沼尻温泉 沼尻高原ロッジ(休業→再オープン)

沼尻温泉 沼尻高原ロッジは2016年10月末に休業し2019年11月11日再オープンしました。このページの情報は再オープン以前のものです。

冬場ともなれば、正面玄関前が沼尻スキー場のゲレンデという環境のお宿。ロッジ風な建物でスキーシーズンは食堂・休憩所にも利用されていそう。温泉は沼尻温泉のお湯を引き湯して利用しており一般立寄りも可能との事で立寄ってみた。

浴室は男女別内湯・露天風呂を備える。例えるなら内湯はもともとは一つで、それを男女別に仕切って利用しているという感じ。男性浴室は3分の2円形サイズで、女性浴室は残りの3分1を利用。岩や石組み湯口より60℃の湯を少量のみ投入でほとんど溜め湯状態に近いです。湯の鮮度も少々なまり気味、逆手にとると浸かりやすいマイルドな感じのコンディション。

露天風呂は屋根付きの半露天になっている。しかしどういう理由か露天風呂には一切の照明が無い。内湯の照明が少しだけ射す程度である。タイル正方形浴槽は10人はいけそうな広さで、露天は内湯と違い45℃もありキリっと熱めである。湯に浸かると溢れる湯がザーザーとなるのが面白く、つい何度も繰り返し遊んでしまう。

内湯、露天風呂共に湯口ではかなりの酸味があり、湯は確かなものですが、入浴客によっては熱いお湯のせいで加水をしてしまうらしい。そのため、湯のコンディションはその時その時で異なるようだ。現に、まぐぞーの話によると、女湯の内湯は浴槽47℃もある高温で鮮度もよかったとのことだ。
(三昧・2006年12月)


沼尻温泉街でも奥の方に位置する温泉旅館です。場所的に沼尻スキー場の中に位置する感じになります。名前の通りウッディなロッジタイプの宿で、帳の下りた真っ暗な中を訪れたのですが、ボンヤリと灯りがともる中、雪がシンシンと降り、かなりロマンチックな佇まいとなっていました。

浴室は男女別に内湯と露天風呂があり、男湯を利用した三昧の画像を見る限り、お互いほぼ同じ造りのような印象を受けます。脱衣所を抜けるとまずは内湯ですが、薄暗い照明の中に半月型の浴槽がひとつ。構造的に丸い浴槽を男女で半分に仕切っているようにも見えます。注ぎ込まれる湯は沼尻元湯からの引き湯。湯口で触るのもシンドイ激熱湯、浴槽内でも47℃と相当熱いものです。それでも湯温調整の為、源泉の半分は管により浴槽の外へと捨てられていました。浴室には杵のような形の湯揉み棒があったので、まずは浴槽内を混ぜ混ぜ。なんとか入られる湯温になったところで湯浴みとしました。無色透明、強烈に酸っぱい湯は体がピリピリする刺激とツルツル感があります。

続く露天風呂は10人程が入られるタイル浴槽。こちらは屋外の外気にさらされている為か、やや熱め~適温となっていました。この日がたまたまだったのか、私がスイッチを見逃していたのか、露天風呂には照明が無く真っ暗です。訪問日は雪雲に覆われていましたが、晴れた日は星がとても良く見えそうでした。お宿の佇まいはウッディで洒落た感じもしますが、お湯は相当強烈です。
(まぐぞー・2006年12月)

▼夜の外観

▼男性内湯

▼湯もみ棒?

沼尻温泉 沼尻高原ロッジは2016年10月末に休業し2019年11月11日再オープンしました。このページの情報は再オープン以前のものです。

沼尻温泉 沼尻高原ロッジ 簡易データ

※再オープン前の情報です
福島県耶麻郡猪苗代町大字蚕養字沼尻山甲2864
11時~18時(受付17時)
500円
訪問:2006年12月

沼尻温泉 沼尻高原ロッジ 温泉分析概要

沼尻元湯 酸性-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 71.8℃ pH=1.9 10000L/min(自然湧出) 溶存物質計=3002mg H=15.0mg(32.94mv%) Na=55.2 K=23.0 Mg=41.0 Ca=264.0(29.15) Sr=0.4 Al=90.2(22.20) Mn=2.0 Fe2=18.2 Zn=0.3 F=23.8 Cl=377.6(22.70) Br=4.0 HSO4=433.6 SO4=1465(65.00) H2SiO3=157.4 HBO2=17.8 H2SO4=13.8 H3PO4=0.1 (H16.9.16)※温泉利用状況=全ての項目該当なし(ただし温度調整の為、浴槽に加水する事があります)