小野川温泉 滝の湯共同浴場(旧施設)(閉鎖)

小野川温泉 滝の湯共同浴場は2014年12月31日をもって閉館しました

小野川温泉 滝の湯共同浴場(旧施設) 2014年12月31日(営業最終日)

滝の湯は2回目となる再訪。現在の場所での営業は今日で最後(2014/12/31)。明日からは(2015/01/01)、別箇所にある新浴場での営業となる。通気良い浴室だが、冬場は少し冷えますねぇ。掛け湯して湯に浸かろうとするが、湯が熱いのですんなり浸かることができない。体感ですが、どうにも45℃は超えているでしょう。この滝の湯に今までに何人の方が利用してお湯に浸かったのでしょうかね?最終日の営業にたまたま入浴できてよかったです。浴場の正面入り口横にあるラジウム玉子製造用の源泉、今後の動向はどうなるのでしょうかね?
(三昧・2014年12月31日最終日)


小野川温泉へは、もう何度も行っているのですが、なんと滝の湯共同浴場は10年前に一度入ったっきりでした。そんな久々の滝の湯共同浴場ですが、なにげなく行ってみると、なんと2014年12月31日をもって閉鎖の張り紙があるではないですか。この旧湯小屋を閉鎖し、新しく観光協会駐車場の横に新・滝湯共同浴場をオープンとの事。そんなワケで、たまたま訪問した本日12月31日が正真正銘最後のお別れ入浴となってしまいました。

10年ぶりの滝の湯は相変わらず容赦ない熱湯で、キリリと肌を刺すような痛みすら感じます。焦げタマゴ臭香る湯は、無色透明な中にパウダー&溶きタマゴ状白湯花の沈殿するもので、浴槽サイズにして投入量が多く、尼湯に比べ圧倒的に利用者も少なく、鮮度良好の気持ちのいい湯を最後に楽しむ事ができました。
(まぐぞー・2014年12月31日最終日)

▼温泉街に佇む滝の湯

▼閉館のおしらせ

▼最終日の入浴券

▼男性脱衣所

▼掲示

▼男性浴室

▼浴槽

▼湯口

▼光の射し込む天井

▼掲示

▼女性浴室

▼女性浴槽

▼湯口

▼浴槽から

▼一年後・・・タマゴ茹で場だけを残して更地になりました

小野川温泉 滝の湯共同浴場 2004年11月(旧施設)

小野川温泉にある共同浴場の一つ「滝の湯」です。入湯料金は現金での支払いは不可、道路の反対側の「いわせ」酒屋にて入湯券を事前に購入してから湯浴みになります。

男女別の浴室は内湯浴槽がポツンと一つあるだけのシンプルそのもの。やはり共同浴場はこうでないといけません。天井は高く湯気の通り道があり、熱気が滞留しなくていい造りになっている。タイル張りの1×3mの長方形浴槽は4人でちょうど良い広さです。湯は無色透明、弱タマゴ臭、薄塩味のキシむ浴感。10L/minほどの源泉投入量は浴槽の広さからして充分だ。脱衣所に源泉の利用状況の掲示がある、それによると源泉供給量は36L/min、高温のため水道水or井戸水を20%の割り合いで加水との表示がある。最近話題の温泉偽装問題の影響かきちんとした情報公開がされているのはいい事だ。
(三昧・2004年11月)


観光客も意識した立派な造りの尼湯に対して、やや地味な印象の共同浴場です。建物横には源泉のはられた湯枡があり、ラジウム玉子の製作中。滝の湯は管理人さんの居ない無人の共同浴場で、向いの商店にて券を購入する仕組み。扉を開けると脱衣所内に湯浴み券を入れる箱があるのですが、ちょっと待った!無断入浴防止のため外来者は湯浴み中、衣類のそばに券を掲示、帰る時に箱へ入れるルールとなっています。

男女別の浴室は3~4人程入られる長方形浴槽がひとつあり、湯口よりやや熱めの湯が流しこまれています。浴槽サイズに対する投入量は多い印象で、訪問時はかなり熱めの湯温となっていました。ただし脱衣所に掲示されていた貼紙によると、それでも20パーセントもの加水をしているとの事。無色透明の湯は微タマゴ臭が香り、加水のためか口に含むと飲泉場より薄いダシ塩タマゴ味がします。先客には地元の御夫人がひとり。関節痛に効くとの事で、しきりに湯の中で膝や肘を曲げたり伸ばしたりしていました。
(まぐぞー・2004年11月)

▼掲示

▼入浴券

▼ロッカーに掲示します

▼男性浴室

▼浴槽

▼湯口

▼タマゴ茹で場

小野川温泉 滝の湯共同浴場は2014年12月31日をもって閉館しました

小野川温泉 滝の湯共同浴場(旧施設) 簡易データ

山形県米沢市小野川町
7時→9時~20時
200円
訪問:2004年11月・2014年12月31日(最終日)

小野川温泉 滝の湯共同浴場(旧施設) 温泉分析概要

協組4号源泉、協組5号源泉(注湯口にあける分析)46.9℃ pH=7.3 溶存物質計=? (H21.1.6)

【以前の分析】協組4号源泉 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(硫化水素型) 80.3℃ pH=6.9 約1200L/min(掘削60m) 溶存物質計=5768mg Li=4.3mg Na=1412 K=123.2 Mg=4.3 Ca=547.2 Mn=0.3 F=2.8 Cl=3199 Br=8.7 I=0.4 HS=1.7 SO4=78.3 HCO3=115.3 CO2=24.4 H2S=2.5 H2SiO3=241.7 HBO2=28.7 HAsO2=0.2 (H15.10.20) ※加水あり