湯の澤温泉 地蔵の湯(宿泊)

10数年以来の再訪です。一度、宿泊してはいますが確認するべく立ち寄りでいってみました。事前電話すると「年末年始は無休で営業します」との事で突撃決定。表通りから集落へ折れる小道を進み、奥へ進み切ったとこのある地蔵の湯です。

受付して廊下突き当りを右手にいくと男女別浴室があります。ちょっと蒸しっとする浴室空間で軽いサウナ状態になっていました。右手に浴槽、左手にカランシャワーの位置関係です。タイル張りの4人サイズ長方形浴槽が一つあります。お湯は若干緑がかったようにも見える透明湯、弱温泉臭がします。浴槽内にて吸い込み作動で循環。温泉利用状況によると、常時新しい源泉を投入しています、的な表示あり。循環湯と新湯を混合して浴槽投入しているのでしょうか?半循環ならオーバーフローがいつかは見られますが、今回のケースではオーバーフローを確認できずでした。う~ん、いまいちよく分からない湯使いでした。
(三昧・2016年12月)


湯の沢温泉「地蔵の湯」に宿泊しました。前日予約ですんなりOK。湯の沢温泉は開湯千数百年を経ています。到着次第、すぐにお風呂へ。男女別の浴室には4、5人も入ればいっぱいの内湯がります。お湯はみた感じ茶褐色にもみえるが、実際には薄茶褐色透明、無味無臭の加熱循環使用です。浴室の窓からは「地蔵権現山」と呼ばれる場所が見え、その沢あいに鉱泉が湧いているらしい。お地蔵様が祭られていて、鉱泉を大事にしているのが分かる。夕食は地の山菜料理中心でおいしく戴けました。
(三昧・2003年5月宿泊)


約13年ぶり3度目訪問の地蔵の湯です。羽黒山で行われる年越し行事「松例祭」の前に立ち寄りました。久し振りの訪問ですが、建物そのものに変化は無いように見えます。が、浴室は改装したようで、すっかり新しくなっていました。

以前はやや閉鎖的だった浴室ですが、改装後では窓が大きく明るい雰囲気になっていました。女性浴室には5人サイズの長方形浴槽がひとつあり、湯口よりなんらかの色づきがほんのりあるようにも見える、ほぼ無色透明の湯が投入され、循環利用されています。弱いスベスベ感のある湯はトロッとしたまったり感があり、塩素臭と源泉からの鉱物臭も漂います。循環ながら不思議な魅力のある湯で、サウナ状の浴室の影響もあってかとても温まる湯でした。
(まぐぞー・2016年12月)


羽黒山の麓に山に囲まれひっそりと佇む御宿です。日帰り入浴で立ち寄りました。この地蔵の湯は開湯以来千数百年という大変歴史のある湯のようです。私が訪れた時は同じく日帰り入浴の地元のオバチャンがひとり。「ここのお湯はいいよー」と連呼していました。

お風呂は男女別に内風呂がひとつというシンプルなもの。鉱泉を沸かした湯は、湯浴み後もかなり長い間体がポカポカです。ここの湯は皮膚病や事故の後遺症に効能があるとの事。浴場を出た所に畳敷きのちょっとした休憩場があるのですが、私はフロント前のソファーで先程一緒に湯浴みをしたオバチャン、そして御宿の女将さんと30分位雑談しつつ体を冷ましました。夏場になると湯野浜海水浴場のお客さんが海岸沿いの混雑した御宿を避けて利用する事も多いそうです。
(まぐぞー・2002年7月)

2016年12月

▼道路の看板と外観
 

▼受付まわり/男性浴室
 

▼女性浴室
 

▼湯口/洗い場
 

2002年・2003年

▼外観/川向うのお地蔵さん
 

▼男性浴室
 

山形県鶴岡市添川湯ノ沢5-甲
0235-64-4170
立寄り時間要問合せ
400円
宿泊しました:値段忘れ
訪問:2002年7月・03年5月(泊)・16年12月

湯ノ澤温泉1号・湯ノ澤温泉2号 ナトリウム-塩化物泉(湯口における分析)4℃ pH=8.1 溶存物質計=2093mg Na=743.1mg K=4.6 Mg=4.9 Ca=11.0 F=0.3 Cl=933.7 Br=4.9 I=1.2 SO4=29.9 HCO3=302.0 CO3=3.0 H2SiO3=45.0 HBO2=9.8 CO2=4.1 (H27.3.30) ※温泉利用状況=加温あり、循環濾過あり、消毒あり

【以前の分析】有限会社湯の沢温泉観光開発1号源泉 単純冷鉱泉(Na-Cl・HCO3型) 15.1℃ pH=6.7 蒸発残留物=616.2mg