亀川温泉 望潮泉(閉館)

亀川温泉 望潮泉は閉館しました。建物が取り壊され更地になったことを現地確認済です。

亀川温泉 望潮温泉(閉館後) 2011年7月

▼休業中の望潮温泉が気になって訪ねてみました

▼管理人さんの名残(お元気かな?)

▼湯小屋を今日も見守るお地蔵さん

亀川温泉 望潮温泉 2006年4月

亀川地区の住宅街にある鄙び系共同浴場です。まぐぞーが「番台に面白いおじさんがいる、行けば分かる」と言いながら意味深な笑いを浮かべている。番台で受付時、気になって管理人さんを見て見たが何事もなく受付終了。温泉道スタンプもきちんと押印して頂く。

浴室は別府に多い造りで、脱衣所と浴槽が隣合わせになっているスタイルです。入り口より半地下のところに浴槽があります。小判型のタイル浴槽は5-6人が入れる広さです。無色透明、ほぼ無味無臭の湯で44℃。クセのない肌に馴染む温泉は日々の入湯には最適だと思う。

湯浴み後、共同浴場の写真を撮影していると、番台より怪しい手招きが、、、、。行ってみるとおじさんより、為になる話?が延々と20分ちょい。ははーこれかー、と思いながらもお話に耳を傾けさせて頂きました。望潮温泉の名前の由来は、以前に使用していた二階から別府湾を見る事が出来るからだそうです。
(三昧・2006年4月)

▼外観

▼別の角度から

▼桜が満開でした

▼男性浴室

▼男性浴槽

▼女性脱衣所

▼掲示

▼掲示

▼掲示

▼女性浴室

▼窓から桜が見えました

▼名物管理人さん

亀川温泉 望潮温泉 2004年3月

鄙びた風情の共同浴場。とにかく古い。ひたすら古い。脱衣所から少し下がった位置に4人サイズの小判型浴槽がひとつあり、無色透明激熱湯が底より投入され、静かに掛け流されています。浴槽内で熱めの湯は、スッキリとした鮮度のよいもので、優しい温泉臭が漂うもの。熱いながらも癒される湯です。

先客の御夫人によると「今日は縁から溢れているけど、日によってお湯の量が少ない時もあるのよ」との事。何でも「このお湯を汲んでいる所は古いから、そろそろ打ち直さないとダメなのよ」だそうです。浴室にあった貼紙をフと見ると「入院や死亡により利用客が減ったので誰か知り合いを紹介してください」といった内容が掲げてあります。すると御夫人が耳元で「違うのよ、汚いから来ないのよ、だって掃除してないんだもの」と洗い場の端の方を指差します。(私には年季が入って温泉の析出物がコーティングされているだけに見えたけど)まぁ、それは別としてもこの風情と佇まいは、かなり貴重なレトロっぷりだと思いますよ。

さて湯浴み後、受付のお爺ちゃん(阪神タイガースの帽子をかぶった)にスタンプを貰おうと声をかけると、今まで眠っていた目が「クワッ」と開き、長島さんの話題からはじまり、山焼き、桜、温泉本と、延々と語りが続きます。どうやら大変な会話好きのお爺ちゃんでありました。最後は握手で〆。
(まぐぞー・2004年3月)

▼外観

▼受付

▼女性脱衣所

▼女性浴室

▼浴槽から

亀川温泉 望潮泉は閉館しました。建物が取り壊され更地になったことを現地確認済です。

亀川温泉 望潮温泉 データ

大分県別府市上人本町13
6時~9時・15時~21時30分
10日・25日休み
100円
訪問:2004年3月・2006年4月

望潮温泉 単純温泉