74.6mg(81.82mv%) Ca=13.7(17.17) SO4=91.2(47.26) Cl=37.7(26.37) HCO3=27.5(11.19) CO3=10.8 HS=6.9 H2S=0.1(H6.7.4)