インドの温泉|マニカラン(Manikaran) シーク教寺院グルドワラ・岩盤浴

マニカランのシーク教寺院「グルドワラ」には男性内湯×1、女性内湯×2、百人サイズ大露天風呂×1、岩盤浴×1の計五つ温泉浴室があります。シーク教には「全ては平等」の教えがあり、カースト、宗教、性別、貧富の差問わず誰もが無料で自由に利用できます。

 

シーク教寺院グルドワラでは、豊富な温泉熱を利用して、なんと岩盤浴も楽しめます。「はしご湯のすすめ」では浴槽湯に全身で浸かる温泉のレポを主にしてますが、こういう変わり種もたまには紹介しますよ。

温泉街に面した寺院の入口を進み、男女別内湯へ向かう手前を曲がった先に岩盤浴はあります。場所的には丁度、男女別内湯の裏あたりに位置しています。岩盤浴に向かう通路からして早くも足元はポカポカ。

岩盤浴の入口はとてもこぢんまりとしていて、体をかがめながら中へ入ります。中へ入ってしまえば普通に天井の高い小部屋が幾つかあるのですが、部屋から部屋への通路がこれまた狭い。熱を逃がさないためにこういう構造をしているのかなぁ、と勝手に想像してみました。

内部はアリの巣のように幾つかの小部屋があり、内部はポッカポカ、みんな好きな所で寝っ転がっています。中でもメインは大きな岩のある一番広い部屋です。「ここにある剥き出しの岩盤に体の痛い所をくっつけるといいんだ」と教えてもらったので、早速背中をくっつけてみると、ほわ~んと優しい暖かさがじわじわと伝わって来ます。「おぉ~これぞ岩盤浴!」部屋の空間もポカポカと暖かく、ここで昼寝をしたいくらいでした。(実際に爆睡している人も数名)

岩盤浴なら服を脱がなくてもいいし、なによりこの空間自体がポッカポカでホントに癒されます。なにげにグルドワラではこの岩盤浴が一番気に入りました。
(まぐぞー・2019年6月)

▼グルドワラ内は大勢の人で賑わっています

▼岩盤浴手前の通路からポッカポカ

▼こぢんまりとした岩盤浴入口(最初はみんなおっかなびっくり)

▼内部はポッカポカのオンドル部屋が幾つかあります

▼天井の模様

▼部屋から部屋への通路もこぢんまり

▼一番人気の岩盤部屋

マニカラン(Manikaran) シーク教寺院グルドワラ・岩盤浴 データ

ヒマーチャルプラデーシュ州マニカラン
Googleマップでみる
無料(寺院へ寄付お願いします)
訪問:2019年6月