琵琶の沢温泉 ペンション東赤倉(閉館)


▲女性浴室

琵琶の沢温泉ペンション東赤倉は閉館しました。

国道沿いにある温泉ペンションです。宿泊はもちろん、立ち寄りも積極的のようです。毎日のお風呂に、公衆浴場的な感覚で近所の方が利用されていました。暗くなっての訪問だったので、お宿の建物の感じなどはどんなのかは不明。受付にはお宿の娘さんと犬のブンタが番台役です。

お風呂は男女別内湯と混浴露天風呂があります。内湯は5-6人が入れる長方形型の木造り浴槽です。露天風呂へは内湯から扉ひとつで移動可能。掲示の案内によると2源泉を浴槽へ投入して温度調整しているとの事。水道蛇口より第1源泉の29℃、竹筒湯口より51.4℃の源泉が浴槽へ注がれています。合計40L/minほどの利用です。温い第1源泉はタマゴ臭香る美味しい湯。浴槽湯は無色透明、ほぼ無味無臭。弱いつるすべ感もあり、なんといっても充分な大量掛け流しのオーバーフローが気持ち良いです。新鮮湯がたっぷりと満喫できて気に入りました。露天風呂は大小の岩を用いた岩風呂。熱い44℃と適温の40℃の浴槽があったが、内湯の湯が気に入ってしまって、ほぼ見学のみ状態。昼間の明るい時に再訪してみたいと思った。
(三昧・2005年9月)


国道47号線沿い、鳴子の中山平から新庄方面へ向う途中に看板を見つけ立寄ってみました。ペンションと名が付いていますが、変に洋風ではなく、どちらかとういと気取りのない民宿風。御近所さんも気軽に立寄り入浴していました。玄関をくぐると御宿の女の子と犬のブンタがお出迎え。女の子は実に慣れた様子でテキパキと接客をこなしています。

さて浴室ですが、女性側には6~7人サイズの木造内湯と3人サイズの石造り露天風呂とがあり、その先に混浴露天風呂があります。まずは木造内湯ですが、熱い湯と、ぬるい湯が浴槽に注ぎ込まれ、浴槽内で適温となっていました。とてもツルツルとした浴感の気持ち良い湯です。夜の訪問だったので湯の色がいまいちわからなかったのですが、何かほんのり色付きにも見えるし、無色透明にも見えます??注ぎ込まれる2本の湯のうち、ぬるい方は「タマゴ水」的美味しいもの。備品は石鹸。続く露天風呂は屋外仕様なのか湯は熱め。長湯は厳しい温度です。ほんのり甘い石膏風の臭い漂うものでした。更に奥の混浴露天風呂は先客の殿方がいたのでパス。それにしても残念なのが訪問時が夜だった事。こんなに良い湯であれば、是非とも昼間に訪問してみたかったなぁー。明るいうちであればお湯の様子をもっと目で楽しめるじゃないですか。
(まぐぞー・2005年9月)

▼番頭のブンタくん

▼サトちゃんもいました

▼男性内湯

▼湯口

琵琶の沢温泉ペンション東赤倉は閉館しました。

琵琶の沢温泉ペンション東赤倉 簡易データ

山形県最上郡最上町大字富澤2186-8
4月1日~11月30日/8時~21時
12月1日~3月31日/8時~20時
350円
訪問:2005年9月

琵琶の沢温泉ペンション東赤倉 温泉分析概要

最上観光株式会社第2源泉 アルカリ性単純温泉(Na-SO4) 51.4℃ pH=8.9 蒸発残留物=399.3mg Na=116.7mg(9170mv%) K=1.4 Ca=8.5 F=2.4 Cl=23.8(12.05) Br=0.3 OH=0.1 SO4=174.9(65.46) HCO3=60.2(17.81) CO3=3.6 H2SiO3=44.0 HBO2=1.0 CO2=0.1 (H8.6.10) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし