トルコ

トルコの温泉|ハブザ|Tugra Hotel(宿泊)

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トルコ国内には温泉が多数点在しています。今回訪問したハヴザにも例外なく温泉があります。ハヴザ温泉という場所はちょっとした温泉街を形成しておりました。ですが日本のバブル期に流行った温泉場のように廃休業したような宿がいくつかあり、少し寂れた雰囲気が漂っていました。もしかするとオフシーズン(11月下旬)だから営業していなかっただけかもしれません。

国道沿いのオトガル(バスターミナル)まで中長距離バスで来てそこから温泉街へはタクシーで5-6分・15TLで到着しました。宿はGoogleで事前に目星をつけていたTugra Hotelで、タクシーで到着するなりホテルの方が出てきて、予約もないのにバックパックを運んでくださいました。

「空室はある?部屋をみたい」と伝え見せてもらいます。宿泊料金は二食付き190TL(二名合わせた料金)、地下にある男女別温泉浴場は料金内で入り放題、家族湯は別料金だそう。見せてもらった部屋が清潔でベランダからの眺めも良く、街の温泉浴場真ん前という立地も気に入り即決しました。とりあえず2泊お願いして、街が気に入り追加2泊で合計4泊、その後に別の温泉地に数日滞在して再び戻り4泊、合計8泊しました。

今回は二食付きで宿泊しましたがこれで正解でした。ホテルの隣にあるレストランは高いので敬遠、シーズンオフだからか近所に営業しているロカンタらしきものは皆無です。15-20分も歩けばありましたが、面倒なので食事付きが便利です。夕食はトルコの家庭料理といった感じで、飽きの来ない内容と味付けで毎晩おいしく頂くことができました。朝食は毎日同じになりますが、パン・たまご・チーズなど簡素です。希望があれば館内レストランでランチも手ごろな値段でいただけます。それとトルコの濃いチャイが無料で自由に飲める嬉しいサービスがありました。

エレベーターはレセプションとレストランが0階、温泉浴場は-1(地下)になります。男女別温泉浴場は8時半から23時まで宿泊者なら自由に利用できます。別料金(25TL/1H)ですが家族湯もあります。浴場専属の係りの方がいらっしゃっていろいろ世話をしていただけます。宿泊客なら腰巻も湯上りタオルも無料で貸して頂けました。

男女別浴室の男性浴場にはトルコの浴室ではお馴染みのお鉢備え付けの洗い場が二か所、メインである石造り浴槽があります。地下なので窓もない造りの室内、熱気がモウモウとしており長時間居座るのは危険なようで、係りの方が頻繁に入浴客の様子を確認に来ていました。

湯舟は4-5人サイズのコンパクトな造りです。塩ビ管に湯華除去と思われるネットが掛けてある湯口がありますが、入浴のたびにお湯は止まっていたり、時には出ていたりで安定していません。結果、中途半端な湯量で溢れ出しのない溜め湯状態になっています。湯温は入浴のたびに異なっていて、係りの方の匙加減で投入湯の調整をしているようでした。確かに湯口温度は熱めの約47℃前後はありそうなので、常時バンバン入れ続けていると湯温も熱くなってしまいます。だからといって湯に劣化が生じているという訳でもありません。お湯は無色透明、ほとんど無味無臭です。湯浴みのたびに肌がガビガビするという事もなく、ポカポカして肌の保湿効果もあります。ほぼ特徴のない無いお湯ですが、なぜか満足するのが不思議です。

宿泊したTugra Hotelには男女浴室以外にもジャグジー家族湯がありました。但し、こちらは宿泊客であっても別料金で有料となります。これが宿泊客無料だったら満足度はさらに上がったのでしょうけど仕方ありません。利用するには事前にレセプションに言っておきましょう。なぜなら、利用客ごとに湯の入れ替えするので突然言っても浴槽内の湯は空っぽです。少なくとも利用する時間の一時間前には申し出たほうがいいです。

室内は2人用の脱衣所、扉向こうには浴室があります。ジャグジー風呂ということでしたが、浴槽内のサイド方向から噴射水流が出て来るジェットバスでした。浴槽はFRP製のもので水深が浅い、というか寝そべって浸かるタイプとなっています。湯舟脇にはジェットバスの作動スイッチがあるので押してみたら、確かに水流が発生しますが特別なんてことはありません。それよりも男女別浴場の湯とは比べ物にならないくらいにお湯の鮮度が良いので、たっぷりと時間内に湯浴みを楽しみましょう。湯舟脇には蛇口二つがあって、一つは温泉が出てきてもう一つは加水用に水が出ます。お好みの湯温で掛け流しも出来ます。

家族湯は僅かに色づいたように見える透明湯、はっきりとした芒硝薬臭、僅かに焦げ臭がします。温泉目当てならこの家族湯に浸からないとここに来た意味がないでしょう。公衆浴場もローカルな雰囲気が好きですが、お湯だけをみたら家族湯、お勧めできます。

最後に「日本人来ますか?」との問いに一年に一組来るか来ないか、との答え。今年の日本人は我が家が初の客らしかった。
(三昧・2019年11月・12月宿泊)


 

トルコの昭和風情漂う温泉街でお世話になったホテルです。ハブザの街から坂道をグングン上った先に温泉街があり、おそらくその一番上の方に位置しているんじゃないかと思える立地です。車も滅多に通らない道路を挟んだ向かいには源泉井、局地的に賑わう共同浴場、大きなリハビリ施設などが集中する温泉街の中枢ともいえる場所です。

6階建てのこぢんまりとしたホテルで、玄関を入ると昭和レトロを思わせる不思議な懐かしさのあるフロントが印象的です。フロントには物静かで愛想のいい男性スタッフが2~3人ほど交代勤務しています。建物は全体的にやや年季が入っていますが、定期的に修繕しているようで嫌な古さは感じませんでした。日本でいう昔ながらのビジネスホテルといった感じでしょうか。実際、観光のシーズンオフと思われるこの時期は、宿泊客のほとんどがビジネス利用の男性、そして数組の湯治と思われる老夫婦でした。

案内された部屋は日本でいう3階の203号室です。建物同様新しい造りではありませんが、定期的な修繕や清掃管理はしっかりとされ、特に水回りは真っ白ピカピカで気持ちよく利用できる空間でした。通りに面したベランダがあり、十分な広さの客室にはダブルベッドとシングルベッドが一台ずつ、洋服タンス、椅子と小さな丸テーブル、ミニ冷蔵庫、バスタオル、中タオル、石けん、ボディソープ、綿棒、トイレットペーパー、テレビ、ドライヤー、使い捨てスリッパが置かれていました。11月下旬~12月初旬のこの時期は雪もちらつき朝晩は冷えますが、おそらく温泉を利用していると思われる暖房があるので部屋の中は暖かでした。

今回は二食付きで宿泊しましたが、食事に関しては三昧レポをどうぞ。

このホテルは地下に宿泊料金内に含まれる男女別浴室と、別料金の家族湯があり、いずれも温泉利用しています。立ち寄り入浴もできるようですが、周囲にはいくつかの共同浴場があるので、あえてホテル併設の風呂に来る人は少ない印象で、この辺りは日本と一緒だなぁと思いました。

地下に降りると浴場前の受付には湯守さん的存在の男性スタッフがいて、最初に浴室の使い方などの説明をしてくれます。数部屋並んだ家族湯の一番奥が女性用浴室になっていて、まずは脱衣所を入ってすぐ横にある浴用サンダルに履き替えます。そして脱衣し水着(湯あみ着)を着用。

脱衣所から扉を開けると天井が低く明り取り程度の小窓しかない閉鎖的な空間が現れます。ここが浴室ですが、かなり狭い空間に無理やり作った感があります。この浴室、かなりシンプルな造りで、他のトルコの女性湯で出くわす美的にこだわった広々空間に美しい装飾などは一切ありません。これはまさに別府などにありそうなシンプルな公衆浴場といった感じで、私は豪華絢爛な浴室よりもこちらの方が落ち着きます。

浴室には二つのお鉢が置かれたカラン(こちらも温泉利用)があり、まずはここで体と頭を一通り洗ってから入浴するのがトルコでのマナーです。温泉蛇口と水蛇口がありますが、温泉側は熱いので水を同時にお鉢に入れて適温にして使用します。浴室に備品は一切ないので、シャンプーや石けんは持参する形になります。もしなければ、温泉入口の(湯守さんのいる)カウンターで売られています。

そしてカランスペースから階段を上がると10人弱サイズの台形浴槽がひとつあり、無色透明のやや熱め寄り適温湯が満たされていました。湯面からはほんのり温泉臭漂う湯は、湯汚れの一切無い綺麗に澄んだものですが、なぜか湯花キャッチャーが取り付けられた湯口らしき塩ビ管からは湯の投入が感じられません。朝は熱く鮮度の高い硬い湯、昼はやや熱め、夜は適温のこなれた湯という風に変化しているので、夜か早朝のうちに熱い源泉を投入し、あとは自然に冷まして利用、湯の劣化を見て源泉の追加投入をしているのかなぁ?と勝手な想像をしてみました。そしてその後、何度か浴場を利用しているうちに、やはりそのような湯使いだったことが判明しました。また毎朝行くと湯はすっかり鮮度の良いものに入れ替わっているので、湯抜きは清掃は毎日行われているようです。

ここの良い点はほとんど利用者がいないこと。目の前の公衆浴場は激混みでもこちらはほぼ貸し切り状態です。今回はオフシーズンの訪問だったのでこうだったのかもしれませんが。

別料金で利用できる家族湯は熱めの源泉を掛け流して利用でき、スイッチオンでジェットバスも稼働できます。このシバス温泉でお湯の鮮度を求めるなら家族湯一択です。鮮度重視の訪問ならケチらず利用しましょう。浴槽に掛け流される無色透明の湯からは共同浴場では味わえない、湯面から湧きたつようなクスリ臭(薬剤ではなく、温泉成分からくる香り)が楽しめます。なにより鮮度感がまったく違います。このタイプのデリケートな湯は、このような家族湯で味わうのが理想的だと思います。
(まぐぞー・2019年11月・12月宿泊)

▼静かな温泉街の坂の途中にあります

▼6階建てのホテルです

▼フロント

▼フロントまわり

▼チェックイン時にチャイをいただきました

▼宿泊した部屋

▼使い勝手のいい洗面所

▼温泉浴室を利用したのでシャワーは一度も使わず

▼備品は新しいものをすぐ交換してくれます

▼水も毎日いただけます

▼椅子とテーブルの置かれたべランタがあります

▼目の前は街の共同浴場(温泉)です

▼夕暮れのハブザ(アザーンが静かに響きます)

Tugra Hotel 食事

▼食堂(二食付きでお願いしました)

▼夕食は毎日違った料理が出てきました

▼トルコの大衆食堂でお馴染みのメニューです

▼美味しかったです

▼朝食は好きなものを

▼なぜかトルコはポテトが人気

▼にゃんこ達がねだりに来ます

▼ランチもやってます

Tugra Hotel 温泉浴室

▼温泉浴室は地下にあります

▼男性脱衣所

▼トルコ式カランです(ここも温泉)

▼男性浴室

▼男性浴槽

▼浴槽から

▼女性脱衣所(浴室用サンダルもあります)

▼ロッカー

▼女性浴室(階段の上が浴槽)

▼女性浴槽

▼湯口

▼別料金の家族湯(ダントツでお湯がいいのは家族湯です)

▼家族湯浴槽(源泉を自由投入できます)

▼家族湯脱衣所(衣類はフックにかけます)

(ハブザ)Tugra Hotel データ

サムスン県ハブザ
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宿泊しました
一泊二食付きふたり合わせて190トルコリラ
一泊二食付きひとり泊だと100トルコリラ
家族湯1時間25トルコリラ
Wi-Fi安定して使える時と重い時が半々
訪問:2019年11月24日・25日・26日・27日・12月2日・3日・4日・5日(8泊お世話になりました)

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