あつみ温泉 正面湯

あつみ温泉 正面湯 2015年11月

あつみ温泉の旅館に宿泊した際、宿での夕食とお風呂を満喫。その後、寝る前にせっかくなのでふらっと近くの共同湯に行ってみた。ここも久しぶりだなぁーと思いながら扉を開けて中へ入った。利用者が誰も居なかったので今のうちにもろもろ撮影終了。以前との変化は無いように思えましたが、どうかな。

見るからに浴槽前面部分よりオーバーフローがあり溢れ出しが確認できました。御影石造りの立派な湯口周辺での湯の香が特徴的でした。焦げタマゴ臭がしっかりと味わえて良い感じです。湯温は湯口にて53.7℃、浴槽にて42.5℃と実測で熱くなくすんなりと浸かることができました。加水も利用者が自由に行える蛇口があるので、当日の浴槽温度はまず加水されたものでしょう。ですが、湯口周辺の香りはとても満足度をアップさせてくれました。
(三昧・2015年11月)

▼男性脱衣所

▼どこも維持に苦戦しているようです

▼掲示

▼男性浴槽

▼湯口

あつみ温泉 正面湯 2006年3月

あつみ温泉にある無人公衆浴場の一つ「正面湯」。清掃直後の訪問だったせいか、まだまだお湯が完全に溜まりきっていない状況でした。五分程度しかお湯が溜まっていないので、仕方なく寝そべりながら入湯。ほんのり黄色がかった透明湯、44℃の熱めの温泉はキシキシめいた弱とろみがあります。源泉が高温のため少量しか湯を投入できないのが難点です。タイル張りの変形型浴槽は4-5人ほどのサイズの広さで二段階方式の湯口は、高温源泉を冷却するためでありましょう。完全にお湯が張られているベストの状態の時に再訪してみたいです。
(三昧・2006年3月)


あつみ温泉共同湯の中で、見た目一番存在感のある正面湯。12時頃まで清掃という事でお昼過ぎに訪問してみました。既に先客もあり、清掃終了を確認の後に入場。ところが湯がまだ三分の二程しか溜まっていなかった。それでも湯浴みできない量ではなかったし、既に数名の先客さんも入っていたので、微妙な半身浴状態にて湯浴み。

肝心のお湯ですが、湯口から熱い無色透明の湯が流し込まれ、浴槽内でやや熱め。ツルキシとした浴感があり、口に含むと薄塩味がする。このテのお湯から時々臭う「薬臭」(薬剤ではなく、湯そのものの臭い)がプーンと漂います。浴槽には水の蛇口もあったので、自由加水で湯温を調整するようでした。
(まぐぞー・2006年3月)

▼入浴料はこちらへ

▼男性浴室

▼浴槽

▼湯口

あつみ温泉 正面湯 データ

山形県鶴岡市湯温海
6時~9時30分・12時~22時
200円
訪問:2006年3月・2015年11月

あつみ温泉 正面湯 温泉分析

5号・6号・7号の混合 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 56.5℃ pH=7.3 溶存物質計=2312mg Li=0.8mg Na=636.2 K=37.9 Mg=1.8 Ca=174.1 F=2.3 Cl=876.3 Br=3.5 I=0.6 SO4=407.9 HCO3=96.3 CO3=0.1 NO3=1.0 H2SiO3=8.4 HBO2=5.2 CO2=7.8 (H21.2.13) ※温泉利用状況=自由加水

以前の分析

5号・6号・7号源泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 63.5℃ pH=7.3 蒸発残留物=2241mg Li=1.0mg Na=586.1 K=43.2 Mg=1.2 Ca=224.2 F=2.2 Cl=893.6 Br=3.7 I=1.0 SO4=424.0 HCO3=87.2 CO3=0.1(H10.12.25) ※温泉利用状況=全ての項目でなし