がまの湯温泉 いいで旅館は2021年5月頃から休業中です。
今までに2回ほど玄関前まで来てはいましたが、駐車場満車だったり利用客で混雑していたりで全て撤収してました。今回、ようやく訪問の機会に恵まれました。大晦日の午後、内湯浴室には常時5-6人の利用客が湯浴みしています。青タイル造りの内湯は10人ほどの広さがあります。浴槽を満たしているお湯は無色透明のものです。内湯の透明湯は一体どういうことでしょうか??非温泉なのか?除鉄?濾過に濾過を重ねた結果なのかな。詳しくは分からずのまま。
露天風呂のお湯は茶褐色に濁りを生じています。4人程が寝湯できる造りになっている露天風呂で浅目な設計です。湯口のガマ蛙から湯が浴槽投入されます。金気臭味する湯で湯船縁より投入湯量ほどの溢れ出しが確認できました。
(三昧・2015年12月)
以前から訪問の機会を伺っていた、「どぶろく」で有名な温泉旅館です。日帰りに宿泊にと大変人気のあるお宿のようで、訪問時もたくさんの人で賑わっていました。
館内には男女別に内湯と露天風呂があります。脱衣所を抜けると先ずは内湯ですが、10人サイズ浴槽に無色透明湯が満たされています。既に多くの人が浸かった後のようで湯なまりによる、うっすらとした白濁を帯びたもので、これは真湯かな?と思いました。公式ホームページを見ると通常は、やや茶系の濁りがある温泉を使用しているようですね。
続く露天風呂は7~8人サイズの浴槽です。男性側は寝湯仕様だったようですが、こちらは普通浴です。明るい黄土濁りの湯が湯口より投入され、浴槽からサラサラと溢れ出ているのが見えます。鉄と重曹の香りが明瞭で、ややぬるめ寄りの適温湯は浴感もあり、循環・塩素・加温の冷鉱泉とは思えぬ良い印象を持ちました。通常は内湯にも回していた湯を、この日はたまたま露天風呂のみに集中投入させていたのでしょうか?また「やまがた日帰り温泉パスポート」に載っていた女性用の丸い檜風呂は見当たらず、内湯の無色透明湯といい、意外に良かった露天風呂の湯といい、謎の多い初訪問となりました。
(まぐぞー・2015年12月)
▼外観
▼男性内湯
▼内湯 湯口
▼男性露天風呂
▼露天風呂
▼露天風呂湯口
がまの湯温泉 いいで旅館 データ
山形県西置賜郡飯豊町
7時~20時30分
火曜休み
400円
訪問:2015年12月
がまの湯温泉 いいで旅館 温泉分析
椿源泉 単純冷鉱泉 20.1℃ pH=7.0 溶存物質計=144.4mg Na=11.5mg K=1.9 Mg=2.1 Ca=4.4 Mn=0.3 Fe2=2.6 Cl=5.5 Br=0.4 SO4=3.9 HCO3=53.5 H2SiO3=58.2 HBO2=0.1 H2S=1.1 (H22.3.2) ※温泉利用状況=加温あり、循環濾過あり、塩素系薬剤の使用あり