※外観画像は2022年5月撮影(2008年の画像を紛失:_;)
何箇所かある赤湯温泉の公衆浴場の一つです。ここの「とわの湯」だけ未訪問のままでした。午後の営業開始直後に訪れたせいか、地元のお年寄りで大盛況です。
入浴施設としては10人サイズの正方形タイル浴槽が一つのみです。洗い場シャワーカランが2-3ヶ所しかないので、こちらもかなり混雑気味。といいますかほとんどの方は浴槽縁に陣取って浴槽湯で体を洗ったりしています。
お湯は無色でわずかに白濁りしています。弱タマゴ臭、弱塩味含みでダシの効いているお湯です。浴後のほこほこ感は湯冷め知らずです。なにはともあれ利用料100円は嬉しい。
(三昧・2008年1月)
赤湯温泉街に数軒点在する中で、ここだけが未湯でした。午後の部が開始される14時に訪問。「平日だし、たぶん空いているだろう」という読みだったんですが、来るわ来るわ・・午後の一番風呂狙いのお婆ちゃん達が続々と。女湯はザッと数えて17、8人ものお婆ちゃん。こんなに混雑した共同浴場は初めてです。
さて肝心のお風呂ですが、いかにも「地域の共同浴場」といった雰囲気の浴室に四角い浴槽がひとつ。仄か~なタマゴ臭のする熱めの源泉が注がれ、浴槽内でもやや熱めとなっています。ごく僅かに白濁りを帯びたほぼ無色透明、既に沢山の人が浸かった後なのか湯汚れ発生。浴槽サイズに見合った量の掛け流しなのですが、押し寄せる湯浴み客の数には追いついていないみたい。
こういう共同浴場で多く見られる光景なのですが、皆さん浴槽縁に陣取って体や頭を洗うのがメインで、湯にはあまり浸かりません。浴場にいる殆どの時間を浴槽縁で過ごすようです。そんなワケで、訪問時も浴槽には私一人がポツンと浸かり、そのまわりをグルリと隙間も無い程のお婆ちゃん達に囲まれました。傍から見たら、なんともシュールな光景だったろうな~・・。
(まぐぞー・2008年1月)
赤湯温泉 とわの湯 データ
山形県南陽市赤湯392
6時~12時・14時30分~21時30分
火曜休み
100円
訪問:2008年1月
赤湯温泉 とわの湯 温泉分析
森の山源泉・森の山2号源泉 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 61.2℃ pH=7.5 溶存物質計=1972mg Li=1.6mg Na=531.0 K=12.6 Mg=0.3 Ca=168.1 F=3.7 Cl=975.4 Br=2.9 I=0.3 HS=2.1 SO4=155.1 HCO3=66.3 CO3=0.2 H2SiO3=49.3 HBO2=3.4 CO2=14.6 H2S=0.7 (H17.1.21) ※加水あり