大森温泉(閉館)

大森温泉は閉館しました

地図に大森温泉という温泉マークがあり、気になって行ってみた。夜間で暗く、案内看板も目の前に行かないと見当たらなかったのでようやく到達できた。建物に着いても営業しているのかお休みなのかがよく分からなかったが、営業中との事で立ち寄る。以前は宿泊も受け付けていたと思われますが、現在では公衆浴場&日帰り湯治のみでの営業形態。受付で暇そうにご主人が対応していた。

お風呂は男女別の内湯が一つずつあります。少しばかし湯気が充満しており、画像撮影に苦戦しました。2.2×2.2mの正方形浴槽、大小の岩や石を用いた湯口より加熱源泉を20L/minを注ぎ込んでの掛け流し。湯口にてタマゴ臭がふんわりと漂いいい感じ。味は少し薬っぽく粉っぽい。カランの湯は酸化鉄の臭いが目立った。

因みにココの源泉ですがS60.12時点での分析数値とは、泉質を始めかなり源泉に変化が見られる。泉質はナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 46.8℃ pH=8.7 成分総計=1449mgとの事である。周辺での 新規掘削か原因?地下水の混入があるのか?ご主人と話をしなかったが要因は不明。
(三昧・2005年11月)


郡山市内の住宅地にひっそりと佇む温泉施設。表の通りには一応看板があるものの、施設そのものに看板が見あたらず(辺が暗かったのでよく見えなかっただけ?)、オソルオソル中を覗き込むと、受付けに御主人らしき人物が座っておられました。大森温泉は随分と鄙び感のある町中の秘湯といった趣き。

浴室は男女別に内湯があり、7~8人サイズの四角い石造り浴槽がひとつというシンプルなもの。湯口より、やや熱めに加熱された湯が流し込まれ、静かに浴槽から溢れ出ています。暗かったのでいまいち湯の色が確認できなかったのですが、仄かに黄色がかっているように見えます。湯口では、ほんのりタマゴ臭も。湯はやや熱めながら、じんわりと皮膚に染込む感が心地よい。訪問時は夜だった為か他にお客さんは見あたりません。初冬の寒い夜、静かな湯浴みを満喫する事ができました。
(まぐぞー・2005年11月)

▼外観

▼営業時間

▼料金表

▼男性浴室

大森温泉は閉館しました

大森温泉 簡易データ

福島県郡山市安積町
9時~21時
水曜日休み
400円
訪問:2005年11月

大森温泉 温泉分析概要

大森温泉 単純温泉(Na-HCO3) 28℃ pH=7.2 成分総計=303.9 Na=39.8mg K=3.4 Mg=0.3 Ca=0.6 Al=0.6 Mn=0.1 Fe2=0.4 F=0.3 Cl=3.3 HCO3=114.1 H2SiO3=95.1 HBO2=5.3 CO2=40.4 (H7.3.1)