宿泊したクルシュンル温泉には公衆浴場も存在していました。せっかくなので部屋風呂だけではなんですので出かけてみます。チェックイン当日はちょうど日曜日でリゾート内の各施設は休日を楽しむお客さんで賑わいを見せています。訪れた公衆浴場も御多分に漏れず家族連れでたいへん賑わっていました。
公衆浴場内の施設としては温泉プールの他に家族湯として貸切利用できるジャグジー浴室、それとサウナ浴室の3種類があります。それぞれで料金が異なり、利用浴室ごとに支払いが必要です。自分は一番リーズナブルな温泉プールを利用してみました。
まずは受付して、ロッカーの鍵を受け取ります。温泉プールと家族湯は同じ入口で、サウナだけは別の入り口になっています。目指す温泉プールへの廊下の両サイドには家族湯が10室ほど配置されていました。扉が開いていたのでしっかりと見学だけはさせていただきました。
そのまま進むと温泉プールのロッカー室で、着替えをする更衣室とシャワー室、トイレなどがありました。水着に着替えて温泉プールへと向かいます。履いているサンダルを消毒液を溜めている消毒槽にピチャピチャ浸しつつ進みます。
広い浴室内には目測15mほどの温泉プール浴槽がありました。プールといっても大理石とタイルを使用した浴槽の豪華版といった造りです。水深は最も深い所で1m60cmほどあるので皆さん普通に泳いでいます。大混雑の中、子供のみならず大人までも大騒ぎで飛び込んだりもしています。ブルサやエイナル温泉でもこんな状態の温泉プールは見たことなく、日本では異常事態になりますが、ここでは休日になるといつもこのような状態のようです。翌日の月曜午前は様子が一変し誰も居なくて、貸切状態でのんびり入浴することができました。
お湯はごく僅かに微白濁りのほぼ無色透明、湯温は体感で約40-41℃ほど、デジタル表示の温度計も掲げられていました。部屋風呂では感知できた焦げタマゴの残骸臭?は、温泉プールではほとんど感じられません。ハッキリ言って利用形態がどう見てもプールに加えて水着入浴なので、温泉には浸かっているとはいえ気分が今一つ盛り上がりません。ですが湯上がり後は火照りと適度な疲労感が襲ってきてやはり温泉なんだなぁと実感させられました。大混雑の日曜日午後は湯の劣化が激しく、平日の午前中は別の温泉かと思えるほど鮮度良好でした。
クルシュンル温泉に来たら是非とも宿泊して、部屋風呂を楽しんでください。公衆浴場利用なら平日の午前中に訪問しましょう。間違っても日曜の午後はやめておきましょう。
(三昧・2019年10月)
▼クルシュンル温泉公衆浴場外観
▼トルコの英雄アタチュルクです
▼公衆浴場受付
▼料金表
▼館内
▼家族湯が並びます
▼家族湯
▼ロッカールーム(若干の雑多感)
▼着替えスペース(一番左はマッサージ用)
▼消毒エリアを進んで温泉プールへ
▼男性浴室というか温泉プール
▼別の角度から
▼浴槽(日曜日は大混雑します)
▼湯口
▼プールにしては熱めです
▼飛び込み禁止・お静かに(誰も言うこと聞かない)
▼トルコ仕様の時計(欲しい)
▼リゾートの駐車場近くにある源泉井
▼宿泊したコテージでも部屋風呂温泉が楽しめました
(サリフリ)クルシュンル温泉(Kursunlu Kaplicalari) 公衆浴場 データ
トルコ・マニサ県サリフリ
→Googleマップでみる
一番リーズナブルな温泉プールの場合
宿泊者は午前中(8-12)無料・その他の時間は7トルコリラ
立ち寄り入浴のみ9トルコリラ
訪問:2019年10月13日・14日・15日(泊)