由良温泉 温泉民宿ほり旅館

地魚料理自慢・源泉かけ流しと謳う由良温泉にある旅館です。立ち寄りも可能らしく玄関をくぐりました。訪問時はシーズンオフらしく今日は女湯のみの湯張りだという。よかったら貸切でいい、との事で廊下を奥へ奥へと進んで浴室へgo。

ちょっと湯気っている小さ目空間は家庭的な浴室でいい感じ。タイル貼り浴槽は2-3人サイズの小さめ湯船です。岩湯口より塩ビ管が突き出ておりそこから湯が湯船に約9L/minほど落とされています。湯口にて46.1℃、浴槽で43.5℃の実測湯温。湯はとろんとした感じで湯面はたぷたぷしている。無色透明、弱キシ感に芒硝薬臭がする。謳い文句通り源泉そのままのかけ流し湯がたっぷりと味わえる宿だった。
(三昧・2015年11月)


由良温泉は、温泉街というより、海沿いの住宅地にポツポツと民宿が点在する印象の素朴な温泉地です。イメージ的には、どことなく西伊豆に似ているかな?各お宿は宿泊主体で、あまり日帰り入浴を受けない印象ですが、「ほり旅館」は海岸からは少し離れた住宅地に位置し、立ち寄り入浴も「どうぞ、いらっしゃい」の気さくな温泉旅館でした。

館内には男女別の内湯があり、訪問時は女性側を「貸し切りでどうぞ」との事で、ありがたく使わせていただきました。女性浴室には2人(つめて3人)サイズの長方形浴槽がひとつあり、綺麗に澄んだやや熱めの無色透明湯が掛け流されています。そっと浸かると湯面から香るスッキリとした芒哨薬臭に包まれ、この湯質ならではのトロミがあります。本当はそれほど熱い湯ではないですが、湯温以上にピリっとした熱さを肌に感じる湯で、冷えた体に染み入る心地よいものでした。今回はじめて、お宿のお湯に浸からせていただきましたが、由良温泉なかなか良いです。次はぜひ泊まりで訪問したいとこです。
(まぐぞー・2015年11月)

▼外観

▼貸し切り利用した女性浴室

▼浸かった様子

▼湯口

由良温泉 温泉民宿ほり旅館 簡易データ

山形県鶴岡市由良2‐3‐33
0235-73-3158
立ち寄り時間要問合せ
300円
訪問:2015年11月

由良温泉 温泉民宿ほり旅館 温泉分析概要

香頭源泉 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 58.0℃ pH=8.1 溶存物質計=? Li=0.2mg Na=397.8 K=4.3 Mg=0.4 Ca=219.7 Mn=0.2 Fe2=0.1 F=3.5 Cl=141.6 Br=0.5 I=0.3 SO4=1097 HCO3=25.9 CO3=1.5 NO3=0.3 H2SiO3=? HBO2=? (H20.9.22) ※※温泉利用状況=全ての項目で該当なし