好きな共同浴場の一つである「鶴の湯」。早朝4時からの営業、そんな時間からお客さんが来るのかどうか気になり早起きする。お宿を出て目の前の共同浴場へ。既に車が一台駐車場で待っている、二分前にももう一台。どうでもいいような事で満足。せっかくなので共同浴場にも朝風呂で立寄った。前回と変わらずの建物外観。ただ、お正月だったので松飾りなどの正月仕様に施されていました。
共同浴場というイメージから、少々規模が大きい施設のような気がしないでもない。寝起きなので熱湯浴槽より適温浴槽へ。42-43℃に調整されて、投入量は40L/min。湯口で源泉を口に含んでチョボチョボと飲泉、石膏風味が目立ちます。浴槽湯が少し黄緑がかったように見えるのはタイルの色のせいなのでしょうか?しばらくの間、目覚めの朝風呂でまったりした後、熱湯浴槽へ。熱湯といっても45℃で、こちらでは新鮮湯が満喫できて満足感は高いです。今回も変わらない良い湯を味わえて満足のいくものでした。
(三昧・2007年1月)
動物が発見したと言われる温泉はたくさんありまして黒石市にある黒石温泉郷・温湯温泉は鶴が発見したと言われている温泉です。故に「鶴の名湯・温湯温泉」といわれています。で、今回は共同浴場に立寄りしました。歴史ある温泉、歴史ある共同浴場で現在の建物は平成13年に新しく改装したきれいな建物となっています。朝もはよから午前4時からの営業で湯銭も180円也。
浴室は男女別の内湯がそれぞれに一つ。二つに仕切りによって分けられています。源泉投入量はほぼ同じ25L/minほどなので大きい浴槽と小さい浴槽の大きさにて温度差をつけています。大きい方は15人、小さい方は7‐8人は入れるかなあ。湯は純食塩泉で透き通るきれいな湯、無色透明、弱塩味、焦げたような硫黄臭で体へのアワ付きがあります。大きい浴槽は若干、白く濁り気味。温度は小浴槽が44℃、大浴槽が41℃。源泉が共同浴場のすぐ目の前に湧出しているとの事、管理人のおばちゃんの話。早朝から入湯客で賑わう浴場であった。
(三昧・2004年7月)
今回訪問時、ムトーハップ使用禁止の貼り紙があった。まさかこんな大きな公衆浴場の浴槽に投入しちゃう人は、いくらなんでもいないだろうと思ったら、受付の奥さんが「実は・・いたのよ・・」と。ビックリを通り越して思わず笑ってしまった。誰だ、そんな事するツワモノは。
(まぐぞー・2007年8月)
妙にお気に入りの温湯共同浴場。早朝4時から営業しているという事で「せっかく隣に宿泊したのだから」と朝一番に訪問。夜明け前の温泉街は空気までもキンキンに凍てついています。
オープンと同時に浴場へなだれ込み、体を洗って湯の中へ。温かな湯が冷えた体にジーンと染み入ります。相変わらずザワザワとあふれ出す湯は鮮度抜群。「早朝から賑わう」と聞いていたのですが、その日がたまたまだったのか、入館後30分は独りきり(男性側は数人のお客さんがいたようですが)。広い浴場を貸切状態で、ぬるめ槽と熱め槽の交互入浴を楽しみました。帰り際、ようやく御近所さんが湯浴みにいらしたのですが、すれ違いの挨拶にかけられた言葉は「おやすみなさい」でした。もしかしたら夜勤明けだったのかな??
(まぐぞー・2007年1月)
古びた木造の客舎が立ち並ぶ温湯温泉です。昔ながらの客舎は各々に内湯を持たず、共同浴場への通い湯という形をとっています。その通い湯に使われているのが、この浴場。現在の建物は平成13年に完成したものでまだ新しくピカピカです。
男女別の浴室は広々とし、使い勝手のよいカランがズラリと並びます。浴室の長方形浴槽は湯の投入口を境にふたつに仕切られ、適温湯と熱湯にわけられています。とても広々とした浴槽で、両方あわせて20人は軽く入られそう。湯はほんのり色づいても見えるほぼ無色透明、湯面をジッと見ていると小さな泡がプチプチとはじけ、肌への泡付きも良くスベスベ感があり、ほんのりと香ばしいタマゴ臭漂う絶品湯です。しっかりと設備の整った施設ではあるものの、どこか温もりのある雰囲気もあり、ここは気に入りました。
(まぐぞー・2004年7月)
▼温湯温泉街
▼外観/コケシ灯篭が輝いています
▼男性浴室
▼湯口
▼女性浴室
▼湯口/掛け湯槽
0172548591
4時~22時(受付21時30)
訪問:2004年7月・2006年1月・5月・7月・2007年1月・8月