亀川温泉 亀陽泉

新築建て替え後のリニュアルオープンしてから初訪問となる。新しくなった浴舎は平屋建ての瓦屋。屋根下中央には亀甲型の窓ガラス、正面入り口には亀をモチーフにデザインされた紺色のれんが垂れ下がります。他にも館内の照明やら、ドア窓やらちょっとした場所に亀甲デザインを用いているのが面白いです。館内はバリアフリー化された造り、市営温泉はこれからバリアフリー化は必須ですね。

浴室中央にはこれも亀甲をイメージした石造り浴槽がドンと鎮座します。二つに仕切りで分けられていて「あつゆ」「ぬるゆ」と二浴槽仕様です。昨今では熱すぎる湯は体に良くないというのが別府では周知されつつあるので、市営温泉においては湯温は利用者の好みに応じて「あつゆ」「ぬるゆ」ということでしょうか。二つの浴槽はそれぞれ5-6人サイズで広いものではありません。投入湯量がそれほど多くはないので両浴槽ともに少し湯が濁り気味です。次の別府訪問の際には、別の日の湯の状態を必ず立ち寄って確認してみましょう。
(三昧・2016年12月)


完全建て替えですっかり新しくなった亀陽泉へ行ってみました。以前の昭和遺産のような鄙びたコンクリ建物から一転、ベージュを基調とした和風のイマドキ温泉施設に生まれ変わっていました。入口にはかわいい亀のイラストが描かれた紺の暖簾が揺れています。この暖簾が素敵で、同じデザインの手ぬぐい(タオルじゃなくて手ぬぐいね)があればいいのに・・と思ってしまいます。新しくなった亀陽泉は全てがピカピカです。当然のようにバリアフリー対応で、以前同浴した高齢の婦人方利用しやすくなったと思います。

浴室にはおそらく亀の甲羅をイメージしたのかと思える亀甲型の浴槽があり、真ん中で仕切られそれぞれ5~6人サイズとなっています。片方が適温、もう片方がやや熱めとなっていました。湯口は両方にあり、当然のようにかけ流し。この日は午後に訪問したためか既に大勢の人が浸かった後だったようで、やや濁りの生じた「なまり気味」となっていました。館内は名前にちなんで、あちこちに亀をモチーフにした「隠れ亀」が潜んでいます。そういうのを見つけるのも楽しい浴場です。
(まぐぞー・2016年12月)

▼外観

▼浴室入口

▼かわいい亀のイラスト暖簾

▼窓と照明も亀

▼タイルも亀

亀川温泉 亀陽泉 データ

大分県別府市亀川中央町10‐26
6時30分~22時30分
第1水曜日休み(祝日は翌日)
210円
訪問:2016年12月・2019年4月

亀川温泉 亀陽泉 温泉分析

亀陽泉(浴槽流入口にて採水)単純温泉 51.4℃ pH=7.4 溶存物質計=0.730g Li=0.7mg Na=141.0(74.67mv%) K=23.8 Mg=6.6 Ca=16.7 Sr=0.1 F=0.3 Cl=122.0(45.74) Br=0.4 SO4=102.0(28.19) NO3=3.0 HPO4=0.2 HCO3=115.0(25.00) H2SiO3=193.0 HBO2=5.3 HAsO2=0.5 CO2=8.8 (H28.6.23) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし