明礬温泉 明礬 湯の里

「明礬温泉 明礬 湯の里」は2016年3月訪問時より撮影禁止となっていました。使用画像は、それ以前(2004年と2005年)に撮影したものです。

明礬温泉 明礬 湯の里 2016年3月

10年ぶりくらいに立ち寄ってみました。ここは眺めのいい露天風呂を気軽に楽しめるとあって、温泉マニアとは無縁の観光客も多く、ちょっとザワついた雰囲気が苦手でしばらく足が遠のいていました。久々に訪問してみると相変わらずの人気っぷり。ザッと見た印象では海外のお客さんも多数で、むしろ以前より賑わいに拍車がかかった感じを受けました。

こちらの一番のウリはなんといっても広々とした開放的な露天風呂に、温泉と言えば多くの人が真っ先に思い描く「タマゴ臭ぷんぷんの白濁湯」が溢れていることだと思います。この香りと見た目は「温泉に入った!」という満足度を高めてくれます。ただ、なにしろお客さんが多いです。なので湯なまりが生じてしまうのは仕方のないこと。これも人気の証でしょう。それでも熱め寄りの適温でのあふれ出しを保てるのはさすが別府だと思いました。

湯上りは肌に湯花が残るのか、パウダーをはたいたようなサラサラ感が残って心地いいです。
(まぐぞー・2016年3月)

▼晴れた日を狙って来てみました

明礬温泉 明礬 湯の里 2005年3月

常に観光客で賑わいを見せる明礬温泉は別府八湯の一つです。立寄りもできるお宿もありますが、気軽に温泉を楽しめる日帰り温泉施設「湯の里」に寄ってみました。施設の周辺は湯の花を採取している小屋や、小さいけれど噴気が噴き出している地獄がいくつか点在。

小高い丘に位置する湯の里の目玉は別府湾を望む事ができる眺望の良い露天風呂です。大小の岩や石で浴槽を囲んだ開放感ある露天岩風呂といった印象。15人ほどが入れる広さの浴槽に白色半濁の湯が満たされてます。それにしても白いお湯というのは、何度ととなく浸かっていますが温泉情緒を増大させてくれます。浸かったり出たりを繰り返し、景色も満喫しながらの湯浴みとなった。

内湯はこじんまりした造り。1.8×1.8mの正方形型の浴槽で、酸性の湯に耐えられるように木造りとなっています。大人4人が足を伸ばせばいっぱいの大きさのもの。湯は、やや白く濁りで酸味、苦エグ味がします。塩ビの湯口から源泉を投入していて、自由にバルブで投入量を調整出来る仕組み。少しの間、バルブ全開で掛け流しを楽しんだ。
(三昧・2005年3月)


 
前回は土砂降りの中での湯浴みで残念だったので、今回はいよいよ念願の晴れた日に行って来ました。別府温泉道七段の御褒美に頂戴した無料券を利用しての訪問です。日曜日だったのですが、明礬温泉はさすが別府を代表する観光地、結構な賑わいをみせています。ただ狭い地区に数軒の入浴施設があるので、湯浴み客が分散するのか、普段関東圏の温泉施設で見るような混み具合ではありません。

露天風呂には相変わらずのタマゴ臭香るスベスベの白濁湯が満たされています。今回は真っ青な空の広がる清々しい晴天。明るい日射しが反射し、湯の色は前回とは比べ物にならないくらい純白に輝いて綺麗に見えます。

「お湯さえよければ景色なんて別にいいや」なんて普段は思うのですが、やはりそれは場所にもよります。「ここへの訪問は晴れた日に!」土砂降りも経験した私としては、断然晴れた日をおすすめします。
(まぐぞー・2005年3月)

▼男性内湯

▼男性露天風呂

▼女性内湯

▼女性露天風呂

▼別料金で家族風呂もありました

明礬温泉 明礬 湯の里 2004年3月

敷地内には湯花採りの小屋が立ち並び、その内部を開放し見学可能、大きな土産物屋も建ち、ちょっとした温泉テーマパークみたいになっています。そんな「湯の里」の浴室は敷地内の高台にありました。

男女別の浴室にはこじんまりとした内湯浴槽と広々とした岩造りの露天風呂とがあります。ところが生憎雨が酷く露天風呂に入られる状態ではありません。お客さんは私の他に2人いたのですが、皆内湯にだけ入り「せっかく来たのに」と残念そうに早々と浴室を出て行きました。

結局私ひとりになったのですが、誰も居なくなったのを幸いに、せっかくだからと持参した傘をさして露天風呂で湯浴みしてしまいました。土砂降りの中、ひとり傘をさして湯浴みするのは、なんとも寂しいですが。

露天風呂は周囲を望む絶景とのことですが、当日はすぐ目の前も真っ白。景色なんてなーんにも見えませんでした。露天風呂を満たす湯は灰白濁、湯面からはタマゴ臭がぷんぷん香ります。もし晴れていれば湯色ももっと鮮やかな白濁に輝いたと思います。ちなみにココ、蛇口から熱い源泉が出るのでご用心。今度は晴れた日に行きたい。
(まぐぞー・2004年3月)

▼生憎の雨です

▼明礬 湯の里 受付

▼女性内湯

▼女性露天風呂

▼雨で残念

明礬温泉 明礬 湯の里 データ

大分県別府市明礬温泉6組
0977-66-8166
10時~20時(受付19時)
※営業時間変更の場合「公式サイト」でお知らせあり
600円
訪問:2004年3月・2005年3月・2016年3月

明礬温泉 明礬 湯の里 温泉分析概要

明礬 湯の里 酸性-含硫黄-単純温泉(←の泉質掲示ですが酸性単純硫黄温泉『硫化水素型』の誤りでは?) 64.4℃ (自然湧出) pH=2.3 溶存物質計=0.772g H=5.0mg(59.90mv%) Na=13.2 K=6.9 NH4=0.2 Mg=3.7 Ca=11.3 Sr=0.1 Mn=0.1