湯野浜温泉 上区公衆浴場は2010年8月にリニュアルしました。このページの情報はリニュアル以前の旧浴舎のものです。
海沿いに豪華系のホテルや旅館が立ち並んでいる温泉街、その合間を潜って市営の「上区公衆浴場」があります。やや古びた印象を受ける浴舎は、鄙びと言ったほうがいいかも知れません。
6時からの営業のところ1時間以上も早く到着、しばし周辺を散歩。次第に近所のオジサン常連客が6~7人ほどやってくる。5時過ぎ頃には「早く開けろー」と中に向かって叫んでいる。だからなのか5時30分には施錠が開き同時に全員突入、あっという間に服を脱いで全員で「おぅおぅー!」と掛け声と共に一斉に湯揉みをする。その後、3分ほど湯浴みして一気にご退場。6時には浴場内は静かになっていた。うーん、何だったのだろうか??毎日の儀式なのでしょうか?
久しぶりに当温泉地。毎度ながら朝風呂は気持ちがいい。12-13人サイズのタイル浴槽が一つある。先客の常連様達のお陰でか浴槽温度は45℃。湯揉みしなかったら一体何度あったのだろうか?湯は無色透明、弱とろみ感があり海水臭がする。キシキシする湯は鮮度まずまずのコンディション。湯口より49℃の源泉を20L/minほど浴槽へ落とし込んでいます。短時間の湯浴びを数回繰り返す。浴後はホテホテ感が凄く、夏場の暑さも加わり汗が引かなかった。
(三昧・2009年8月)
湯野浜温泉にある共同浴場です。ちょっと変わった丸い建物は、一見すると浴場には見えないかもしれません。何しろ丸い建物内なので、脱衣所も浴室もカーブ気味。まるでサザエの貝殻の中に潜り込んだような気分。
朝6時オープンですが5時過ぎには玄関前ににオジサン達が10人弱ほど集まり「早く鍵開けろー!」と中の管理人さんに叫んでいます。そんなこんなで5時30分にはオープン。男湯は一時的に混んだようですが、女湯は終始貸切状態でした。
外観から受ける印象よりも広さのある浴場は、ヨットの帆のような形の浴槽がひとつ。10数人は入られるサイズです。湯口より熱い湯が注ぎ込まれ、浴槽内でも熱い。この熱さが半端ではなく、もう足を浸けるのも痛い位なんです。頑張って肩まで浸かるものの、ジッと堪えてすぐ飛び出してしまう。いろいろ場所を変えてみたところ、浴槽内の柱の横が一番浸かりやすい湯温でした。(それでも熱い)
肝心の湯は塩辛い無色透明がサラサラと掛け流し。少しキシム浴感があり、海水の臭いがムンムンと漂います。なにしろ朝の一番湯に加え、終始貸切だったので鮮度は素晴らしいものでした。
(まぐぞー・2009年8月)
▼個性的な建物です
▼湯野浜温泉 上区公衆浴場 入口
▼男性脱衣所
▼男性浴室
▼浴槽
▼女性浴室
▼湯口
湯野浜温泉 上区公衆浴場は2010年8月にリニュアルしました。このページの情報はリニュアル以前の旧浴舎のものです。
▼リニュアル後(2011年入湯レポ)
湯野浜温泉 上区公衆浴場(旧浴舎) データ
山形県鶴岡市湯野浜1丁目-6
6時~7時(受付6時30分)
10時~21時30分(受付21時)
第2・4火曜日休み
90円
訪問:2006年3月・2009年8月
湯野浜温泉 上区公衆浴場 温泉分析
湯野浜1号・2号・3号・4号及び5号並びに厚生有限会社・龍乃湯新2号源泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 57.2℃ pH=8.1 溶存物質計=5005mg Li=1.0mg Na=1303(69.76mv%) K=20.4 Ca=475.9(29.23) F=1.6 Cl=2792(91.58) Br=12.4 I=1.8 SO4=318.1 HCO3=2.9 CO3=0.2 H2SiO3=43.6 HBO2=11.6 CO2=0.3 (H19.7.5) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし