日光湯元温泉 万蔵旅館

以前の宿は廃業したのか名前を変えただけなのかは不明ですが、いつのまにか山びこ荘が「旅館万蔵」として営業していた。日帰り温泉やってます、的な張り紙があったので通りがかりついでに立ち寄ってみました。「本日空室あります」「食堂準備中」などの掲示もありました。

浴室は地階にあり階段で下っていきます。少し古びた感じの残る浴室、正面曇ガラスに沿って長方形浴槽があります。横並びで5-6人ほどのサイズでしょう。お湯は見た目、薄い緑色で15cmほどの濁り具合です。フルーティーなタマゴ臭と生ぐさい感じの臭いもあります。当然ながらも湯口で無色透明の64.1℃、浴槽湯温は43.2℃。どちらかといえば高温源泉を加水せずにチョロチョロ投入する使い方で、新鮮さは欠けますがこなれた感じでこれはこれで良いです。この辺は好みに分かれるとは思いますが。。。
(三昧・2017年12月)


日光湯元温泉バスターミナルのすぐ横に新しくオープンしたお宿です。以前は山びこ荘というお宿がありましたが、閉館し別経営となり改装ののちオープンしたようです。立ち寄りの有無がわからなかったのですが、近づいてみると窓ガラスに「日帰り温泉600円」と大きく掲げられていたので安心して訪問する事ができました。

館内は壁紙などまだ新しい印象で、改装後それほど時間が経っていない様子が伺えます。男性スタッフがいたので「いつオープンされたのですか?」と伺うと、「去年かな・・あ、一昨年だったかな?」とちょっと曖昧なお返事。まぁその位にオープンしたという事で。浴室へは受付から階下へ下ります。といっても完全な地下ではありません。浴室は男女別に内湯がひとつづつ。ちなみに靴は脱衣所に敷かれた緑色の敷物手前まで履いていっていいそうです。

浴室はやや年季が入っているように見えます。浴室の雰囲気や造りがお隣のパークロッジ深山にちょっと似ています。外光がぼんやりと射し込むやや薄暗い印象の浴室には5人サイズの長方形浴槽が一つあり、湯口より熱い源泉をチョロチョロ投入、光の加減かくすんだ緑系半濁濁りにも見える湯が静かに掛け流されています。しばらくお客さんがいなかったのか、湯面は白い細かな温泉成分でビッシリと覆われていました。浴槽の構造上、投入された熱い源泉が湯面を通りそのまま排湯されてしまうようで、上は熱く下にはぬるい湯が停滞しています。なので浸かる前に大きくかき混ぜるといいかもしれません。やや熱め寄りの適温湯は、ツンとした強いタマゴ臭となんとも言えぬ金属のような匂いのするもので、湯中には白や黒の溶き卵状湯花もチラホラとみられます。湯にはこなれ感があり浸かりやすいものでした。
(まぐぞー・2017年12月)

▼外観/浴室入口

 

▼男性脱衣所

 

▼掲示/男性浴室

 

▼浴槽

▼湯口/溢れ出し

 

▼女性脱衣所/女性浴室

 

▼浴槽

▼湯口/湯面の温泉成分

 

栃木県日光市湯元2553
0288253333
立ち寄り時間要問合せ
600円
訪問:2017年12月
分析表・温泉利用状況など確認できず