古町温泉 塩原山荘

現在「古町温泉 塩原山荘」は撮影禁止となっているようです。使用画像は、それ以前(2012年)に撮影したものです。また現在は立ち寄り不可となっているようです。

 
釈迦ヶ岳への山登りを楽しみ、その下山後の汗流しに立ち寄りさせていただいた。休前日の夕方にも関わらず対応良く接していただき感謝です。公式HPでは「源泉掛け流しの小さなホテル・塩原山荘」とか「ワインと地酒の宿・塩原山荘」とのフレーズもあります。建物外観は古いですが、館内はよく手入れされており清潔感が漂います。

浴室は三階にあり、男女それぞれで内湯を一つ備えます。二面ガラス張りの浴室は展望風呂と名乗っています。若干、熱気がこもり気味なのが少々難点。湯船はタイル張りで大人2人がゆったり浸かることができる広さがあります。

竹筒湯口にて61.8℃の源泉を少量投入。湯口にて金気風味を感じる源泉です。浴槽湯は無色透明、弱甘味に微塩味、すべキシ浴感があります。浴槽手前側の切り込みよりオーバーフローありの掛け流しです。湯揉み板が設置されており、好みに応じて板で湯揉みしたり、加水したりとその点については入浴客任せのようです。湯口やオーバーフロー箇所周辺は温泉成分による赤茶色やクリーム色、ベージュ色等の析出物がたっぷりと付着しています。今回は利用客が少ない時間でしたが、利用者が増えてしまった時に湯なまりが起こらないか、余計な心配もしてしまう。
(三昧・2012年5月)


 

門前4号源泉を使用、地区的には古町に属する塩原山荘です。ニュー塩原の斜め向かい辺りに位置するこぢんまりとしたお宿で、どちらかというと民宿的な印象を受ける外観です。夕方少し前の訪問でしたが立寄りを伺うと、感じの良い女将さんらしき女性が笑顔で迎え入れてくださいました。館内はハンモックが吊るされていたり子供の喜びそうな装飾があったりと工夫があって、こぢんまりながら楽しい雰囲気です。

浴室は男女別に内湯がひとつづつあります。こぢんまりとしていますが、外光がよく射し込む明るい印象です。3~4人サイズの四角い浴槽がひとつあり、竹筒湯口より無色透明の熱い源泉を投入、浴槽内でやや熱めのほぼ無色透明、優しい温泉臭とほんのり金気漂う掛け流しとなっています。湯の溢れ口には析出物がコッテリと付着し、目でも楽しい。湯温が高いので加水せずの少量投入ですが、利用者が限られるので湯の鮮度は良好、やや熱めの湯を時間の許す限り楽しませていただきました。
(まぐぞー・2012年5月)

▼玄関先に温泉が流れていました

▼男性浴室

▼浴槽

▼湯口

▼女性浴室

▼浴槽

▼湯口

▼溢れ出し

古町温泉 塩原山荘 データ

栃木県那須塩原市塩原2391
Googleマップでみる
0287-32-2756
立ち寄り時間要問合せ
500円

→立ち寄り不可になったようです
訪問:2012年5月

古町温泉 塩原山荘 温泉分析

町営門前4号 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 68.0℃ pH=6.3 183.3L/min(動力) 溶存物質計=1890mg Na=333.3mg(59.94mv%) K=43.3 Ca=109.4(22.57) Mg=37.6 Mn=0.5 Fe2=0.3 F=0.3 Cl=577.2(68.51) SO4=39.3 HCO3=405.5(27.97) HAsO2=0.3 H2SiO3=286.0 HBO2=56.7 CO2=232.0 H2S=0.3 (H9.6.20) ※温泉利用状況=全ての項目において該当無し