町営那須いこいの家

いこいの家には二度目の訪れとなります。前回同様、那須登山帰りに立ち寄ってみた次第です。相変わらずお客さんが少なく閑散とした館内で、静まりかえっていました。御用邸と同じ混合源泉の分析書が10年きっちりで新たに更新されていました。また、いこいの家の貯湯槽での分析で泉温が53.2℃へ上昇、湧出量記載から利用量記載へと変更になっていました。温泉入浴も我一人の湯浴みで登山後の汗流しでさっぱりと致しました。湯汚れとは無縁のようで良コンディションでの湯浴みに満足のひと時でした。
(三昧・2016年5月)


近隣の「那須ビジターセンター」に案内チラシが置かれていたのをきっかけに存在を知った施設。那須岳下山後に訪れるタイミングにようやく恵まれ立ち寄った。公共の温泉宿泊施設で地元町民以外でも宿泊や立ち寄りが可能だ。当日はお客さんも疎らで、滞在した殆どの時間はノーゲスト状態でした。もう少し宣伝したほうがよいのでは??料金は入浴のみではなく、休憩所利用込みのやや高め料金設定となっています。

浴室は内湯のみで一般的な造り。浴室の引きガラスを開けると網戸になります。浴槽はタイル張りで6-7人サイズの広さがあり、浴槽内と浴室床の一部は温泉成分により茶や黒色に色づいています。浴槽コーナー部分にある円柱状湯口より、47.9℃の湯をちょろちょろ程度浴槽投入しています。浴槽端にある蛇口からはぬる湯の別源泉も自由投入できます。浴槽では42.2℃と適温調整されており、浸かり易い温度でした。ほぼ無色透明、弱温泉臭、つるつるとした浴感ありの掛け流し。今のところ空いているので穴場的な存在です。
(三昧・2013年7月)


那須高原ビジターセンター近くにある公共の宿です。公共の施設らしく、やや味気ない役所や公民館のような造りの建物ですが、周囲は那須の森に囲まれ環境はなかなか良いです。今回は那須岳下山後の汗流しを兼ねて訪問してみました。

外観同様、館内も殺風景で味気ない役所のようです。受付で料金を支払い浴室へ。女性浴室には5~6人サイズの略四角いタイル浴槽がひとつあり、湯口より熱い源泉がチョロチョロ投入され、静かに掛け流されています。浴槽サイズにしては投入量が少なく、訪問時ではややぬるめ寄りの適温となっていました。これとは別に自由投入の源泉と思われる蛇口があり、開放すると湯が出てきます。ほんのり温泉臭香る湯は、無色透明でツルツルとした無肌触りがあり心地よいです。シャンプー・ボディソープの備品もあり、シャワーの使い勝手もよく、山遊びの後の訪問にも丁度いいと思いました。

ちなみにコチラの施設、無料休憩室もあり使い勝手がいいのですが、なぜか利用客が居ません。今回出会ったのは他に一組だけです。地元民との料金差が大きいので地域外の利用者が少ないのはわかるのですが、手頃な料金で利用できるはずの地元の人が誰もいないのが不思議。あまり知られていないのでしょうか?
(まぐぞー・2013年7月)

▼休憩室/掲示

 

▼男性浴室

▼浴槽/湯口

 

▼女性脱衣所

 

▼女性浴室

▼浴槽/湯口

 

那須郡那須町大字湯本207番地2
0287762342
10時~16時
700円
訪問:2013年7月・2016年5月

旭温泉・地蔵の湯・桜の湯混合泉(いこいの家貯湯槽での分析)単純温泉 53.2℃ 15.0L/min(利用量) pH=6.9 溶存物質計=0.612g Na=42.5mg(31.23mv%) K=18.8 Ca=49.8(41.98) Mg=13.4 Fe2=0.1 F=0.6 Cl=2.4 SO4=227.8(79.78) HCO3=66.1 HPO4=0.1 NO3=1.1 (H27.10.5) ※温泉利用状況=全ての項目において該当なし

【以前の分析】大丸源泉 山楽No.1~No.15混合泉 単純温泉 68.0℃ pH=6.4 溶存物質計=873mg Na=62.3mg K=26.6 Ca=63.5 Mg=22.3 Mn=1.0 Fe2=4.3 F=0.4 Cl=6.3 HS=0.1 SO4=279.7 HCO3=169.7 H2SiO3=234.2 HBO2=3.1 CO2=132.1 H2S=0.4(H8.9.26)

旭温泉・地蔵の湯・桜の湯混合泉 単純温泉 38.0℃ pH=7.1 15.8L/min(自然湧出) 溶存物質計=678mg Na=43.6mg(27.86mv%) K=28.5 Ca=56.9(41.73) Mg=16.2 Mn=0.1 F=0.1 Cl=2.7 SO4=261.6(82.90) HCO3=63.6 H2SiO3=200.1 HBO2=5.0 CO2=8.5 (H17.10.31) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし