酸ヶ湯温泉

初訪問の2000年には既に混浴千人風呂は撮影禁止となっていたので画像はありません。公式サイトの画像をSNSなどで使用することは禁止しているそうです。

酸ヶ湯温泉 2003年8月

国民温泉第1号のほか、もろもろで有名な酸ヶ湯温泉に立ち寄りしてきました。到着した時の率直な感想は、「ここはどこかの観光地のドライブインか!?」と思ってしまいました。それほどイメージしてたのと大違いだったのでした。

自販機で入浴券を買って浴室へ向かいます。お風呂は男女別の「玉の湯」、超有名な混浴の「千人風呂」とあったので、今回は「千人風呂」にしました。浴室は千人風呂という名もあってかなり広い造りとなってます。撮影禁止となっているので画像はありません。

浴槽は5つあり「熱の湯」「冷の湯」×2「四分六分の湯」「鹿の湯(打たせゆ)」。湯は完全に白濁りで硫黄臭、酸味および金気味。舐めてみると酸っぱさ絶好調です。しかし訪問時ここは混雑が凄くゆっくり湯に浸かるというにはいきませんでした。ひっきりなしにお客さんが到着します。それと混浴における男性客の入浴マナーの悪さが目につきました。
(三昧・2003年8月)


 

再訪問しました。前回は千人風呂に入ったので、今回は男女別の「玉の湯」を利用しました。私はてっきり料金内で千人風呂と玉の湯の両方入られると思っていたのですが、どちらか一方との事。この日は沢山の観光客で賑わっていたためか、混浴を避ける女性達で混雑していました。浴槽は木造の長方形。5~6人位入られる大きさかな?こちらも酸っぱい白濁湯が掛け流し。(※その後入浴料改定にともない、千人風呂と玉の湯の両方に入浴できるようになりました。)
(まぐぞー・2003年8月)

▼玉の湯入口

▼館内廊下

 

酸ヶ湯温泉 2000年7月

八甲田山にある東北でも1、2を競う人気の有名温泉宿「酸ヶ湯温泉」です。建物はデーンと大きいし、売店や食堂もあるし、観光客も多い。「山間の鄙びた」というイメージとはだいぶ違う印象でした。まるで山の中に突如総合レジャーランドが出現したような・・。さて、私が訪問したのは7月の初旬。朝7時から外来入浴を受け付けているという事で、6時30分頃駐車場に到着。宿正面の駐車場は既に満車に近い状態。「さすが人気の御宿だなぁ」と感心しつつ、まだ外来受付まで時間があったので、駐車場内にあった水を利用して昨晩の走行にてヘッドライトに付着した昆虫の死骸を掃除。

そして待ちに待った7時。雑誌やTVで何度も目にした酸ヶ湯名物の総ヒバ造り千人風呂へ突入!「おぉっーTVで見たのと同じじゃ。四分六分という文字もあるゾ」と単なるミーハーに変身。それにしても、それにしてもです。外の駐車場は満車状態だったのに、この空き具合は何事?ドーンと広い総ヒバ造りの浴場には、御夫婦と思われる男女が一組いるだけ。丁度宿泊客の朝ゴハンタイムだった?朝日がキラキラと降り注ぐ乳白色のお湯をたっぷりと楽しませていただきました。

千人風呂は脱衣所こそ男女別ですが中は混浴。ただ浴槽中央の縁に「男」「女」といった具合に境がありかろうじて別れて入浴できます。お湯は酸っぱい白濁湯。白濁しているので女性でも無理なく入られると思います。ただ、私が訪問した時はたまたま空いていたから良かったのですが、これが混雑していると、脱衣所から浴槽へ至るまでが丸見えなのが気になります。

広い浴室には打たせ湯もありますが、これが結構おもしろいシステム(?)で、横に置かれたビニール袋を頭にかぶって湯に打たれるのだけれど、目に入ると痛い強酸性の湯でのこの方法はまさに名案。飛び散る湯を気にすることなく満喫できました。

この他に男女別の「玉の湯」もあったのですが、千人風呂で満足したので今回は次回のお楽しみにしました。

ちなみにあれほど停まっていた駐車場の車ですが、酸ヶ湯温泉の方に聞くと皆さんここを拠点に山登りか山菜採りへ行かれているみたいです。実際に入湯だけを目的に来られている方は少ない印象でした。
(まぐぞー・2000年7月)

▼近くの観光名所「まんじゅうふかし」

 

酸ヶ湯温泉 データ

青森県青森市大字荒川南荒川山国有林酸ケ湯沢50
Googleマップでみる
0177-38-6400
ひば千人風呂7時~18時(受付17時30分)
玉の湯9時~17時(受付16時30)
500円→600円(混浴か男女別どちらか一方のみ利用)
1000円でタオル付・ひば千人風呂・玉の湯・休憩室の全て利用可
訪問:2000年7月・2003年8月