天然温泉三陸

天然温泉三陸 2005年7月

県道沿いにある立ち寄り温泉施設です。ドライブインという看板もあったので複合施設のようです。訪問したのが夕方だったので地元民で賑わっていました。脱衣所では青森のお国言葉が飛び交い、ここまで遙々と来たもんだとしみじみ。

お風呂は内湯浴槽が二つあり。10人ちょいと、5、6人が入れるタイル浴槽の二つがあります。源泉は滝のように岩組みの上部からザーザーと浴槽へ注ぎ込みです。無色透明、塩味無臭。浴槽縁からドンドコ溢れ出し、掛け流しの42℃。浴室空間は熱気がムンムンで画像は上手く撮影できません。二つの浴槽は、多少の温度差をつけたく造ったのだろうが、大して温度差は無かった。表示によると、加水をしているという事ですが浴感は十分、浴後はホテホテと温まりが強い。夏はつらい湯。
(三昧・2005年7月)


 

久々に再訪しました。相変わらずの掛け流しで嬉しくなります。浴槽は長方形を二つに仕切ったもので、片方が15~6人サイズ、もう片方が5人サイズ。大きい方に作られた滝のような湯口からザアザアと湯が流し込まれ、小さい方へ流れ込む仕組み。たぶん温度差を狙って、このようなつくりにしたんだと思うけれど、どちらもほぼ一緒の湯温でした。無色透明やや熱めの湯は薄甘塩味のあたたまり湯。甘い独特の臭いが漂います。仄かにトロミのある湯で、その所為かタイル部分はツルツル滑る。普通浴の他に打たせ湯もあります。温泉使用のシャワーは古いタイプだけれど、固定じゃないので使いやすい。海岸通りらしく、窓の外にはスッと伸びた松林が続いています。

湯上がり後、駐車場のすみに、顔はかわいいけれど、とても臆病な犬を発見。三陸温泉の犬か、御近所さんの犬かは不明。近くにいた子供達がワラワラと寄って来て、犬の名前は「タロウ」と教えてくれました。「なんで犬の写真なんか撮るのぉー?」「それよりこれ見てよ、この缶の中に入ってるの、いっぱい集めたビービー玉だよ」「ビー玉?」「違うよビービー玉だよ」その後、ビービー玉についての講釈へと続く。
(まぐぞー・2005年7月)

▼館内

▼掲示

▼タロウはお隣のわんこかな?

天然温泉三陸 2003年9月

三沢漁港近くの338号沿いにあるドライブインの温泉施設。「本当にやってるのかなぁ?」と不安になる程の閑散とした立地で、建物の左に食堂、右に温泉施設がありました。ロビーは表の寂し気な様子とは正反対にウッディな明るい雰囲気。浴室もとても綺麗です。

ザアザアと滝のように流し込まれる湯は、なかなかの掛け流し。透明で綺麗な湯はスベスベとした浴感で、飲むとトロトロ。カランも温泉でした。先客には、ここのお湯が好きで八戸からわざわざ入りに来ているという御夫人がひとりだけ。「今日は誰もいなかったから寂しかったー、ゆっくりしてってね」「ここは、こんなにいいお湯なのに、わりと空いているの。もっと皆も入りにくればいいのにねぇ」との事。御夫人としばし談笑しながら湯浴みを楽しみました。湯浴み後少し休憩した後、受付にいた奥さんに道を訪ねたら、とても丁寧に何度も教えていただいて感謝、感謝です。
(まぐぞー・2003年9月)

▼夜は温泉マークが光るのかな

▼館内

▼女性浴室

▼浴槽から

天然温泉三陸 データ

青森県三沢市三川目3-912-1
Googleマップでみる
0176-54-2857
8時~22時
第1・3・5木曜日・年末年始休み
250円→300円
訪問:2003年9月・2005年7月

天然温泉三陸 温泉分析概要

浜通温泉 ナトリウム-塩化物泉 45.5℃ pH=7.6 500L/min 溶存物質計=4545mg K=52.87mg Na=1659(93.32mv%) NH4=1.0 Ca=60.11 Mg=8.7 Fe2=0.4 Mn=0.3 Cl=2486(90.62) F=0.1 SO4=237.9 HCO3=140.2 H2SiO3=132.8 HBO2=16.7 (S53.3.15)