湯檜曽温泉 風木立の川辺 紫明館

脱衣所から浴室への扉に「浴室、浴槽内へのスマホ・携帯電話の持込は、ご遠慮ください。」の掲示あり。

湯檜曽温泉の温泉旅館の一つです。NTTの保養所のようですが、関係者以外の一般客でも宿泊と立ち寄り入浴が可能です。以前に登山帰りに立ち寄りを試みましたがお昼頃の訪問で入浴が叶わずでした。15時からという立ち寄り開始時間がネックになっていましたが、今回ようやく宿泊客がチェックインし始める時間帯に訪問することができて立ち寄り入浴することができました。

受付でまずはコロナ対策の一環で検温の実施、名前・住所・電話番号の記帳をして入浴料を支払います。その際「浴室は地下一階にあります」と案内がありました。脱衣所壁には湯檜曽では初めて目にする「電電の湯源泉」の分析書を掲示、浴室への曇りガラス扉には「浴室、浴槽内へのスマホ・携帯電話の持ち込みはご遠慮ください」と案内がありです。

内湯は6-7人サイズのタイル張り浴槽が一つです。見るからに湯舟縁からのオーバーフローが目につきます。石造り湯口からの投入湯量は約10L/minちょいですね。無色透明で微温泉臭、体感湯温は42℃ちょうど位かな。なんせ湯抜き清掃後間もないようで、お湯の鮮度が良好でした。

露天もあり浸かってみました。宿の屋根下に造られような感じの露天岩風呂です。雨や雪も問題ないでしょう。5-6人サイズの浴槽、外気にさらされるので湯温は40℃半ばほどのぬる湯です。なのでじっくりと湯檜曽の湯に身を沈めることができます。内湯同湯、湯のコンディションも良好で問題は全くなし。やっぱり群馬北部に多く見られる無色透明湯、良好鮮度湯の湯使いよい掛け流しで楽しめました。
(三昧・2021年11月)


 

過去に谷川岳登山の帰り道に2度ほどアタックしましたが、訪問時間が早すぎて入浴できずにいた施設です。今回は事前に立ち寄り可能時間を確認、それに合わせて訪問してみました。企業の保養施設ということもあってか、どこか公共の宿を思わせるしっかりとした造りの施設です。

浴室は地下にあり、男女別に内湯と露天風呂があります。脱衣所を抜けるとまずは内湯です。使い勝手のいいシャワーが数台並びシャンプーやボディソープ、石鹸などが置かれています。これはタオルさえ持参すれば登山後の汗流しにもかなり便利そうです。浴室には6~7人サイズ浴槽がひとつあり、湯口よりやや熱めに加温された湯が投入され、浴槽内でやや熱めの掛け流しとなっていました。無色透明の湯はほのかに優しい温泉臭が香ります。大きな特徴がないぶん、何度でもストレスなく浸かれそうな湯です。

続く露天風呂は5~6人サイズの岩風呂で、目の前に木立が茂り清々しい印象です。お湯は内湯と同じ無色透明湯を掛け流しですが、ややぬるめ設定で周囲の景色を眺めながらノンビリと浸かるのに丁度いい湯温でした。

今回初めて利用した紫明館ですが、立ち寄り受付開始直後に行ったこともあってか、とにかく湯の鮮度の良さが印象的でした。また湯使いには「塩素系消毒の使用あり」とありましたが訪問時には気になることはありませんでした。時間さえ合えばまた訪問したい施設です。
(まぐぞー・2021年11月)

▼紫明館 外観

▼紫明館 フロントまわり

湯檜曽温泉 風木立の川辺 紫明館 データ

群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽15-1
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0278-72-3650(電話受付9時~21時)
15時~20時
500円
訪問:2021年11月

湯檜曽温泉 風木立の川辺 紫明館 温泉分析

電電の湯 単純温泉 43.1℃ pH=8.3 成分総計=0.40g Na=69.5mg K=3.8 Mg=0.3 Ca=39.0 F=0.6 Cl=98.6 SO4=87.9 HCO3=29.9 CO3=0.2 H2SiO3=60.9 HBO2=3.9 CO2=0.2 (H21.11.9) ※温泉利用状況=泉温が低いので年間加温しています・塩素系薬剤の使用あり