米沢金池温泉 巽(閉館)

▲飲泉場湯口

米沢金池温泉 巽は閉館しました。

米沢市内にある日帰り温泉施設です。なかなか良いとの事なので立寄ってみました。男女別に内湯・サウナ・サウナ用の水風呂があります。お目当ては温泉利用の内湯のみ。3×5mのつるつる石?造りの浴槽です。浴槽の縁のみが木造りになっています。

肝心なお湯は、やや黄色がかった透明、金気臭に土類臭がするものです。湯口からは冷たくさえ感じる加熱されていない源泉が、そのまんまで浴槽へ40L/minほど投入されています。弱タマゴ味、新鮮な金気味で美味しい。浴槽内に熱めの湯が注入されているので、これで温度調整しているようです。浴槽温度が41℃の適温で心地よく感じます。若干、とろ~りとした浴感もあり。オーバーフローは少量のみであった。待合所に飲泉所もあり、飲泉可能。当然、飲用許可も受けている。
(三昧・2006年3月)


立派な日帰り温泉センター。ここ数年に建てられたのか、館内はどこも綺麗。男女別浴室には20人弱入られそうな大きな長方形メイン浴槽、そしてサウナ+水風呂といった具合。当然のように使い勝手のいいカランが並び、シャンプー、ボディソープ、ドライヤーも揃っています。浴室全体が落ち着いたトーンで好印象。

さてお湯ですが、元々の源泉は冷たく、浴槽内で循環しつつの加熱のようです。と同時に、非加熱源泉が注ぎ込まれ、浴槽内で上手いブレンド。なんとも心地よい湯温に保たれています。源泉投入分と思われる溢れ出しも常にあり、人が入ると更に「ザバーっ」、なかなか良い半循環です。ほんのり色付きのある湯は湯面より金気臭がプンプン。また、土類系の温泉臭もチラリと顔を覗かせ楽しい。それにしても、これだけの施設が300円だなんて、家の近所じゃ考えられません。
(まぐぞー・2006年3月)

▼外観

▼休憩スペースの飲泉場

▼男性浴室

▼湯口

米沢金池温泉 巽は閉館しました。

米沢金池温泉 巽 データ

山形県米沢市金池6丁目1-1
6時~23時
300円
訪問:2006年3月

米沢金池温泉 巽 温泉分析

巽源泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 28.2℃ pH=8.2 蒸発残留物=2043mg Li=0.5mg Na=568.5 K=8.8 Mg=1.0 Ca=208.6 Al=0.5 Mn=0.1 Fe2=0.3 F=5.2 Cl=846.4 Br=1.1 I=0.2 SO4=349.4 HCO3=35.6 CO3=0.4 CO2=0.4 H2SiO3=19.4 HBO2=7.0 (H11.8.13) ※加水なし・加温あり・循環ろ過あり・塩素剤使用あり