甲州市交流保養センター 大菩薩の湯

大菩薩嶺の登山後、汗流しで立ち寄りしました。公共日帰り温泉施設の部類で入浴施設・大広間畳敷休憩所・食事所・物販コーナーなどがあり、時間があれば一日のんびり過ごすことできそうです。さらには駐車場の敷地内には有料温泉スタンドもありました。

入浴受付は券売機にて入浴券を購入して受付するシステムです。内湯は御影石造り、10数人サイズの浴槽にジェットバスコーナーとジャグジー付き寝湯槽3カ所が混同しています。石湯口から大量な湯が浴槽投入されていますが、循環湯なのか源泉混合湯なのかは分かりません。浴槽湯は無色透明、わずかに消毒臭、軽めヌルつる感があります。湯温は体感ですが42℃弱といったところでしょうか、熱くもなく温くもないという状況です。浴槽仕切り一つ横には3-4人サイズのジャグジー風呂もありましたがこちらは浸かってないので詳細は不明。

気に入ったのは浴室入ってすぐ左手にある源泉浴槽です。2人サイズの御影石浴槽に5-6L/min程が投入されています。湯口に手を入れて湯に触れてみると30℃ほどの感覚でした。浴槽内ではもう少し低温になっていますが、サウナ後の水風呂にも使われているのかも知れません。無色透明、とろんとした感じの湯は他の浴槽同様に軽いヌルツル感がありました。この時期としては温いというより冷たいかと思いますが、慣れればなんてことはありません。源泉そのまんまの掛け流しの湯使いでしょう。

露天風呂もあり、10人サイズの岩露天風呂といった印象。眺望が良いのかと見せかけて、湯に浸かると一切望めないのが残念です。お湯は内湯よりちょい上をいく消毒臭があり、ヌルつる感は同様にありました。内湯より1℃ほど温めなので多少の長湯は可能でしょう。なんだかんだ内湯の源泉浴槽が良いので温冷の交互入浴を繰り返してしましまいました。
(三昧・2017年2月)


大菩薩嶺の山歩きの後に立ち寄った大菩薩の湯です。裂石の登山口近くという絶妙な場所に位置し、夏場のシーズン中などは多くのハイカーで賑わいそうです。

駐車場から門をくぐり階段を上がると大菩薩の湯です。いかにも公共の施設らしい立派な造りで、館内には男女別浴場の他に休憩大広間や食堂なども構えています。これだけ立派な施設なのだから、冬場でハイカーはいないものの、地元住民が大勢利用しているかと思いきや、時間帯のせいかもしれませんが、館内は意外にも空いていました。

脱衣所を抜けると先ずは広々した内湯です。大きくとられたガラス窓に面したメイン浴槽は15人サイズ。無色透明の適温調整された循環湯が利用されています。このテの湯使いにしては塩素臭がなく、少ツルツル感もありそれほど悪い印象はありません。その横に5人サイズのぬるめジャグジー槽があり、こちらは塩素臭強めとなっていました。内湯には、2~3人サイズほどの源泉槽も用意されています。源泉槽はツルツル感のある冷泉の掛け流しで、源泉の状態によっては湯がストップしてしまう事もある・・といった内容の案内も掲示されていましたが、訪問時はサラサラと常時掛け流されていました。この源泉槽が山歩き後の体をクールダウンするのにとても気持ちの良いものでした。

内湯から続く露天風呂は6~7人サイズのぬるめ設定で、やや塩素臭のする湯です。訪問時がたまたまだったか湯に元気が無く、こちらはちょっとだけ浸かって早々に撤収しました。
(まぐぞー・2017年2月)

▼外観
 

▼男性浴室/男性源泉槽
 

▼源泉槽掲示と湯温
 

▼男性露天風呂
 

▼温泉スタンド
 

山梨県甲州市塩山上小田原730-1
0553-32-4126
10時~21時(受付20時)
11月~3月の火曜(祝日は翌日)・12月31日・1月1日休み
610円(3時間)
訪問:2017年2月
アルカリ性単純温泉(泉質以外の数値等は掲示なし)