湯平温泉 銀の湯

偶然にも訪問した日は、「銀の湯」共同浴場の改装後のオープン日だったらしく、湯平温泉の5つある全ての共同浴場は無料との事。ほれほれとばかりに全ての浴場を湯巡りしてしまう。

「銀の湯」は現在の新しい浴舎に立て直してのリニュアルオープンという事である。ここ「銀の湯」共同浴場だけは管理人さんが常駐していくそうである。地元の方々で交替で番台に座るようにした、との事。浴舎建物前には足湯に飲泉所も併設してあり、温泉をいろいろな形で楽しめるように工夫されていた。

1.7×2.2mの長方形型浴槽は、大人3-4人でのんびりできる広さです。浴槽縁をヒノキの大木で囲われ、底はコンクリ造りのものです。建設したて、造りたての浴舎は真新しく、浴室は木の香りがぷんぷん状態。湯はほぼ無色透明、すべすべ感あり。ただ、浴槽の大きさに対して源泉投入量が少なめの為、湯に鮮度感を感じられない。造りからして湯平の中でも名所的な共同浴場なのかもしれない。
(三昧・2006年4月)


なんと、初めての湯平訪問が「銀の湯」のリニュアルオープン日と重なってしまった。おかげで湯平に点在する共同湯は「銀の湯オープン記念」として本日に限り全て無料。なんとまぁ嬉しいじゃありませんか。というワケで早速新しくなった銀の湯へ。昨今リニュアルというと社寺造りの和風が定番だったりするのですが、ここは木材と素焼きの黄土っぽい素材をふんだんに使用した、いわゆるアースカラーがメイン。なんとも洒落た雰囲気です。

女湯には木枠の内湯浴槽がひとつ。4人程入られる大きさでしようか。湯口より無色透明適温湯が投入され、ややトロミを感じる弱スベ浴感です。お湯の臭いを確認しようと湯口に近づくも、なにしろ真新しい木材の臭いがムンムンでそれどころではなかった。浴室内も木材の清々しい香りムンムン。お湯の臭いは確認できませんでしたが、こういう素材の臭いに包まれるのも新築直後の特典ですかね~。
(まぐぞー・2006年4月)

▼石畳の湯平温泉街

▼男性浴槽(女性側もほぼ同じ)

▼湯口

▼足湯

▼飲泉所

湯平温泉 銀の湯 データ

大分県由布市湯布院町湯平
6時~22時→10時~14時
200円
訪問:2006年4月

湯平温泉 銀の湯 温泉分析

銀の湯温泉 アルカリ性単純温泉 泉温=? pH=8.8 溶存物質計=600mg Li=0.2mg Na=155.0(95.58mv%) K=2.2 Ca=4.5 Sr=0.1 F=0.6 Cl=59.0(22.40) Br=0.1 OH=0.1 SO4=49.3 HCO3=195.0(43.02) CO3=45.1(20.23) (H17.6.16)