つがる富士見荘2004年・2010年

再訪問しました。訪問時は日帰り用浴室は清掃中の為、展望大浴場のみの利用となりました。またしても冬季の訪問だったので浴室内は湯気でモウモウ状態です。ガラス張りの向こうは雪景色の富士見湖を眺められます。おおよそ45L/minほどの湯を、浴槽手前より全量オーバーフローさせています。モール系のニュルつる湯は以前と変化なく良い湯でした。
(三昧・2010年12月)


公共のお宿「つがる富士見荘」です。ガイド本に掲載されていたので立ち寄りしてみました。津軽富士見湖畔に位置していて木造の「鶴の舞橋」もあり観光名所にもなっています。といっても訪問時は冬場の雪で湖は一面真っ白、積雪で橋は閉鎖されていましたが、、、。

お風呂は二箇所にあり展望大浴場と多目的ホール大浴場です。展望大浴場は宿泊者専用タイムが設けてありましたが訪問時は利用可能時間だったので利用する事にした。浴室は湯気が凄くて写真もよく取れず終い。しばらくは他にお客さんはおらず貸しきりで湯浴み。変形のタイル浴槽で10人ほどが入れる広さです。湯は濃紅茶色の透明、炭酸味、金気味、塩味、甘に土類臭がする複雑な湯ですがモール泉っぽい気もします。つるつるすべすべの浴感あり。

多目的ホール大浴場は立ち寄り時間内ならいつでも利用可能です。お風呂は3.5×5mのタイル張り長方形型と8人位が入れる円形浴槽の二種類、サウナも完備。お湯は本館と同じものです。冬場だったせいか空いていて、しかもなかなかの良質な湯に出会えて大満足。いうまでもなく掛け流し。源泉はH16年分析の大沢温泉2号泉ですが1号泉は利用されていないのでしょうか?
(三昧・2004年12月)


前回訪問時、湯は勿論ロケーションも気に入った「つがる富士見荘」を再訪しました。おりしも大雪の降る大晦日、周囲はスッポリと雪に覆われています。今回利用したのは展望台浴場。相変わらず鮮度良いモール臭漂うスベスベ湯は健在。やや熱めの湯も真冬には嬉しいかぎり。窓の外には雪の降る木造の橋が見え、静かな浴室に一人きりで、何とも心に染み入る湯浴みとなりました。
(まぐぞー・2010年12月)


津軽富士見湖畔に佇む公共のお宿です。津軽富士見湖は鶴が羽を広げたように美しい木造の橋と、湖面にうつる岩木山が見事な風光明美な景勝地でもあります。近くでは人懐っこいタンチョウ鶴も飼育され、見学する事もできます。

浴室は全部で二箇所。フロント右奥に宿泊者専用時間のある展望大浴場、左奥に日帰り入浴として開放されている多目的ホール大浴場があります。9時-16時間は展望大浴場も日帰りに開放されています。

まずは展望大浴場へ。男女別の浴室は脱衣所からして奇麗な造り。10人程入られる浴槽はタイル造り、熱め赤みがかった薄茶色の透明湯が満たされ、モール臭が漂います。湯口付近では泡付きもあり、スベスベ。仄かに鉄味も感じられる薄甘塩炭酸湯。窓の外には津軽富士見湖側の景色も見られます。

続いて多目的ホール大浴場へ。こちらはガラーンと広く、ちょっと古びた感じも。浴室からの眺めはありません。脱衣所を抜けると先ずは15-6人程入られる長方形浴槽があり、階段を上ると10人程入られる円形浴槽とサウナがあります。湯は展望大浴場と同じ感じで長方形浴槽より円形浴槽の方がやや熱めとなっていました。

それにしても訪問時、どちらの浴室も無人。貸切状態で湯をたっぷり堪能させていただきました。昼間訪問ですと二箇所の浴室は利用できるし、周辺の景色は良いし、かわいいタンチョウ鶴も見られるし、お得感の大きいお宿と思います。
(まぐぞー・2004年12月)

2010年12月

▼男性展望大浴場

▼湯口/浴室からの眺め

 

▼女性展望大浴場/湯口

 

▼お湯/掛け湯槽

 

2004年12月

▼外観/館内

 

▼男性多目的ホール大浴場

 

▼女性多目的ホール大浴場

 

▼湯口/お湯

 

▼お宿の目の前は津軽富士見湖です

▼丹頂鶴自然公園・数組のツガイが飼育されていました

 

青森県北津軽郡鶴田町大字廻堰字大沢71-1
0173223003
多目的ホール大浴場7時30分~21時
展望大浴場9時~16時
350円
訪問:2004年12月・2010年12月
大沢温泉2号泉 ナトリウム-塩化物泉/44.5℃ pH=7.0 222L/min(動力) 溶存物質計=3105mg Li=0.1mg Na=980.2(91.25mv%) K=46.9 NH4=0.3 Mg=17.7 Ca=27.3 Fe2=1.0 F=0.6 Cl=1301(78.42) Br=4.2 I=0.2 SO4=102.0 HPO4=0.4 HCO3=481.5(16.86) H2SiO3=132.4 HBO2=8.7 CO2=197.9 (H16.2.16)※加温あり