片貝温泉 ホテル南郷(改装前)

片貝温泉ホテル南郷は改装し2020年2月1日リニュアルオープンしました。このページの情報は改装前のものです。

南会津町にある、さいたま市の保養施設「ホテル南郷」。赤い三角屋根が特徴的な建物で、この周辺においては規模の大きな施設でもあります。さいたま市民のみならず、市外の方でも宿泊利用可能です。立ち寄りは13-20の間で受け付けています。

浴場は男女入れ替え制で洋風と和風があり、今回は和風が男性用でした。内湯浴室は明るくて清潔感を感じます。20人オーバーサイズの角タイル張りの浴槽で、浴槽縁のみ木枠仕様です。湯は無色透明、塩味に弱カルキ臭がします。湯船内のあちこちには成分析出が付着しています。湯使いとしてはほぼ完全循環といってもいいかも。

扉一つで移動可能な露天風呂もあります。まずまずの開放感がある露天岩風呂といった印象です。見た目の湯色は内湯とは明らかに異なるものです。薄い緑色の微濁湯で、塩味強め+弱苦味を感じます。浴槽端にある湯口からは大量の湯が浴槽投入されていますが、これはどうみても循環湯でしょう。露天風呂の詳細な湯使いは判断つかず。
(三昧・2014年6月)


 

さいたま市市民のための保養施設「ホテル南郷」です。もちろん、さいたま市市民以外の人も利用できます。山岳リゾート風の赤いトンガリ屋根が目印の大型施設で、これまで何度も目の前は通っていましたが、なぜか立ち寄りの機会に恵まれませんでした。よって今回が初めての訪問となります。

館内には立ち寄りでも利用できる大浴場があり、造りの違う「和風・洋風」にわかれています。このふたつは男女入れ替え制となっている様子。訪問時は「洋風」が女性用となっていました。先ずは内湯ですが、広々とした空間に25人は入られそうな横長の湾曲した浴槽が一つあり、加温・加水・塩素・循環全てありありの無色透明の湯が満たされています。循環ながら塩気があり、スベスベとした肌触りのする湯です。

続いて露天風呂ですが、半月型の10人サイズ浴槽が一つあり、緑がかった黄土濁りの湯が満たされ、湯中には鉄サビ色の湯花が沈殿しています。こちらも内湯同様に塩気がありますが、浴感は数段ハッキリとしています。浴後は肌にベタつく感じの残る重い湯です。この露天風呂に関しての湯使いは不明ですが、「意外に良かった」というのが正直な感想です。
(まぐぞー・2014年6月)

▼ホテル南郷 外観

▼館内

和風浴室

▼和風浴室 内湯

▼別の角度から

▼さいたま市の調宮神社にちなんだウサギの湯口

▼露天風呂

▼露天風呂 湯口

洋風浴室

▼露天風呂

▼露天風呂 湯口

▼露天風呂から

片貝温泉 ホテル南郷 データ

福島県南会津郡南会津町界字猛ノ入454番地
13時~19時30分
500円
訪問:2014年6月

片貝温泉 ホテル南郷 温泉分析

片貝温泉 ナトリウム-塩化物泉 47.2℃ pH=7.4 38L/min(動力) 溶存物質計=9109m Na=2786mg(79.72mv%) K=29.4 NH4=1.3 Mg=5.7 Ca=578.8 Sr=5.2 Al=3.8 Mn=0.4 Fe2=2.2 F=7.5 Cl=4631(86.46) Br=10.4 I=0.7 SO4=888.2 HCO3=87.7 H2SiO3=40.1 BO2=30.3 CO2=14.2 (H23.1.7)※温泉利用状況=加水あり・加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤使用あり



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