富士見温泉(旧富士見第二温泉) 2018年10月
以前は富士見温泉というと第一と第二の二つがありましたが、2018年4月に第一が閉鎖しました。第二は営業を継続していて名前も富士見第二温泉から富士見温泉に変更したようです。2階建て建物の一階部分が温泉浴場となっています。入口前には管理人室があり、訪問時は管理人さんが常駐されていました。入浴料金100円を支払い、スパポートにスタンプを押します。
脱衣所から浴槽へは階段を数段おりて階下に移動します。浴室中央に4-5人サイズの水色タイル浴槽があります。湯舟縁のみは石造りです。お湯は無色透明、ほとんど無味無臭で目立つ特徴はないですが、毎日利用するにはこのテの泉質が向いていると言えます。訪問時の浴槽湯温は別府ではぬるめな体感約41℃、同浴の年配者が「ぬるいなぁ」とつぶやいた後に浴室隅にある湯溜め槽の湯栓をスポッと抜いて熱い温泉をMax投入開始。しばらくして熱めになったところで調整されていました。41℃ほどでは満足できなかったようです。湯上り後はさっぱりと爽快感とほどほどな火照り感も残っていい感じの湯浴みとなりました。
(三昧・2018年10月)
なんと13年ぶりの再訪です。いつか再訪したいと思いつつ、別府は共同浴場が多すぎてなかなか立ち寄ることができずにいました。久々に再訪してみるといつの間にか温泉道スタンプの対象施設にもなっていました。
別府でお馴染みの地域の公民館一階にある共同浴場は、外観は特に変化ないように感じます。受付に管理人さんも常駐。実はこの時、三昧がお風呂道具にタオルを入れてくるのを忘れて、車を停めていたコインパーキングまで取りに戻ろうとしたら、受付の奥さんが新品のタオルを「あげる」とくださいました。ホント感謝・感謝です。
脱衣所から浴室へは数段の階段を下ります。扉などはなく、脱衣所から浴室がすべて見渡せる造りなので防犯面で安心感があります。前回訪問時は使い込まれた印象でしたが、どうやら浴室部分をリニュアルしたようでタイルや壁が新しく綺麗になっていました。ちなみに男湯は楕円から四角い浴槽へとリニュアルされていたようですが、女湯は以前と同じ楕円のままです。
シンプルなタイル浴室には5~6人サイズの楕円形浴槽がひとつ。浴槽内投入される湯はかなり熱め、というより激熱で、浴槽湯も熱め設定、自由加水も可能でこの時は常時加水もされていました。おそらく午前と午後の間に湯を入れ替えたのか、とても綺麗に澄んだ湯汚れのない気持ちのいい湯です。この状態を知っているから、前回は先客なしの独泉でしたが、今回はなんと10人もの常連さんで大賑わいでした。
(まぐぞー・2018年10月)
▼富士見温泉 外観
▼富士見温泉 男性浴室
▼湯升
富士見温泉(旧富士見第二温泉) 2005年3月
大和温泉の前で湯上り後に寛がれていた方と少しばかり立ち話をした際に「湯巡りしている」と言ったら、「だったら、あそこと、あそこも入って行くといいよ」と、数軒教えていただいた共同浴場のひとつ。大和温泉からは前の道路を別府駅と反対側へ向って歩き、小学校を過ぎ更に少し歩くと大きな道路に出る。信号を渡り、そのまま直進せず、一本右隣の路地へ入る。そこを少し進んだ右側に「富士見第二温泉」はありました。「富士見第二温泉」と言っていたけれど、何故か看板は「富士見温泉」となっていました。
受付を済ませ浴室へ。訪問時はお昼休み間際だった為か先客は誰もいません。脱衣所から少し下がった位置にある浴室はスッキリとしたタイル造り。浴室真ん中に5人程入られる小判型タイル浴槽があります。湯は浴槽内より投入され、湯量をノズルにて調節できる仕組み。やや熱め、無色透明の湯は、ちょっと大きめの粒と砂のような灰色湯花が沈殿。スッキリ、キリリとした心地よい夏向きの湯でした。
(まぐぞー・2005年3月)
▼富士見温泉 外観
▼富士見温泉 女性浴室
▼浴槽
▼湯升
富士見温泉(旧富士見第二温泉) データ
大分県別府市富士見町1-16
→Googleマップでみる
6時~11時・14時~23時
毎月15日休み
100円
訪問:2005年3月
富士見温泉(旧富士見第二温泉) 温泉分析概要
別府市温泉供給事業富士見線 単純温泉 58.5℃ pH=6.9 溶存物質計=0.723g Li=1.2mg Na=157.0(78.87mv%) K=16.3 Mg=5.7 Ca=15.4 Sr=0.2 F=0.5 Cl=154.0(52.86) Br=0.5 SO4=74.4 NO3=1.5 HPO4=0.2 HCO3=138.0(27.53) H2SiO3=151.0 HBO2=7.2 HAsO2=0.2 CO2=4.0 (H28.3.7) ※温泉利用状況=見当たらず