スキー場が目の前にある環境のお宿。周辺一帯はシーズンオフで閑散期のようです。立ち寄り可否の情報が確実では無かったが、訪れてみると「どうぞどうぞ」と大旦那。
浴槽は内湯のみで二つ、6人サイズと10人サイズのどちらも角タイル張りの造りです。両浴槽の湯口からは湯口温度47℃の湯が共に勢いよく投入されている。およその投入量は55L/minと80L/minほど。それに加えて水道水の常時加水が少量ある。加水の有無や加減はそのときの入浴者にお任せのシステム。浴槽内での吸い込みもあり、正直なところの湯使いは不明。湯は無色透明、ほぼ無味無臭で弱キシキシ感あり。
(三昧・2009年9月)
志賀高原のスキー場真横にある、中規模の観光ホテルです。立寄りを伺うと快く受付けてくださいました。ホテル全体はやや古びた印象があるものの、浴室はとても綺麗に清掃され、外光もよく射しこみ明るい雰囲気です。
女性浴室には大小二つの浴槽があり、それぞれ無色透明の湯が満たされています。まずは5~6人サイズの長方形浴槽ですが、源泉と思われる熱めの投入湯の他に、自由加水用の蛇口もあり、訪問時は細く水が投入されていました。浴槽前面からサラサラと溢れ出しはあるものの吸い込みも?
もうひとつの浴槽は3~4人サイズの四角いもので、湯口より適温湯を投入。ちなみにこの投入湯、熱い源泉に加水したものと思われ、その加水量を自分で調整できます。更に浴槽内からも熱い湯の投入あり。この浴槽、縁からの溢れ出しが一切ないのでもしかしたら浴槽底から排湯しているのかな?とも思いますが湯使いは不明です。
肝心の湯は無色透明で特に味や臭いはありません。地味だけれどクセがなく、草津や万座の上がり湯にいいかもしれません。
(まぐぞー・2009年9月)
▼男性浴室
▼浸かった様子
▼女性浴室
幕岩温泉 志賀の湯ホテル データ
長野県下高井郡山ノ内町志賀高原サンバレー
→Googleマップでみる
0269-34-2431
立寄り時間・料金要問合せ
500円
訪問:2009年9月
幕岩温泉 志賀の湯ホテル 温泉分析
幕岩温泉 単純硫黄泉(硫化水素型)71.2℃ pH=6.4 蒸発残留物=259mg Na=23.3mg K=3.4 Mg=6.5 Ca=20.7 Fe2=0.1 NH4=0.8 F=0.1 Cl=16.3 HS=2.9 SO4=46.8 HCO3=59.2 H2SiO3=73.2 HBO2=10.4 CO2=53.1 H2S=8.3 (H6.12.22)