伊豆山温泉 般若院浴場(閉館)

伊豆山温泉 般若院浴場は閉館しました

伊豆山温泉の「浜浴場」には立ち寄った事があったが、今回は「般若院浴場」に行ってみました。閉館間際の訪問で先客がお一人いましたが、すぐに一人になり貸し切りに。場所は般若院のすぐ隣にあり般若院まで行ければ分かるかと思います。共同浴場そのまんまの外観はコンクリ小屋というべきか?入るとすぐに番台があり管理人さんが常駐されてます。脱衣所にある木製のロッカーが黒光りしていてレトロないい味を出してました。

浴室には小判型の10人ほどが入れるタイル浴槽が一つポツン。隅っこには入湯は出来ない上がり湯専用で4分の1円形型の浅い浴槽があります。小判型浴槽には薄く黄色がかった透明、金気臭が目立つ湯が満たされています。水道蛇口より長さ1mほどのプラ製の筒が取り付けてあり、そのまま浴槽内へ伸びています。源泉は8L/minほど蛇口より出ていてパイプを通じて浴槽内へ注入される仕組み。しかし同時に水道水も加えられての加水あり。独り静かに湯浴みが出来て満足のいく共同浴場であった。
(三昧・2005年2月)


名前の通り般若院のすぐ隣にある素朴で、どこか懐かしい雰囲気の共同浴場。夕方訪問した際は地元の方で賑わっていました。ここは普段は管理人さんはいるのでしょうか?私が訪問した際は、料金を番台横の缶の中に入れるよう、地元の人に教えていただきました。

さて浴室です。浴室の真ん中に、だ円形のタイル浴槽がひとつ、そしてあがり湯用の小さな扇形浴槽がひとつ。浴槽では温泉と水の蛇口をひねって温度調節する仕組み。お湯はやや熱めで無色透明、これといった特徴の無い感じでしたが、とてもあたたまりました。「浜浴場」の強塩でベタつく湯が苦手な方は、こちらがおすすめです。

ここは地元の人の社交場にもなっているようで、浴槽や洗い場で、そして脱衣所で、奥さん方が楽しそうに世間話に興じています。顔見知りのいない私を気遣ってか、私にもいろいろ話し掛けてくださり、「熱かったら、この蛇口で温くしていいのよ」とか「この小さいのは上がり湯だから、出る時お湯を掛けるといいわよ」とか、浴場のシステムもいろいろ教えていただきました。

タイル張りの浴室に白々とした蛍光灯が点り、外を見ると街にはいよいよ夜の帳が下りる頃で、どこか懐かしいような、物悲しいような、何とも言えぬ郷愁に陥りました。浴場の隣の木造建物内がポンプ小屋のようです。
(まぐぞー・2002年10月)

▼掲示

▼男性浴室

▼浴槽

▼湯口

▼もうひとつの浴槽

▼浴室の飾り

伊豆山温泉 般若院浴場は閉館しました

伊豆山温泉 般若院浴場 簡易データ

静岡県熱海市伊豆山喜志375-8
6月~9月・14時30分~22時
10月~5月・14時~21時30分
1月1日~3日・10時~17時
250円
訪問:2002年10月・2005年2月

伊豆山温泉 般若院浴場 温泉分析概要

伊豆山56号 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 63℃ pH=4.4 成分総計=1733.1mg Na=274.9mg K=14.7 Mg=4.5 Ca=247.2 Sr=0.8 Fe2=0.8 Al=0.2 F=0.7 Cl=293.7 Br=0.9 SO4=831.2 HCO3=22.6 S2O3=0.1 HSO4=0.1 H2SiO3=27.3 HBO2=8.8 HAsO2=02 CO2=2.9 (H2.1.19)