タイ最北に位置するチェンライはラオスとミャンマーに接する国境の街です。チェンライとその周辺にも温泉があり、それを目当てにチェンマイからバスに乗ってやってきました。
我が家は市内のホステルを拠点に約一週間ほど滞在して、近くのレンタルバイク屋でスクーターをレンタルして湯めぐりしました。またホステルのオーナーご一家が温泉好きでおススメの場所をいくつかピックアップ、アクセスしやすいルートや途中の観光ポイントなど詳しくアドバイスしてくれたのは助かりました。
まずはホステルのオーナーイチオシの、スクーターで約1時間ほどの場所にあるランナー温泉へ向かいました。場所云々はGoogle Mapを参照するとわかりやすいのですんなり到着することができるでしょう。現地に着くと人懐っこい白い犬が出迎えてくれました。ランナー温泉のペットなんでしょうかね。
施設は全体的に日本風になっていて、神社にある朱色の鳥居や日本語で「ランナー温泉」などの案内もありました。施設内のレストランには女将さんがおられましたが完全なタイ語オンリー、すると息子さん?が出てきて対応してくれました。
「温泉に浸かりたい」というとプライベートバスを貸切で二人で一部屋160バーツ(約560円)とのことです。利用したのはNo.5の個室で内鍵をして利用します。数は不明ですが他にも個室浴室がいくつかありました。浴後に他の部屋も見学をさせてもらいましたが、ファミリー向けだったり、カップル向けだったり趣が違うので、可能であればいくつか見学して利用する浴室を選んでもいいかもしれません。
室内は土足禁止となっていて、入口の直ぐに脱衣スペース、その壁向こうが浴室スペースとなっていました。浴室部分の天井部分の1/3ほどが無く、外気と外光が室内に入る半露天風呂のような造りです。塀の向こうにはほんのり紅葉した山も少し見え、更には空間内はどことなく日本的な雰囲気があり、ここがタイだということを忘れてしまいそうです。
4人サイズのタイル浴槽、木製の湯上り休息椅子、シャワースペース(水のみ)などがあります。湯口には温泉と水の投入量を利用者が自由に調整できるシステムになっていました。我が家は加水量無しの温泉100%に調整。Maxで20L/minほどが投入可能です。お湯は無色透明、焦げタマゴ臭があり、浴槽内では糸状の白い湯華がチラホラと確認できます。特に浴感のツルツルが目立っています。泉質は日本でいうところのアルカリ性単純硫黄温泉のような感じのお湯です。貸切利用なので日本式で水着要らずの裸入浴できるのがいいですね。湯温も約42℃ほどにして湯浴みを満喫しました。
入浴後、息子さんと一言二言お話しました。入浴のみならず 別棟のコテージで宿泊もできるとの事で部屋を見せていただきました。温泉も浴室に引いてあり、部屋も清潔そうで温泉目当ての宿泊先としても良さそうです。
(三昧・2019年1月)
▼チェンライの中心地からレンタルバイクで向かいます
▼のどかな景色が続きます
▼118号線から枝道に入ります
▼細い小道をどんどん進みます
▼果樹園などの道をさらに奥へ
▼ランナー温泉に到着しました
▼白ワンコがお出迎え
▼鳥居がありました
▼日本語で「ランナー温泉」と書いてあります
▼貸切浴室や宿泊のコテージが並びます
▼貸切浴室棟
▼利用した貸切湯
▼別の角度から
▼源泉投入量や加水を自由に調整できます
▼もちろん源泉のみ投入
▼溢れ出し
▼浸かった様子
▼半露天の造りです
▼他の浴室も見学させてもらいました
▼壁に日本の写真が飾られていました
▼こちらの浴室もいい感じです
▼宿泊部屋(各部屋温泉付きです)
King Koffee Roast House
▼ランナー温泉の途中に立ち寄れるカフェです
→Googleマップでみる
▼コーヒー美味しい
▼温泉の後の甘いものは最高~
ランナー温泉 データ
タイ・チェンマイ
→Googleマップでみる
貸切風呂1時間(2019年1月訪問時はタオル付)
1名利用150バーツ
2名利用160バーツ
3名利用240バーツ
4名利用320バーツ
訪問:2019年1月