新屋温泉(休業中)

新屋温泉は設備故障のため2021年8月17日より休業しています。

再開の際は公式サイトでおしらせがあると思います。→新屋温泉公式

新屋温泉は2014年8月の訪問時より撮影禁止の掲示がされるようになっていました。掲載の画像はそれ以前に女将さんの了解をいただき撮影したものです。

新屋温泉 2018年1月

正月二日目の夜間に訪れてみました。この時期、親戚家族が集まっているのでしょうか?お客さんは子連れの大人数で来るファミリー層や、親兄弟と思われる方が目立ちました。毎日の入浴時間帯が重なったのか利用客で賑わう新屋温泉。シャワーがある洗い場をまずは確保しつつ身体を洗います。続いて湯浴み、薄緑色の湯はいつもより鮮度的に元気がありません。濁りまでも生じてしまっていて勝手ながら求めるお湯ではありませんでした。朝風呂の時間帯によく見られる湯汚れのない新屋温泉を求めて翌朝行ってみましたが、冬期営業でまだ玄関扉は閉まっていました。
(三昧・2018年1月)


 

津軽に来たらついつい立ち寄ってしまう名湯です。今回は3年ぶりくらいの再訪ですが外観、浴室ともに特に大きな変化はないように思います。10年前の藤田さんの記事から「夜の新屋温泉は緑色が濃く臭が強い」のいわゆる「夜新屋」がすっかり定着した様子ですが、実際に夜訪問するのは約10年ぶりです。

浴槽中央の円柱湯口より投入される湯はじゅうぶんな掛け流し量があり、相変わらずヌルヌルスベスベとした心地よい肌触りがします。十数年前と比べ湯のパワーはだいぶおとなしくなった印象もありますが、薄く緑色づいた湯とほんわかと香る石油臭が楽しめました。ただ夜の入浴ピーク時だったからか、さすがの新屋温泉も湯がくたびれていて、朝の状態の良い鮮度湯には程遠い印象です。この時の入浴では満足に至らず、冬期は「朝風呂休止」という事を忘れ次の日の早朝に訪問し泣く泣く撤収しました。
(まぐぞー・2018年1月)

▼新屋温泉外観

 

新屋温泉 2011年1月

ここ最近になって「みどりの天然温泉」というフレーズを採用している新屋温泉。みどりの温泉マーク看板の導入や建物の屋根も緑色に塗り替え、そして黄緑色の名入りオリジナルタオルまでも販売開始して攻めの営業に変化しつつある。

更にいつのまにか温泉の再分析も平成22年1月に実施していた。それによると泉質がアルカリ性単純温泉に変化している。新しい分析書の掲示がなかったので詳細は不明。特記事項には可燃性天然ガスを適切に処理する為にガスセパレーターを通過、との記載がある。総硫黄で84.8mgもあったものが、硫黄泉の規定にも満たなくなってしまっている。どうしてしまったのでしょうか?ガスセパレーター通過の影響?当日朝の湯の状態は緑でなく透明な湯色。独特の香りは以前のものより弱くなっている。
(三昧・2011年1月)


 

久し振りの新屋温泉です。朝一番に訪問したのですが、湯がどういうわけか無色透明。こういう事は初めてです。色だけではなく、あの強烈にツーンと漂っていた刺激臭、泡付きともに弱く、お湯の印象が変っていました。女将さんに聞くと「夜には綺麗なみどり色になる」との事。
(まぐぞー・2011年1月)

▼緑色の湯をアピールした看板と屋根になりました

▼雪で隠れてますが庇が緑色です

▼なんと湯が透明でした(女性浴室)

▼別の角度から

▼最近は朝は透明で夜に緑になることが多いそうです

▼湯口

 

新屋温泉 2010年5月

▼男性浴室

▼浴槽

▼湯口

 

新屋温泉 2007年8月

昼までの仕事を終え、帰宅後イソイソと車に湯巡りのための荷物を積み込んだ。明日から数日間の夏休みである。いっきに東北道を北上、目指すはあの新屋温泉。All About(藤田さん)の記事で夜の新屋がいい、というので営業時間内に間に合うかどうかだったが、なんとか滑り込みセーフで入湯。

閉館間際だったせいもありお客さんもなく自分一人だけ。早速、浴室に入るとあの香りが鼻を攻撃してくる。湯にどっぷりと浸かっていると、昼まで仕事をしていながらどうして今ココにいるのだろう、などと不思議に思いながらの湯浴み。浴室内はタマゴ臭が漂い、お湯からは石油臭が香る。数度となく訪問しているが、なんともすばらしいお湯です。変わらずに浴槽中央の円柱状の湯口よりドボドボと浴槽へ湯が注がれている。細かいアワが体を取り巻くのも変わっていない。アルカリ性の硫黄泉で見るもキレイな薄淡緑色透明、つるスベ感が目立つお湯。タマゴ風味、それに伴うエグ味、そして石油臭がある。何度来ても満足させてくれる新屋の湯です。

館内には「朝風呂200円・5時半~7時半」という貼り紙があり、いつからか朝風呂タイムが新設されていた。女将さんに聞くと明日もやってるというのでこの「朝風呂」も当然のように翌朝利用させていただきました。やはり朝一番ということもあり際立って鮮度がよく、タマゴ臭が目立つコンディションでした。注・冬期訪問時は朝風呂タイムはありませんでした。
(三昧・2007年8月)


 

藤田さんの記事に書かれていた「夜新屋」に興味を持ち閉館間際に訪問。久々の新屋温泉は、以前と変わらぬ素朴な佇まいで出迎えてくれました。浴室に入ると例の石油臭ムンムンが一段と強い。「ふむ、これが夜新屋の臭いか~」と思わず微笑み。この日はシャワー(これも温泉)で頭を洗ってみたのですが、流している最中、トリートメントでもしているかのようにヌルヌルとした指通り。ちょっとクセになりそうな心地よさです。

さて、翌早朝、今度は朝一番の湯を経験すべく、またもや訪問。昨夜の「夜新屋」と比べ「朝新屋」は石油臭が弱く、ツーンとする硫黄臭が強い。当然ながら鮮度は「朝」の方が断然良く、湯温も少し高い。クリアなメロンソーダ色。泡付きも良。臭いの「夜」、鮮度の「朝」、どちらも良いですね~。
(まぐぞー・2007年8月)

▼夜に訪問してみました(男性浴室)

▼朝風呂が始まったようです

 

新屋温泉 2006年7月

津軽の湯巡り時、気が付くと導かれるように番台で受付していました。外観に浴舎内に何も変わりがなくいつものまんま。ちょうど近隣温泉施設を廻りスタンプを集める、というスタンプラリーが開催中でした。これまたいつもの長方形タイル浴槽があり、浴槽中央の湯口からは新屋の源泉が噴出しています。湯はエメラルドグリーン色?の透明湯、弱石油臭に焦げタマゴ臭が漂う。やはり何度もお目にかかっても素晴らしいお湯です。クセになってしまいます。ちょっと強めの苦エグ味のお湯が掛け流し。次回はいつ来れるかな??
(三昧・2006年7月)

 

新屋温泉 2006年1月

新屋温泉を再訪しました。以前は澄んだ緑色でしたが、今回は、やや柔らかな印象のメロンクリームソーダ色。色だけではなく、あの鼻の奥を突き刺すようなツンとした臭いは無く、これまた柔らかな硫黄臭が漂います。そっと湯に浸かると身体にビッシリと泡が付き、その為か大変ヌルスベします。口に含むと弱いタマゴ味。前回は気が付かなかったのですが、カランも温泉利用でした。
(まぐぞー・2006年1月)

▼新屋温泉 外観

 

新屋温泉 2003年8月

旧平賀町の温泉銭湯です。評判がいいので行ってみました。場所は平賀町の新屋郵便局のすぐ側にあります。建物正面に「新屋温泉」と看板があるのですぐわかるかと思います。浴室、浴槽ともにタイル張りでシンプルです。浴室中央に浴槽があり、それを囲むようにして洗い場があります。湯はきれいな緑色でタマゴ臭がプンプン。浴感はつるスベ感が強いです。見てみると気泡が浮遊していました。CO3=30.0のおかげでしょうか。気持ちの良い湯です。浴槽中央の湯口から新鮮な源泉が投入されていて言うまでもなく掛け流し。家の近所にあったら嬉しい温泉でした。
(三昧・2003年8月)


 

新屋八幡宮の斜向かい、静かな住宅街にある共同浴場。脱衣所を開けるとツンとした硫黄臭が鼻につきます。男女別の浴室には真ん中に15人サイズの小判型浴槽がひとつあるだけのシンプルなもの。湯はとても綺麗で澄んだ緑色。浴槽中央に突き出るパイプからお湯が次々と掛け流されています。お湯は大変スベスベで、浴槽の中の段差部分に腰掛けていてもツルッと滑る程。浴室全体がツンとした硫黄臭に包まれているのですが、湯口付近は特に鼻孔の奥まで臭いが突き刺さります。ちょっとキンカンの臭いに似た感じ。ギリシヤの湯治場で温泉に浸かった際も、これとほぼ同じ臭いが漂っていた事を思い出しました。それにしても、こんな良い湯に毎日入られる御近所の皆さんが実に羨ましい。
(まぐぞー・2003年8月)

▼新屋温泉 外観

新屋温泉 データ

青森県平川市新屋平野84-14
Googleマップでみる
0172-44-8767
7時30分~21時30分/350円→400円
4月~11月朝風呂タイム5時30分~7時30分/200円→250円
季節により営業時間の変動あり
訪問:2003年8月・2006年1月・7月・2007年8月・12月・2009年5月・2010年5月・2011年1月・2014年8月・2018年1月

新屋温泉 温泉分析

新屋温泉 含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 41.6℃ pH=8.8 300L/min 溶存物質計=1118mg Na=295.0mg(93.31mv%) K=13.0 Mg=2.8 Ca=7.2 F=2.9 Cl=141.7(29.09) Br=0.5 S2O3=70.1 SO4=235.0(35.56) HCO3=149.5(17.82) CO3=30.0 H2SiO3=163.5 HBO2=6.5 H2S=14.7 (S59.11.28)