タイの温泉|チェンライ|パートゥン温泉(Pa Tueng Onsen Hot springs)

チェンライ市内の滞在ホステルから約36kmほどの場所にある温泉施設です。おそらくダイレクトに行ける公共交通機関は無いと思うので(調べ不足であるかもしれませんが)、市内からタクシーやソンテウをチャーターする必要がありますが、今回はバイクを借りて行ってみました。温泉への道中、ちょうどお昼時でしたので道路端の食堂でタイヌードルのランチをいただきました。空腹を満たした後は温泉へ再出発です。

現地は温泉公園のようになっていて温泉浴場を始め遊歩道や噴水、無料の足湯などが整備され点在しています。まずは受付棟を目指して駐車場から徒歩で移動します。受付にいたタイ人女性がなんと日本語を話すのに驚きました。少しお話するとどうやらご主人が日本人とのこと。ご主人は当温泉施設の経営者だそうで、そうなるとこの方は女将さんになりますね。

個室浴室の利用をお願いして受付します。料金は二人利用だと一人90B(約308円)なので二人分の180B(約617円)を支払います。受付の後ろに正確な部屋数は忘れましたが個室浴室の扉がいくつも並んでいます。室内にはタイでお馴染みの円形浴槽と水シャワー付きの洗い場、衣服や荷物を掛けておく壁掛けフックが10個ほどありました。

まずは浴槽にお湯を張らなくては湯浴みできません。浴槽端に赤青のバルブ付き塩ビ管があるので少し開けてまずは浴槽底を温泉で軽く流します。次に栓をして一気に温泉を投入しつつ、このままでは熱すぎるので水も出し温度調整しました。

水色タイル張りの浴槽は2‐3人サイズ、タイ国内ではお馴染みの二段の深さが付けられている造りです。オーバーフローは湯舟側面に穴が開けられていてそこから洗い場へ流れる造りでした。お湯は僅かに黄色系でほんわかとタマゴ臭がするものです。とにかくお湯の浴感が心地いいです。強レベルのヌルニュルとしたもので肌を擦るのが楽しいです。湯舟に浸かったり出たりで小一時間ほどの入浴を満喫しました。

湯上り後は女将さんから冷え冷えの日本の麦茶をいただき乾いた喉を潤しました。
(三昧・2019年1月)


 

周囲をのどかな山々に囲まれた、チェンライ郊外にある温泉公園です。芝生や樹木が雰囲気よく整えられ綺麗に整備された広い公園で、敷地内には温度差を付けた長い足湯、個室浴室棟、熱い湯をブシューーッと豪快に噴き上げたオブジェ、源泉湧出ポイントを囲ったと思えるタマゴ茹で場?が点在しています。公園への入園は無料で、個室浴場以外は自由に利用できるので、訪問時は家族連れを中心にタイ人憩いの場になっている印象でした。

お目当ての温泉棟へ行くとスタッフの女性が日本語で話しかけてきてビックリ。どうやらご主人様が日本人のようです。

温泉棟には個室浴室がズラーーっと並んでいます。浴室には2~3人サイズのタイル円形浴槽がひとつあり、セルフで源泉投入するシステムです。まずは浴槽内を軽く洗ってから源泉投入開始です。源泉バブルをひねると激熱源泉がドドドーー!と勢いよく出てきます。源泉が高温なので短時間で入浴するにはかなり加水しなくてはならないのが残念。投入量が多いのでみるみる満湯になり、溢れ出しは浴槽上部に開けられた排湯口から掛け流される造りです。

肝心の湯は、ほんのり黄色濁りを帯びたようにも見える無色透明湯です。湯面からほんのり温泉臭、なにより印象的なのは、まるで美容液でも塗ったかのようなかなりのヌルヌル湯なんです。温泉大国日本でもこのヌルヌル度はあまりお目にかかれないと思いました。かなりの加水をしてこれだから、源泉だけを少量投入し冷ました湯に浸かるとどんなだろう?と想像してしまいます。もしかすると加水した水もヌルヌル系だったのかなぁ??

浴後は個室風呂の前に並んだ椅子で湯冷まししていると、女将さんが冷たい麦茶を出してくれました。久々に飲んだ日本の冷たい麦茶にしみじみ癒されました。日本語で会話できたのも嬉しかったなぁー。
(まぐぞー・2019年1月)

▼チェンライの中心地からレンタルバイクで向かいました

▼日本じゃないですよ

▼パートゥン温泉に着きました

▼奥へ進むと

▼広ーーい駐車場

▼綺麗に手入れされた温泉公園です

▼園内に置かれたほのぼの民族人形

▼個室浴場棟はこちら

▼民族衣装の人形が案内

▼個室浴場棟外観

▼壁にトッケイの飾り(一瞬本物かと思った)

▼料金表

▼個室浴室が並んでいます

▼荷物や服は壁のフックにかけます

▼個室浴室

▼浴槽の横には洗い場スペースもあります

▼源泉をセルフで投入

▼みるみる満湯になります

▼排湯穴から溢れた湯が

▼洗い場に溢れ出る造りです

▼浸かった様子

▼浴後に冷たい麦茶をいただきました

▼温泉棟の横には池があります

▼源泉湧出ポイントを囲ったベンチ

▼熱さ的に温泉タマゴ用?

▼足湯です(手前が熱く奥へ行くほどぬるくなります)

▼手前は熱すぎて足をあまりつけられない

▼ぬるい奥の槽はお子ちゃま達のプールと化してました

▼足湯の横にもタマゴ茹で場がありました

▼豪快に源泉が吹き上がるオブジェもあります

▼かなり熱い湯を吹き上げてます

▼元気過ぎるお子様が熱湯を絶叫しながら浴びてます

パートゥン温泉(Pa Tueng Onsen Hot springs) データ

タイ・チェンライ
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9時~18時
個室浴室1時間
1人利用100バーツ
2~3人利用ひとり90バーツ
4人利用ひとり80バーツ
訪問:2019年1月