いつ頃からかわかりませんが(2019年頃?)ホテルポニー温泉の浴室は撮影禁止となっているようです。使用画像はそれ以前に撮影したものです。
以前に立ち寄り入浴していたポニー温泉に今回は宿泊してみました。青森での宿泊最終日、翌日は新幹線のJR七戸十和田駅から帰るので立地的にココに決めた次第です。一泊朝食付きの予約でしたので夕方18時頃にチェックイン。
部屋は和室でなくセミダブルを2人利用なので狭いのは承知してましたが、部屋風呂に温泉を引き湯していると言うのでこのプランにて予約しました。ですが、、、実際にこの目で見てみると溢れ出しのできないユニットバスでテンションダウン。せっかくの温泉引き湯というのにも関わらず、それを目当てに予約したにも関わらず、一度も利用せずにそのままチェックアウトとなりました。というよりも館内の他の浴場で満足してしまったと言うのもあります。
ポニー温泉には、男女別公衆浴場(宿泊客は料金内で入浴可)・男女別露天風呂(宿泊客は料金内で入浴可)・家族湯(別料金)の三か所浴場があり、そのうち静かにのんびり浸かれるのが「露天風呂」です。
露天風呂と言っても体を洗える内湯もしっかりとあります。内湯は4-5サイズの正方形、石板張りの湯船。岩石湯口から非加熱源泉と思われる湯が浴槽へ少量投入。源泉は40℃そこそこなので加熱源泉がたっぷりと出てくる蛇口があり、好みにより自由投入可能なのが良いです。湯は無色透明、ほぼ無味無臭。強めのニュルつる浴感が特徴でこれは心地が良いです。投入湯量の全てがそのまま浴槽縁から溢れ出している掛け流し。
露天風呂は周囲を目隠しにて囲われている造り。ゆったり8人サイズの一部屋根がけされている露天岩風呂といった印象。冬季で外気温が低いにも関わらず、夕方夜間深夜のどの時間帯に行っても適温~熱めに調整されているのには関心しました。塩ビホースが浴槽底に伸びており、ホースには穴が開けられていてそこから加熱源泉が常時にわたり浴槽注入されて適温を保っている仕組みでした。内湯同様にこちら露天風呂もザーザーと掛け流しです。
ポニー温泉のもうひとつの浴場公衆浴場には終了間際にザブンと浸かり地元の方々とあれこれ雑談。後はほとんど宿泊者用露天風呂で湯浴みとなりました。別料金の家族湯は利用していません。立地良し、お湯良し、使い勝手良しでココは宿泊再訪を誓ったお宿です。
(三昧・2013年1月宿泊)
十和田の繁華街のほど近く、102号線沿いに面した公衆浴場&宿泊施設のホテルポニー温泉です。過去2回の立ち寄り訪問で湯の良さは知っていたので、今回は「宿泊施設はどんなだろう?」の興味で泊まってみました。ポニー温泉は大手の予約サイトでさまざまなプランを売り出し、集客にかなり積極的な印象です。
部屋のタイプは和室、洋室いろいろあるようで、今回我家が利用したのはセミダブルのビジネスルーム(朝食付き)でした。本当はツインが良かったのですが、一室しかないようで予約が取れませんでした。宿泊棟は浴場棟とは異なる道路に面した新しい建物です。入口を入るとフロントがあり、横には食堂、そして目の前のフリースペースには電子レンジなどが置かれていました。
通された部屋は清潔感溢れるビジネスホテルそのものです。手狭な部屋にセミダブルベッドと、テレビ、テーブルなどが置かれ、本当に寝るだけといった感じです。これで夫婦二人はキツイなーという印象ですが、寝心地の良い枕が置かれていたので気がつけば朝まで爆睡してしまいました。
部屋にはユニットバスがあり、蛇口をひねるとヌルヌルとしたポニー温泉の湯が出てきます。が、なにしろ掛け流しのできないタイプのバスタブなので、ここでの入浴は控えました。部屋には冷蔵庫、アメニティも充実、空調管理も良くまったく不自由しません。
宿泊客は当然ながら二箇所ある浴場も入り放題です。ただ、宿泊棟から浴場まで距離があり、長ーーい廊下を歩くのが少し面倒かな。
今回も利用客の少ない露天風呂を利用させていただきました。湯の良さは相変わらずで、香ばしい温泉臭漂うヌルツルとした滑らかな肌触りがとても心地よいです。この寒い時期、露天風呂の温度管理が心配でしたが、浴槽内の黒い温泉管に数箇所穴が開けられ、常に一定量の加温湯がまんべんなく浴槽内に供給される仕組みで、いつでも満足の行く湯温が保たれていました。また、露天風呂併設の内湯は苦手な電気風呂仕様だったのですが、朝9時から夕方5時までの間だけ通電するようになっていました。
今回、宿泊棟から浴場へ行く途中の通路沿いに「家族湯」なるものを発見したのですが、利用には宿泊客も1000円(だったかな?)かかるそうです。
朝食はフロント横の食堂でいただきます。バイキングタイプで種類も豊富です。普段はどういう料理が並ぶのかわかりませんが、訪問時は「イクラ入りなます」や「伊達巻」など、お正月らしい料理が揃っていました。
今回初めて宿泊利用したホテルポニー温泉ですが、車利用であれば奥入瀬を観光するにも夜に繁華街をウロつくにも丁度良い場所にあり、利用価値は高いと思いました。
(まぐぞー・2013年1月宿泊)
▼宿泊はコチラから入ります
▼館内
▼館内
▼ホテルポニー温泉 宿泊した部屋
▼これを二人ではキツイ
▼必要なものは揃っています
▼シャワー・洗面台も温泉でした
ホテルポニー温泉露天風呂
▼露天風呂入口
▼男性露天風呂併設の内湯
▼男性露天風呂
▼浴槽から
▼加熱源泉が自由投入できます
▼女性脱衣所
▼女性露天風呂(手前)
▼女性露天風呂(奥)
▼浴槽から
▼浴槽内の黒い管から加熱源泉を投入
▼ポニー温泉の中庭にコテージのような建物が並んでいます
▼現在は使われていないのかな?
ホテルポニー温泉 朝食(お正月)
ホテルポニー温泉 データ
青森県十和田市三本木佐井幅167-8
→Googleマップでみる
0176-23-4836
宿泊しました:セミダブル(朝食つき)1人4990円利用
5時~22時(露天風呂5時~16時)
公衆浴場350円→370円→(2021年12月1日より)390円
露天風呂500円→520円→(2021年12月1日より)800円
2021年4月15日より露天風呂の日帰り入浴は女性のみ可(2021年12月1日より男性受付再開予定)
訪問:2013年1月(泊)
ホテルポニー温泉 温泉分析
十和田ポニー温泉 アルカリ性単純温泉 40.2℃ pH=8.8 360L/min(動力) 溶存物質計=(読み取れず不明) Na=119.1mg(97,92mv%) K=3.4 Ca=0.4 F=0.8 Cl=116.2(65.21) Br=0.4 SO4=9.2 HPO4=1.6 HCO3=34.8 CO3=27.6(これ以外の詳細掲示見当たらず)(H21.9.28)
以前の分析
十和田ポニー温泉 単純温泉 42℃ pH=8.7 400L/min K=2.4mg Na=97.6(98.28mv%) Fe2=0.2 Cl=91.88(59.42) F=0.6 SO4=16.8 HCO3=81.8(30.78) H2SiO3=90.6 HBO2=3.8 (S52.8.26)