大滝温泉(閉館→ヘルシースパサンロードへ)

大滝の湯は2018年3月31日をもって閉館しました。リニューアル後ヘルシースパサンロードとしてオープン。このページの情報は大滝温泉当時のものです。

訪問時は撮影禁止のため浴室画像はありません。

前に寄ってみようと試みるも駐車場からして盛況だったので素通りしてパス。今回は万全を期して10時オープン直後に行ってみた。大滝温泉は温泉公衆浴場の類かと思われる。お風呂のみならず食事処や広間もある。受付は券売機で入浴券を購入するシステム。

入浴施設としては内湯とサウナがあり、扉向うには露天風もある。内湯はタイル張り7-8人サイズ、長方形の浴槽がある。湯口より約15L/minほどの源泉が浴槽投入されている。とにかく湯の色が素晴らしい。赤みがかったような紅茶色透明で気に入った。モール臭に金気臭、つるつる浴感がある。湯温は体感で42.5℃ほど。

露天ゾーンには6-8人サイズの岩風呂が二つ、一人用の陶器製つぼ風呂が二つ、打たせ湯が二本あってこの規模の施設からするとかなり充実している。二つある岩風呂の片方にはジャグジー備え付けで結構人気があるようだ。この岩風呂の湯口付近が気に入った、湯の鼻にツーンとくるウイスキー臭と金気臭がたまらない。露天ゾーンの各浴槽はおおよそ41℃、湯口周辺では42℃ほどに調整されている。更につぼ湯も気に入った。浸かるとザブーンと大量の湯がオーバーフローする、この光景を眺めながらの入浴はクセになる。

全体として気に入ったのは内湯、一人用つぼ風呂、ジャグジー岩風呂の湯口付近での湯浴み。利用料金からして十分に満足できる施設だろう。ただし残念なのは脱衣所に分析書と利用状況の掲示がないこと、かな。
（三昧・2016年2月）

住宅地にある日帰り温泉施設です。開店時間に合わせて訪問してみましたが、朝風呂目指して駐車場に続々と集結するのは男性ばかり。この時間帯では男性9:女性1の割合だったでしょうか。まぁこれは、東北地方でもよく見られる現象ですね。常連の皆さんがドドッと店内に流れ込むのと同時に我家も入館しました。建物自体は古い感じも受けますが内部は綺麗に保たれ好印象。男女別浴場は内湯＋露天風呂という構成でした。

脱衣所を抜けると先ずは内湯ですが、窓に沿って10人サイズの長方形浴槽がひとつあります。湯口よりやや熱め源泉を投入、浴槽で適温の掛け流し、朝一番湯は当然のように鮮度抜群。スベスベ感のある湯は優しいモールと鉄の香りがします。特に印象的だったのは明るく赤みがかった綺麗なモール色で、ここまで「赤」の発色が強い湯は初めて見ました。

続く露天風呂は、打たせ湯もある3～4人槽と、二つの一人用壷湯、半分がジャグジー稼動となっている10人サイズのメイン浴槽がありました。この中で特に湯が良かったのは10人サイズ槽で、湯口付近では湯の香りが強く、湯色も内湯より鮮やかで濃く楽しめました。いづれの浴槽も朝一番の状態のいい湯に浸かれ、満足の一浴となりました。
（まぐぞー・2016年2月）