祇園温泉 2018年10月
約7年ぶりに再訪しました。もっと頻繁に訪問したいんですが、この辺りは駐車場が近くになくてなかなか足が向きにくいエリアです。前回訪問時は玄関に飾られていた手描きの暖簾のイラストにホノボノしましたが、今回はそれが無くなり、かわりに玄関前や浴室に有名アスリートの点描が飾られていました。ご一緒した方に聞くと、ご近所さんで絵が上手な人がいるらしいです。
浴室は以前と変わらず、茶色の洗い場にブルーの3人サイズ小判型浴槽がひとつあります。この浴室は数ある別府の共同浴場の中でも「かわいい浴室」ナンバーワンだと思います。お湯は別府でおなじみの「雲泉寺貯湯タンク」で、熱い無色透明湯をじわじわと浴槽内投入しています。前回訪問時は大勢の人が浸かった後で湯汚れがありましたが、今回は湯の綺麗ないいタイミングに来られました。
(まぐぞー・2018年10月)
▼外観
▼掲示(点描で凝ってます)
▼掲示
▼受付(訪問時は無人でした)
▼男性浴室
▼源泉湯升
▼掲示
▼女性浴室
▼浴槽
▼源泉湯升
▼浴室の掲示(絵も文言もうまいな~)
祇園温泉 2011年7月
住宅街の合間にある共同浴場。建物一階に共同浴場、二階にはお約束の公民館という典型的な造りです。訪問時の受付は無人で、各自料金を所定の箱に支払う仕組みです。
浴室中央に小判型の水色タイル浴槽を配置。3人でゆったりサイズの広さがあります。浴室端の貯湯槽より浴室床下を通って、浴槽底部に直接源泉注入する仕組みとなっています。訪問時は清掃直前で源泉投入がされていなく、湯が見るもなまり気味の状態でした。仕方ないので貯湯槽を全開し浴槽へ送湯、同時に加水蛇口も少々開きます。次第に浴槽温度も上昇、オーバーフローも始まり、ある程度の湯が入れ替わりまずまずの鮮度へ。浴槽底部のゴミ等を排出するパスカル方式の排湯管もあり。利用源泉は雲泉寺貯湯タンク、この源泉はよく見るので市内随所に温泉配管が巡っているのでしょう。
(三昧・2011年7月)
下町風情漂う住宅街の一角、朝見川沿いに建つ小さな共同浴場です。最初に玄関をパッと見たとき「あっ、青い暖簾が風に揺れてる」と思ったんですが、近づいてみると絵に描かれた暖簾だったことがわかって、思わずクスッとなりました。入浴前から心がほっこり癒されます。
浴室内には3人サイズの小判型浴槽がひとつ。ちょっと浅めで、ベビーバスを大きくしたような、かわいらしい浴槽です。別府に共同浴場は数あれど、ちょっとあまり見かけないタイプの浴槽と思います。
肝心の湯は浴槽内より熱い源泉を注入、同時に好みにより加水蛇口を利用します。無色透明でちょいスベキシ感のある湯は、優しい温泉臭が漂います。ちょっと残念だったのは、朝風呂タイムラッシュの後だったらしく、湯汚れが発生していた事。ここは再訪して、ベストな状態の湯を味わってみたいとこです。
(まぐぞー・2011年7月)
▼外観
▼玄関
▼手描きの暖簾です
▼男性浴室
▼別の角度から
▼更に別の角度から
▼浴槽
▼源泉湯升
祇園温泉 データ
大分県別府市朝見3丁目9-5
→Googleマップでみる
6時~11時・13時~23時(日曜日6時~23時)
100円
訪問:2011年7月・2018年10月
祇園温泉 温泉分析
別府市有雲泉寺泉源外 単純温泉 64.1℃ (掘削動力) pH=7.4 溶存物質計=0.764g Li=1.3mg Na=173.0(80.45mv%) K=17.5 Mg=4.6 Ca=16.2 Sr=0.2 F=0.6 Cl=168.0(55.05) Br=0.5 SO4=71.2 NO2=0.1 NO3=1.4 HPO4=0.2 HCO3=142.0(27.06) H2SiO3=159.0 HBO2=8.8 HASO2=0.2 CO2=0.9 As=0.1 (H28.3.7)
以前の分析
別府市有 雲泉寺貯湯タンク 単純温泉 65.0℃ pH=8.0 溶存物質計=819mg Li=1.8mg Na=180.1(81.39mv%) K=18.3 Mg=3.6 Ca=15.0 Al=0.1 Cl=179.2(53.44) SO4=76.9 HCO3=170.9(29.63) H2SiO3=166.2 HBO2=6.8 HAsO2=0.3 (H21.3.5)