長湯温泉 ガニ湯

長湯温泉の観光名所的な存在にもなっている「ガニ湯」です。「ガニ湯」とは24時間利用できる混浴露天風呂のことです。長湯温泉の中心を流れる芹川の端にあり、誰でも入湯できます。芹川の両岸には旅館などが立ち並んでいて、その様な立地から周囲からは丸見え状態の「ガニ湯」です。浴槽は大小の石などで構成されており、少し離れた道路から見るとカニのような形に見えます。

あたりまえですが風呂に入るには服を脱がなくてはなりません。浴槽付近では丸見えなので、周囲の視線を遮る事が出来る橋の下が脱衣所になっています。サッさと服を脱いで浴槽まで走り、素早く体を掛け湯で清め、お尻まわりをよく洗い湯に浸かる。「あ~」と思わず声が出てしまいます。

源泉投入は浴槽中より湯口のパイプが伸びていて、ブクブクと湯を吐き出しています。その様子もカニが泡を吐き出す「プシュープシュー」という光景にも見えます。湯は温めの薄緑黄土色のにごり湯。

それにしても開放感は抜群で、湯に浸かっていると旅館の部屋や通行人がこちらに視線を向けジロジロ状態でした。
(三昧・2006年4月)

▼ガニ湯入口

▼蟹をかたどった浴槽です

▼とても開放的で周囲から丸見え

▼上から見た様子

▼ガニ湯 湯口

▼清掃の様子

長湯温泉 ガニ湯 データ

大分県竹田市直入町長湯
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24時間(清掃・川の増水時など利用不可)
無料
訪問:2006年4月