広瀬温泉 月山の湯 憩いの家

安来市の公共日帰り温泉施設です。午後1時から8時までの営業時間となっていて、訪れたのは2時前で駐車場に車数台という状況。男女浴室の他にちょっとした休憩広間もありました。脱衣所入口横には分析書の掲示あり。

6-7人サイズの横長タイル風呂が一つありました。湯舟を満たす湯は薄っすらと黄緑がかった微濁湯で、湯温は41℃ほどの温めです。三日月の湯口から薬臭味の湯を約6-7/min程度を浴槽へ流しこんでいます。湯舟反対側の側溝へ溢れ出ての掛け流し。

広間の壁には外気温が低くなってきたので、泉温が低下した旨の案内がありました。利用客のアンケートで湯温がぬるい、との意見があったようです。可能なら単に投入湯量を増やせばいいのでは、と思いますがそう簡単にはいかないのでしょう。当施設の他にも広瀬温泉を利用の施設があり気になるところです。
(三昧・2018年9月)


のどかな里山の川沿いに建つ地域の共同浴場です。すぐ近くには月山富田城跡地があり、山中鹿介にちなんだ三日月が入れ口に描かれていました。

男女別の浴室はとてもこぢんまりとしていて、数台のシャワーと6~7人サイズの浴槽がひとつあります。石でできた三日月の後ろから無色透明の適温湯が投入され、浴槽内でくすみを帯びた半濁りのぬるめ湯となり掛け流されています。ちょっと生臭いような温泉臭のする湯で、温泉成分から発せられるクスリ味を感じます。

浴槽サイズや湯温からすると投入量は少なく、まだオープンして1時間も経っていない時間に訪問したにもかかわらずやや鮮度感に欠けました。また、温泉に浸かっているにもかかわらず何やら浴槽がヒンヤリと感じるんです。

するとご近所の常連さんが「昨日は休みで湯を抜いていたから浴槽が冷たくなっちゃって、きょうは一段とぬるい」と仰っていました。なるほど、そういう理由があったんですね。もう少し投入量を増やせばだいぶ違うと思うんですが、何か増やせない理由があるのかな?
(まぐぞー・2018年9月)

▼休憩室/男性脱衣所

▼男性浴室

▼湯口(月の下)と溢れ出し

▼浴槽から

広瀬温泉 月山の湯 憩いの家 データ

島根県安来市広瀬町富田1031-1
13時~20時(受付19時)
水曜日休み(祝日は翌日)
300円
訪問:2018年9月

広瀬温泉 憩いの家 温泉分析

広瀬温泉 ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 43.0℃ pH=? 溶存物質計=1.47g Na=393mg K=3.8 Mg=5.9 Ca=80.2 Sr=2.0 Fe2+Fe3=0.6 F=5.3 Cl=213 Br=0.6 SO4=627 HCO3=95.1 HAsO2=0.3 H2SiO3=33.3 HBO2=6.9 CO2=2.4 As=0.2 (H25.4.9) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし