市営柴石温泉には2度目の訪問になります。210円の料金でこの施設設備が楽しめるのだから感謝ですね。分析書の別表のみ掲示が更新されていました。前回の感想で「あつ湯」「普通湯」それぞれ10人サイズ浴槽とコメントしましたが、それぞれ6-7人サイズの修正します。湯温はあつ湯で43.5℃、普通ゆで41.5℃くらいでしょうかね。無色、僅かな白濁り、浴槽周辺の湯道では土類成分の析出がコッテコテ状態でした。露天風呂も偵察しました。浴槽からオーバーフローする湯が目視確認できます。周囲は赤茶色に染まり析出物でコーティングされていました。こちら露天ではぬるめ38℃に調整され、長々と浸かるにはよいコンディションでした。
(三昧・2016年3月)
柴石の市営日帰り温泉施設。鉄輪バスターミナルよりバスで5分の所にあった。館内には男女別内湯に露天風呂、浴後の休憩所ありで市営温泉施設といえども210円の料金はお値打ち感がある。
石板敷きの浴室床、石板造りの浴槽が二つあり仕切りにて横並び配置されている。それぞれ10人サイズの広さがあり、仕切り中央には湯口の造りになっている。もともとの源泉には加水がなされているようですが、湯口投入量の加減によっても浴槽内湯温調整をしています。
湯は僅かに灰白濁り、弱とろみ感、何かの粉薬臭がします。ちょいギシギシする湯で浴後は肌がガビガビします。今回宿泊した鉄輪の湯とは全く違い火照りが長続きしません。
ひとつ気になるのは館内掲示にもあった源泉の湯量減少&泉温低下です。この影響で現在では蒸し湯などが休止中となっていました。新源泉を掘削という案内でしたがその後はどうなっているのか気がかりです。
(三昧・2008年1月)
数年ぶりに訪問した柴石温泉です。今回は朝風呂タイムに訪問してみましたが、人気の施設だけあって朝から大賑わいです。特に大きく変わった様子はなく、二つに仕切られた内湯はどちらもほぼ同じ湯温でやや熱めのかけ流し。土類感のしっかりしたもので満足度は高いです。
前回は「湯量減少と泉温低下」で休止中だった蒸し湯は復活し、底から熱い噴気がモウモウと元気よく吹き上がっています。露天風呂は相変わらずぬるめ設定だったので、もしかしたら蒸し湯の水風呂的存在であえての「ぬるめ」だったのかもしれません。以前は湯が止まっていたような気もする川沿いの湯滝(利用不可)も湯がバンバン出ていて、じゅうぶん打たせ湯として利用できそうでした。
(まぐぞー・2016年3月)
鉄輪温泉街からブラブラ歩いても行ける(私達はバスに乗りましたが)市営の日帰り温泉施設です。下町風情の鉄輪温泉街からほんの少し離れただけで周囲は樹木が茂り、まるで山の中の湯治場のような静けさがあります。建物は派手ではないものの清潔感があり、館内には男女別内湯に露天風呂、蒸し湯も造られています。
受付を済ませ女性浴室へ。脱衣所を抜けるとまずは内湯ですが、二つに仕切られた長方形浴槽があります。それぞれ6~7人入られる大きさで、片方が適温、もう片方がやや熱めとなっています。湯はごくごく僅かに茶濁りを帯びたほぼ無色透明、鉱泉系でよく感じる粉っぽい薬臭を感じ、かたいギシギシとした浴感があります。また、湯の通り道は茶色く変色しています。
続く露天風呂は、ちょっとした庭のような所に造られた10人サイズ。こちらは「ぬるめ」となっていました。露天風呂の横には蒸し湯小屋があり、今回も楽しみにしていたのですが、泉温低下のため休止中との事。うーん、残念。そういえば、前回入浴時と比べ、お湯自体にもチョット元気がないように感じました。
(まぐぞー・2008年1月)
▼川沿いの打たせ湯(お湯がバンバン出ています)
▼むし湯跡/休憩室
▼男性内湯/湯口
▼男性露天風呂
▼外観/飲泉所
▼使われていない川沿いの打たせ湯/仏像
▼女性内湯
0977674100
7時~20時(19時まで受付)
210円
訪問:2004年3月・2008年1月・2016年3月
(蒸し湯)別府市営柴石温泉北泉源 ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 80.1℃※温泉利用状況=加水あり。加温あり
【以前の分析】別府市営柴石(北)泉源 ナトリウム-炭酸水素・塩化物・硫酸塩泉 70.0℃ pH=? 成分総計=1195mg Li=0.8mg Na=235.0(73.84mv%) K=31.0 NH4=0.2 Mg=8.6 Ca=46.9 Mn=0.2 Fe2=0.8 Zn=3.6 F=0.3 Cl=128.0(26.92) SO4=162.0(25.13) HCO3=365.5(44.67) HAsO2=0.3 HBO2=0.6 H2SiO3=201.2 CO2=3.1 (H8.12.24) ※加水あり