十和田市にあるお宿なのか日帰り施設なのかよく分からなかった施設。地図に載っていたので寄ってみました。施設の駐車場にはどういうわけか中古の農耕用トラクターが展示販売されていました。雪でトラクターも真っ白状態。自販機で入湯券を購入し受付けする仕組みです。ちょうど訪れた時に施設で飼われているシェパードの子犬が館内を賑わせていました。
浴室は内湯のみで二つあります。それぞれに40℃と42℃の温度差がつけてあります。湯は薄黄色透明、ほぼ無味無臭。浴槽中はほぼ溜め湯状態になっておりちょっと鮮度が良く、湯はなまり気味でした。源泉が出てくるコックがあったのですが、どういわけか誰も源泉を投入しようとしません。地域の温泉銭湯といった雰囲気で近所の方でけっこう賑わっていた。なので画像はありません。
(三昧・2004年12月)
十和田湖温泉方面から国道102号を走り、道の駅「奥入瀬」を過ぎてしばらく進む。更に166号線に入りしばらく進むと道沿いに現れる温泉施設。訪問が夕闇時だった所為か、なんとも寂し気で鄙びた雰囲気。敷地内ではトラクターの販売がされていたり、ぼんやりと明かりが灯る納屋のような建物があったりと、ちょっと不思議な雰囲気も漂います。館内へ向うとシェパードの子犬4匹が大ハシャギ。思わず一緒に遊んでしまった。
しばし子犬と遊んだ後、浴室へ。脱衣所では青森の浴場お約束の演歌が流れています。女性浴室は銭湯のように広々。が、何故か妙に薄暗い。お客さんは結構入っているのだけれど、湿気と暗さの所為もあってか、どこか「けだるい」雰囲気が漂います。脱衣所を抜けると、まずは5人程入られる台形浴槽、その隣にくっつくようにして20人程入られそうな長方形浴槽があります。長方形浴槽の壁側は岩のオブジェが造られ、打たせ湯のようになっていました。
湯は台形浴槽が適温、長方形浴槽が温め。浴槽には温泉蛇口があるものの何故か誰も開かないので(開かないのがルールなのかな?)溜湯状態だったのが残念。薄緑がかって見える透明湯で、茶色い藻のような湯花と白い小さな湯花が見られます。ポニー温泉と似たニュルスベ浴感。温泉蛇口を全開にして楽しんでみたい湯でした。
(まぐぞー・2004年12月)
▼受付
▼館内にあった「綿飴機」
▼掲示
▼館内で人気をさらう仔犬たち(ブレブレです)
奥入瀬温泉 赤沼荘 データ
青森県十和田市大字赤沼字和田表14-2
→Googleマップでみる
0176-22-5336
5時~22時までに退館21時30分
200円→300円
訪問:2004年12月
奥入瀬温泉 赤沼荘 温泉分析
赤沼温泉 アルカリ性単純温泉(Na-Cl・HCO3) 42.5℃ pH=8.8 500L/min 成分総計=433.4mg Na=76.0mg(95.94mv%) K=3.5 Mg=0.4 Ca=0.3 Fe2+Fe3=0.2 F=0.4 Cl=65.1(48.94) OH=0.1 SO4=16.8 HPO4=1.3 HCO3=92.1 H2SiO3=171.9 HBO2=5.3 (S55.11.10)