日光湯元温泉 奥日光小西ホテル

日光白根山の山行後に立ち寄ったお宿。日光湯元温泉の中でも未湯だった小西ホテルです。土曜午後、宿泊客到着前の静かな時間帯の訪問です。栃木県内の加盟する「とちぎにごり湯の会」という冊子を持参すると割引にて立ち寄ることができた。

男女それぞれに内湯と露天風呂を備えている浴室。内湯は広く採られたガラス張り、そこから露天風呂の様子が眺められました。角タイル造り、10人ゆったりサイズの広さがあり、石湯口からは48.4℃の湯を浴槽への少量投入があります。浴槽では41.1℃と温め環境での湯浴みとなりました。薄白色濁り、フルーティーな弱タマゴ臭がする掛け流し湯で万人が温泉気分を感じられるかと思われます。

扉一つで露天風呂へ移動。10数人サイズの屋根なしで開放的な露天岩風呂といった印象。青みがかった白濁湯で、内湯より浸かった感じの満足度は上々。竹筒湯口で49.8℃、浴槽にて42.1℃の湯温。投入湯量は25L/minほどで、贅沢を言えばその倍は欲しいがそれはそれで仕方がない。山行の汗をさっぱりと流せて、日光湯元温泉の湯を充分に満喫でき満足の立ち寄り入浴となりました。
(三昧・2014年9月)


日光白根山登山後の汗流しに立ち寄った、湯元温泉にある赤い壁が目立つ山岳リゾート風のホテルです。立ち寄り時間がよくわからなかったのですが、飛び込みで訪問すると気さくな男性スタッフが快く迎え入れてくださいました。館内は男女別大浴場があり、どちらも内湯+露天風呂の構成となっています。

脱衣所を抜けると先ずは内湯です。石板ばりの落ち着いた雰囲気の浴室には10人サイズのホームベース型浴槽がひとつあります。湯口よりやや熱め源泉をチョロチョロ投入、浴槽内でややグレーがかった灰白濁りとなり、ややぬるめの適温湯が静かに掛け流されています。つるつるした肌触りの湯は「まったり感」があり、湯温もそれほど熱くないのでノンビリ浸かるに丁度いい感じです。日光湯元ならではのタマゴ臭はやや弱い印象です。

続く露天風呂はこぢんまりとした印象の5人サイズ石造りです。やや熱めの源泉を浴槽サイズに対して適量投入、綺麗な乳白色の湯が溢れ、湯面からは内湯よりもハッキリとした明礬タマゴ臭が香ります。久々に湯元の湯に浸かりましたが、相変わらず浴感強く「温泉に浸かったーー」という満足が強く得られました。
(まぐぞー・2014年9月)

▼男性内湯

▼別の角度から

▼内湯湯口

▼湯口の析出物

▼溢れ出し

▼男性露天風呂

▼露天風呂湯口

▼女性内湯

 

▼浴槽

▼内湯湯口

▼女性露天風呂

日光湯元温泉 奥日光小西ホテル データ

栃木県日光市湯元温泉2549-5
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0288-62-2416
7時~10時(受付9時)・13時~21時(受付20時)17時(受付16時30分)
GW・お盆・10月の土曜日15時まで(受付14時30分)
※清掃時間の延長や宿泊状況によっても変動あり訪問前に電話確認が確実です
1000円(貸バスタオル・タオル付は+300円)
訪問:2014年9月

日光湯元温泉 奥日光小西ホテル 温泉分析

奥日光開発(株)1.2.3.4.5.6.7号森林管理署源泉混合泉 含硫黄-カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(硫化水素型) 70.3℃ pH=6.6 272.7L/min(掘削自噴) 溶存物質計= Na=167.6mg(43.59mv%) K=25.3 Ca=181.5(49.46) Mg=5.7 Mn=3.0 Fe2=0.1 F=1.1 Cl=125.0(20.62) HS=11.9 S2O3=1.4 SO4=467.4(50.34) HCO3=285.0(27.28) HAsO2=1.1 H2SiO3=111.8 HBO2=23.0 CO2=115.1 H2S=32.3 (H20.5.19) ※温泉利用状況=加温あり