赤倉温泉 いづみ荘(宿泊)

赤倉に宿泊するのは今回が初めてとなる。お宿は「いづみ荘」で評判が良さそうだったので公式ホームページにて予約する。地上二階、地下一階の造りで玄関は一階にある。家族経営の宿で女将さんと息子さんがメインで切り盛りしている。案内されたのは二階の「梅の間」、8帖和室で備品も揃っていて特に不自由は感じない。

浴室は地階にあり男女別に別れた内湯がそれぞれに一つある。通気良い室内、ゆったり浸かって3人サイズのタイル張り長方形の湯船がある。御影石湯口より約8L/minほどの湯を投入している。浴槽内にて体感43.5℃、掛け湯で慣らしてから湯に浸かった。湯船角より投入湯量すべてをオーバーフローさせており、見るも掛け流しと判断できる。無色透明、弱芒硝薬臭のする湯。湯口周辺には白色析出物が堆積していて見事な状態となっている。とても気に入り、翌朝のチェックアウトまで昼夜問わず幾度となく浸かりこんでしまう。

夕食は一階広間でいただいた。煮物・焼き物・揚げ物・お造り、地のものを用いた小付け料理がおいしくとても満足できる内容の食事でした。今回のプランでも充分ボリューム感があり、さらにボリュームアップのプランもあった様子。なので最後の飯ものは満腹で、やっと完食させていただいた。朝食も十分な内容で朝からお腹いっぱいです。食事はとても美味しく、板長でもある息子さんはどこかで修行してきたのかも知れません。季節を変えてリピーターになりそうな気がします。
(三昧・2017年1月)


立ち寄りでは来たことのある赤倉温泉ですが、宿泊は今回が初めてです。赤倉温泉は小国川に沿って数軒のお宿や店が並ぶ静かな温泉地で、周囲は田畑に囲まれたとてものどかな地でもあります。

お世話になった「いづみ荘」は、こぢんまりとした家族経営のお宿で、チェックイン時間に訪問すると、女将、ご主人、若旦那の三人が外まで出迎えてくださいました。館内は横に長くスッキリとした印象で、派手さはないものの清潔感があります。所々に女将の手作りと思われる手芸品が飾られホノボノ感も漂います。

通された部屋は八畳の和室で、こちらもスッキリとした印象。必要なものはだいたい揃い不自由はありません。トイレと洗面所は共同です。建物自体は年数が経ってそうですが部屋は改装されたようで、壁紙などが新しく綺麗でした。窓の外は田畑が広がりとても静かです。

食事は朝夕ともに一階の広間でいただきました。驚いたのが並ぶ料理の数々です。どれも丁寧に作られ、美味しくいただけました。料理に関しては、まったく事前情報を調べていなかったので「本当にこの料金でいいの?」と、より一層の嬉しさがありました。

お楽しみの温泉は地下にあります。地下といっても真っ暗な地中ではなく、建物の立地上、窓からはごく普通に外の景色を眺める事ができます。浴室は男女別に内湯がひとつづつ。女性浴室には3~4人サイズの長方形浴槽がひとつあり、真っ白な析出物がゴテゴテと付着した湯口より、無色透明熱めの湯が静かに投入され掛け流されています。浴槽サイズに対して投入量は比較的多めで、体を沈めるとドワーッと溢れ出す贅沢ぶり。私好みの心地よい芒哨臭漂う湯はピリピリとした熱湯で、常に最高の鮮度良好湯を楽しむことができました。

丁寧に作られた美味しい料理、鮮度のいいお湯、静かな環境、そして感じのいい女将さんや若旦那、はじめて訪問した「いづみ荘」ですが、とても気に入りました。また是非再訪したいとこです。
(まぐぞー・2017年1月)

▼館内

▼スッキリとした館内です

▼清潔感あります

▼宿泊した部屋

▼お茶請け

▼窓からの眺め

▼食事はコチラで

▼夕食

▼朝食

▼男性浴室

▼別の角度から

▼湯口

▼溢れ出し

▼女性浴室

▼別の角度から

▼湯口

▼窓からの眺め

赤倉温泉 いづみ荘 データ

山形県最上郡最上町大字富澤1005-7
0233-45-2403
宿泊しました:8000円+税+暖房費部屋500円
立ち寄り時間要問合せ
500円
訪問:2017年1月(泊)

赤倉温泉 いづみ荘 温泉分析

大場源泉・大場2号源泉 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 泉温=デジカメ画像の数値読み取り不明 pH=8.1 溶存物質計=1032mg Li=0.2mg Na=152.5(46.59mv%) K=8.4 Mg=0.2 Ca=147.1(51.58) F=2.5 Cl=52.5(10.42) SO4=563.6(82.55) HCO3=53.3 H2SiO3=49.5 HBO2=2.0 CO2=0.4 (H21.7.11) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし