尾瀬檜枝岐温泉 駒の湯

尾瀬檜枝岐温泉 駒の湯 2012年9月

登山後の汗流しに再訪してみました。分析が新たにH20のものに更新されていました。入館直後は空いていましたが、次第に下山者らしきお客さんが立ち寄って賑やかな館内です。

内湯の10人サイズの石板張り浴槽は、4号源泉が半循環で利用されています。8人サイズの露天岩風呂からは山々の眺めが楽しめます。眼下には川が流れ、周辺環境は素晴らしいです。露天については完全循環のようです。

キレイな館内に清潔な浴室、設備も十分揃っていて、快適な日帰り温泉なのは以前と変りありません。また周辺の登山を楽しんだ後に立ち寄りたいと思う施設です。
(三昧・2012年9月)


尾瀬への玄関口となる静かな温泉街「檜枝岐」にある日帰り温泉施設です。外観こそ洒落た造りの燧の湯と比べて少々地味な印象ですが、こちらも雰囲気の良い浴室を持っています。今回は約5年ぶりの訪問となりました。

館内には男女別に内湯と露天風呂があります。まずは内湯ですが、窓が広くとられた明るい浴室に、10数人サイズの長方形浴槽があり、無色透明の湯がサラサラと溢れています。湯口より加水源泉が注がれ、浴槽内にも吐き出し口がある半循環利用。つるスベ浴感で、良い温泉臭も仄かに漂います。塩素表示もありましたが、訪問時はまったく感じられませんでした。加水・循環ながら、なかなか感じの良い湯になっていると思います。

続く露天風呂は6人サイズ。テラスのような所に造られ、目の前には川と樹木が見え眺めがよいです。こちらは循環利用で、内湯のオマケ的印象も受けますが、周囲の緑を眺めながらの静かな湯浴みが楽しめました。
(まぐぞー・2012年9月)

▼男性内湯

▼男性露天風呂

▼露天風呂湯口

▼女性内湯

▼女性露天風呂

尾瀬檜枝岐温泉 駒の湯 2007年10月

公共日帰り温泉施設の一つです。暖かみのあるウッディーな木造りの建物に豪雪対応の三角屋根が特徴です。男女別浴室、内湯に露天風呂があるお決まりのものです。内湯は10人サイズの長方形、石板張りのしっかりとした浴槽です。天井が高く、木組みになっており、さらに湯気抜き良好で快適な浴室です。

肝心なお湯は無色透明、とろみがあるものです。掲示の通り、循環ろ過ですが、湯口からは加水ながらの源泉が浴槽へ注がれています。浴槽が広めなので、この類の浴槽では循環でもしないと浴槽の端っこのお湯は衛生的に良いとは言えない状態なのかも知れません。

内湯続きの露天風呂もあります。ちょうど紅葉が色づいていたので、それを眺めながらの湯浴みでした。石板・岩や石を取り混ぜたミックス浴槽です。湯は内湯と同じもので、湯使いも同様です。循環ながらコンディションの良いお湯だと思います。
(三昧・2007年10月)

▼外観

▼男性内湯

▼浴槽

▼内湯天井

▼男性露天風呂

▼露天風呂から

▼すぐ目の前は川です

▼女性内湯

▼湯口

▼溢れ出し

▼女性露天風呂

尾瀬檜枝岐温泉 駒の湯 データ

福島県南会津郡檜枝岐村字下ノ原839-1
0241-75-2655
4月下旬~11月上旬
火・土・日・祝・7月15日~8月27日6時~20時(受付19時30分)
月・水・木・金12時~20時(受付19時30分)
冬期の営業日時については現地問い合わせ。
※冬季は内湯のみで営業のようです
500円→700円
訪問:2007年10月・2012年9月・2014年9月

尾瀬檜枝岐温泉 駒の湯 温泉分析

桧枝岐温泉4号源泉 単純温泉 63.7℃ pH=8.2 225L/min(動力) 溶存物質計=572.5mg Na=168.8mg(88.00mv%) K=2.4 Ca=12.2 Mn=2.3 Li=2.3 F=11.5 Cl=222.6(75.30) HS=0.2 SO4=14.2 HCO3=58.0 CO3=6.0 H2SiO3=67.6 HBO2=5.7 HAsO2=0.2 As=0.1 (H20.7.24) ※加水あり・加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤・第4アンモニウム塩の使用あり

以前の分析

檜枝岐4号泉 アルカリ性単純温泉 64.7℃ pH=8.6 280L/min 溶存物質計=567.5mg Na=173.9mg(90.98mv%) K=1.5 Ca=8.5 Li=1.9 Sr=0.2 F=10.0 Cl=218.9(74.60) Br=0.3 S2O3=0.1 SO4=18.7 HCO3=39.8 CO3=15.9 H2SiO3=69.7 HBO2=8.1 HAsO2=0.2 (H9.10.1) ※加水あり・加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤・アンモニア塩使用あり