夫婦で巡った温泉を、ただ、ただ、アップする地味ブログ。

はしご湯別館・温泉棟

長野県

浅間温泉 栄の湯旅館(宿泊)

投稿日:2018年6月21日 更新日:

昭和を感じる温泉宿です。チェックアウトまでの滞在中は掛け流し浴槽のある浴室をいつでも自由に利用できるのと、素泊まりでお安く宿泊できる、のダブルが気に入って宿泊してみました。

当日は16時にチェックイン、地上3階建ての温泉旅館で我が家は3階窓際にご案内いただきました。窓際の約8畳和室、部屋内は必要備品等は全て揃っていると思います。素泊まりだからなのか既に布団は敷かれている状態でした。

浴室は地階にあり男湯と女湯、それに貸切湯の三か所です。貸切湯は空いて入れば脱衣所の内鍵を掛けて利用するシステムです。2畳ほどの小さな空間に一人用のタイル浴槽とシャワーが装備されていました。お湯は完全な無色透明、茶や白のチクチクとした小さな湯華がちらほらと浮き沈みしていました。湯口で48℃、湯温は熱めの46.3℃、利用者による加水は自由です。湯面からは芒硝薬臭を感じ、適量投入のかけ流し。貸切風呂には男女浴場にはないシャワーを完備しているのでこれは便利です。

男湯は脱衣所から一段ほど下段に位置しています。浴室壁の一部分には大谷石を利用、それ以外の部分は大きさと色の異なるタイルで飾られています。タイル張りの筒状湯口より約14L/minを浴槽へ投入。貸切湯同様に湯面からは芒硝臭がプンプンと香っています。こちらも自由加水で湯温調整されるシステムを採用。湯口にて48.4℃、加水前の浴槽湯温は44.3℃。利用者による加水以外は基本的に細工無しの掛け流しです。
(三昧・2017年12月宿泊)


浅間温泉街の中でも特に昔ながらのこぢんまりとした宿が並ぶ路地に面したお宿です。この道筋には地元専用湯小屋も点在し、温泉好きには歩くだけで楽しい所だと思います。今回素泊まりでお世話になった「栄の湯」は、玄関横の東北源泉が目印の、和風建築が目を惹くお宿です。夕方近くに到着すると、物腰が柔らかく品のいい女将さんが出迎えてくださいました。

館内は外観同様に昔ながらの風情ある造りで、正面玄関から奥へと細長い構造となっています。案内された部屋は三階の温泉街に面した八畳の和室で、到着時には既に布団が敷かれていました。清掃の行き届いた部屋は浴衣、タオル、電気ポット、お茶セットなど、必要なものはだいたい揃っています。特に不自由はないのですが、部屋全体がタバコ臭く、エアコンをつけるとますます臭いが強くなり、吸わない私にはちょっと辛い空間でした。部屋には洗面台があり、トイレは部屋の前に共同の和式がありました。洋式トイレは二階に設置されているそうです。

浴室は玄関のある一階から更に階段を下りた先にあります。温泉好きの間で昔から「下にある浴槽はたていて湯が良い」が定説になっていますが、こちらもご多分にもれずでした。

浴室は男女別内湯と貸切風呂があります。まずは貸切風呂に入ってみました。脱衣所は風情ある昔ながらの和風な造りですが、浴室はイマドキのスッキリとしたタイルばりでした。浴室には1人浸かればいっぱいの長方形浴槽がひとつあり、無色透明の熱い源泉が掛け流されています。湯汚れの一切ない綺麗に澄んだ湯は温泉成分から来る爽やかな薬臭がするもので、浴槽サイズにして十分な量の投入があり、人が浸かるとザバーッと豪快な溢れ出し、キリッと熱めが心地よいものになっています。こちらのお宿では男女別浴室にはシャワーがなく、唯一この貸切風呂に一台だけあるのですが、浴槽との距離がとても近く、どんなに気をつかっても多少の泡が混入してしまいます。なのでより鮮度の高い湯を楽しむには、他のお客さんが利用する前の一番湯を狙っての利用がおススメと思います。

お次は女性内湯ですが、石板とタイルをふんだんに利用したレトロでポップなカラフル浴室が印象的です。3人サイズ浴槽がひとつあり、貸切風呂と同じ熱めの無色透明湯が掛け流されています。こちらも浴槽サイズにして投入量が多く、まだ誰も浸かっていない鮮度の高い湯とあってか、かなり尖った印象の熱湯となっていました。しばらく湯もみをするも、それでも湯温は下がらず少しだけ加水させていただきました。こちらも湯汚れの一切無い鮮度抜群の湯で、湯面からは爽やかな温泉臭が香ります。熱湯であまり長湯はできませんが、出たり入ったりを何度も繰り返し楽しませていただきました。

今回初めて宿泊した「栄の湯」ですが、旅情に浸れるレトロな風情と、古い建物ながら部屋も風呂も清掃が行き届き気持ちよく利用できました。そしてなんといっても湯が良いですね。街の中心地のすぐ近くにこういう良泉の温泉街があるという、松本の皆さんがちょっと羨ましくなりました。
(まぐぞー・2017年12月宿泊)

▼玄関横の東北源泉/外観

 

▼受付まわり/インベーダーがテーブルになっていました

 

▼宿泊した部屋/部屋からの眺め

 

▼浴室への階段/浴室入口

 

▼浴室前のレトロな洗面所/季節の植物がさりげなく

 

貸切湯

▼脱衣所/貸切湯

 

▼浸かった様子

▼湯口/洒落た排水口

 

男性浴室

▼脱衣所/分析掲示

 

▼男性浴室

▼浴槽

▼タイル装飾の湯口

 

女性浴室

▼脱衣所

 

▼浴室

▼浴槽/湯口

 

長野県松本市浅間温泉3‐4‐12
0263461031
立ち寄りに関しては未確認
宿泊しました:一泊素泊まり5400円+入湯税150円
訪問:2017年12月(泊)
第2.4号源泉・山田源泉・大下源泉・東北源泉の混合泉 アルカリ性単純温泉(温泉中央分湯場分湯槽にて採水) 50.2℃ pH=8.9 溶存物質計=445.6mg Na=89.7mg(70.49mv%) K=1.7 NH4=0.1 Ca=31.5(28.38) Sr=0.2 F=1.6 Cl=31.8 Br=0.1 HS=0.4 SO4=204.9(73.84) HCO3=24.8 CO3=3.3 H2SiO3=54.6 HBO2=0.7 (H28.4.25) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし

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