日帰り温泉施設という位置づけなのでしょうか。自分はどんなんだか一切知らずに訪れてみました。ちょうど暗くなりつつある時分、カーナビとマップル地図でようやく到着、よくある別荘地エリアに建つ日帰り温泉施設というのは、現地到着後に理解しました。
受付後、浴室へ。内湯と露天風呂があり、一般向けに造られています。浴室の右手には内湯浴槽、左手には洗い場エリアがきっちりと分けられています。浴槽は10数人サイズの長方形タイル造り。夜間に訪問のせいか、人気の施設施設なのでしょうか?お湯が見るからにくたびれているのは残念。弱つるスベ浴感、温泉臭あり、湯温は体感41℃。そのまま移動できる露天風呂は、内湯同様のコンディションでした。体感40℃の温めでのんびり浸かるには良いでしょう。内湯・露天ともに掛け流しですが、温泉マニアが好む掛け流しとは異なるような気がします。
(三昧・2014年5月)
以前は旅館を営業、その後日帰り温泉施設となり、さらに2013年秋にリニュアルオープンした施設です。訪問したのが2014年のゴールデンウィークだったので、リニュアルしてからそれほど時間は経っていないという事になります。「こまどめの湯」は、立山黒部アルペンルートの入り口でもある大町温泉の一角にあり、周囲はリゾート分譲地となっています。ここへ来る前に幾つかの温泉施設を偵察したのですが、時期柄かどこも大賑わいで「こまどめの湯も混んでるんだろうなー」と思っていたところ、意外にも空いていました。あまり知れ渡っていないのかな?暗くなっての訪問だったので外観の詳細はわかりませんが、比較的大きな平屋風の施設と感じました。館内は、さすがリニュアルしたてとあって、床や壁などどこも綺麗です。男女別浴室には内湯と露天風呂がそれぞれにありました。
脱衣所を抜けると先ずは内湯ですが、大きく取られた窓に沿って12~3人サイズの長方形浴槽がひとつあります。湯口より無色透明熱めの源泉が投入され、おそらくは掛け流し利用かと思いますが、既に多くの人が浸かったのか、やや「湯なまり」が発生していました。弱いスベ感のある湯は優しい温泉臭がわずかに香るもので、当たり障りの無い無難な湯という印象です。
続く露天風呂は12~3人サイズの岩風呂で、湯温低下を防ぐ発砲スチロールの保温蓋があちこちに無造作に浮いていました。おかげで風情はありませんが、内湯と同じ湯がぬるめ寄りの適温で掛け流され、のんびり浸かるには丁度いい感じでした。欲を言えば内湯・露天風呂共にもう少し湯量を増やして欲しいかな。
(まぐぞー・2014年5月)
心笑館(ここえかん)こまどめの湯 簡易データ
長野県大町市平高瀬入2112-316
0261-85-2615
8時~20時(受付19時)※変動あり
500円
訪問:2014年5月
心笑館(ここえかん)こまどめの湯 温泉分析概要
新第2源泉・平成の湯・元湯1号・高瀬の湯の混合泉 単純温泉 78.0℃ (H17.6.30) ※これ以外の詳細は確認できず ※温泉利用状況=全ての項目において該当無