鉄輪温泉 谷の湯・2011年~2016年

前訪問から3年半経過していました。出かけてみると利用料金が100円から150円に変更になっていました。まぁそれでも十分に安いのですが、昨今の時の流れということでしょうか。営業は21時半迄ですが21時過ぎの遅い時間に行きましたが誰もいませんでした。川沿い横の低い場所に建ち、浴場入り口から脱衣所までも数段ほど階下へ進みます。いつものこの空間、やっぱりきた甲斐がありました。初めて鉄輪に宿泊した夜、てくてくと歩いてココまで宿から2分、いやぁー驚きと感動でした。今さらお湯が云々は省略しますが営業終了時間ギリギリまで十分に谷の湯を満喫してから宿泊先に戻りました。
(三昧・2016年12月)


鉄輪にくると必ず訪れる共同浴場です。今回も寄ってみました。毎回のことなので特別な変わりはなく素晴らしいです。ただ、新たに分析書の掲示が確認できました。早速、記録に撮り今回upしてみました。鉄輪訪問の際には訪れたい施設です。
(三昧・2013年4月)


今回も訪れました、お気に入りの「谷の湯」。就寝前の鉄輪散歩の途中にぷらりと寄ってみた。シーンと静まり返っていたので誰も居ないのかな??と思いつつ扉の中へ。地元の方がお一人さま湯に静かに浸かって居られました。「こんばんは」と声を掛けると「おぅいらっしゃい」と返事。しばし湯に浸かりながらいろいろなお話をお伺いする事ができた。

まずは谷の湯の名前の由来について、昔は川底の谷より湯が自然に湧いていてそれを利用していたので「谷の湯」というんだとか。浴室のお不動様の下の囲いからも湧出していたが現在では枯渇。今では熱源も無くなり、たまにガスがぽこりといっている程度らしい。原因は明らかだという、過剰ボーリングによるものだそうだ。他にも鉄輪のお話しを聞けて面白かったが、湯に浸かりながらだったのでかなり逆上せてしまった。
(三昧・2011年7月)


昼間は観光客で賑わう鉄輪温泉も、夜になれば人影もまばらとなり、静かな湯治風情を楽しむことができます。そんな鉄輪温泉の懐かしい風景が残る細い路地を歩いて、宿泊した宿から散歩がてら訪問しました。ここ「谷の湯」は3年振りの訪問ですが、相変わらずの昭和時代のアパートのような鄙びた佇まいは健在でした。近くでシューシューと噴き上がる温泉噴気が夜空に白く浮かび上がるのも鉄輪ならでは光景です。

浴室は別府でよく見られる脱衣所との一体型で、4人サイズほどの長方形浴槽がひとつあります。長年人々を癒してきたでしょう浴槽には、綺麗に澄んだ無色透明湯が熱過ぎずぬるくなくの丁度いい適温で掛け流されています。湯面から香る優しい癒しの温泉臭もたまりません。お湯の良さは勿論ですが、ここは夜の独特な雰囲気もまた良いんです。鄙びた浴室に湯の流れる音だけが響き、じっと一人きりで浸かる贅沢。いつまでもこのままであって欲しい共同浴場です。
(まぐぞー・2011年7月)

▼男性浴室

▼別の角度から

▼さらに別の角度から/湯口

 

▼不動明王

▼いいお顔です

▼女性浴槽/湯口

 

大分県別府市鉄輪北中1組8
6時30分~21時30分
80円100円→150円
訪問:2011年7月・2013年4月・2016年12月
谷の湯 ナトリウム-塩化物泉 71.1℃ pH=4.9 溶存物質計=3306mg Li=4.0mg Na=930.5(87.47) K=113.7 Mg=3.9 Ca=38.8 Mn=0.7 Fe2=0.6 F=2.0 Cl=139.7(82.20) Br=2.4 HSO4=0.2 SO4=397.4 HCO3=7.0 HAsO2=1.3 HBO2=48.6 H2SiO3=357.6 CO2=16.9 As=0.8 (H22.9.7)※温泉利用状況=見当たらず