小野川温泉 ホールサムイン小野川(営業終了→ルシオーレ小野川へ)

ホールサムイン小野川としての営業を終了し、経営が変わりルシオーレ小野川となりました。この記事の情報はホールサムイン当時のものです。

ホタルの里という別名を持つ小野川温泉。ホールサムイン小野川は100%源泉そのまんまというので立ち寄ってみた。お宿は健康保険保養所ですが、要は公共の宿で誰でも利用可能?

お風呂は男女別の内湯が一つずつあるもの。浴室は採光よく明るくて気持ちがいいです。浴槽は三角形と四角形の間の子みたいな変わった形をしています。25人は浸かる事ができる広さのものです。無色透明、明瞭な塩味でほぼ無臭の湯で44℃はある。湯口では焦げたようなタマゴ臭がします。源泉投入量が少ないのは高温のため仕方がないのがつらいとこ。また、源泉をお宿まで引いてきても70℃もあるので熱交換機を通して源泉を利用しているらしいです。

脱衣所掲示の貼紙によると「レジオネラ菌属の殺菌の為に一時的に循環殺菌しています」とあった。なにやら清掃直後の1-2時間は循環して殺菌をしているみたいだ。
(三昧・2004年11月)


小野川温泉はタマゴ臭の湯が心地良いのですが、いかんせん温度が高い。そんなワケで、共同浴場をはじめとする多くの浴槽が加水利用となってしまいます。そんな中で熱交換機利用で適温にしているという施設があったので立ち寄ってみる事にしました。大人気の「うめや」にも心ひかれたのですが、ちょっと違った所に挑戦してみようと思った次第です。

訪問したホールサムイン小野川は公共の施設らしく、風情等々とは無縁のカチッとした造り。温泉街のメイン通りから少しばかり離れている為、あたりは閑散としています。館内もシーンと静まり返り、他にお客さんの姿はありません。早速男女別の浴室へ向います。大型旅館の大浴場といった造りの浴室には、20人は入られそうな台形(ほぼ三角形に近い)石造り浴槽がひとつ。そこにやや熱めの無色透明湯が注ぎ込まれています。湯口でタマゴ臭の漂う湯は、キシキシする浴感。基本的には加水なし(熱交換機利用)の掛け流し利用。清掃直後は殺菌の為、一時的に循環するとの事。この循環もなければ、また少し違った浴感になったかもしれません。浴室の中にはジャグシー?風のひとり用寝湯3槽と17時~20時のみ利用可のサウナも有り。使い勝手のよいシヤワー、シャンプー、ボディソープ、ドライヤーもありました。
(まぐぞー・2004年11月)

▼外観

▼掲示

▼受付

▼男性浴室

▼浴槽

▼女性浴室

▼湯口

▼浴槽から

▼寝湯槽

ホールサムイン小野川としての営業を終了し、経営が変わりルシオーレ小野川となりました。この記事の情報はホールサムイン当時のものです。

小野川温泉 ホールサムイン小野川 簡易データ

山形県米沢市小野川町2650-2
8時~20時(月・水曜日は午後より営業)
400円
訪問:2004年11月

小野川温泉 ホールサムイン小野川 温泉分析概要

協組4号源泉 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(硫化水素型) 80.3℃ pH=6.9 約1200L/min(掘削60m) 溶存物質計=5768mg Li=4.3mg Na=1412 K=123.2 Mg=4.3 Ca=547.2 Mn=0.3 F=2.8 Cl=3199 Br=8.7 I=0.4 HS=1.7 SO4=78.3 HCO3=115.3 CO2=24.4 H2S=2.5 H2SiO3=241.7 HBO2=28.7 HAsO2=0.2 (H15.10.20)