芋川温泉 湯元まんねん荘(閉館)

芋川温泉 湯元まんねん荘は閉館しました

R352を通行中に「芋川温泉・まんねん荘」という特徴あるネーミングのお宿案内看板が目に付いた。呼ばれたような気がして訪問。ひっそりと木立に囲まれた環境で、静養するには最適そうなお宿です。立寄り受付けも親切で好感がもてます。

浴室までは廊下を奥手に進んでいきます。二方向がガラス張り浴室、白・青・黒のタイルを使用した空間はとても清潔感があります。浴槽は5角形で5-6人サイズの広さがあります。無色透明、無味無臭の湯でクセがなく万人向けの温泉。41℃の湯温でいつまでも浸かっていることができます。岩組み湯口より15L/minほどの投入がありますが、浴槽内にて吸い込みも作動しており半循環のようです。利用源泉は泉温の異なる2源泉の混合、それでもぬる湯なので加温循環になってしまうのでしょう。
(三昧・2007年10月)


小出から只見湖へ続く352号線は、湧水のように澄んだ無色透明の湯が湧く温泉街道。そんな道筋にたつ芋川温泉です。建物は道路から少し引っ込んだ所にあり、周囲は木々に囲まれ、まるで山の一軒宿のよう。こぢんまりとした館内には男女別に内湯があり、タイル浴槽がひとつづつあります。とてもシンプルな浴室ですが、窓が大きく、清掃が行き届き清々しい印象。

肝心の湯ですが、少量の源泉を投入しつつの半循環といった湯使い。浴槽からの溢れ出しはありますが、人が浸かってザバッと出てしまうと、次の溢れ出しまで少し時間がかかりそうです。浴槽内はとても綺麗に澄んだ無色透明の湯で、この辺でよく見られるタイプと思います。塩素表示もありましたが、訪問時は気になるものではありませんでした。何しろ静かな環境で、浴室もどこか懐かしい雰囲気がありました。
(まぐぞー・2007年10月)

▼男性浴室

▼湯口

▼女性浴室

▼湯口

▼コーヒーをご馳走になりました

▼敷地内の苔が綺麗でした

芋川温泉 湯元まんねん荘は閉館しました

芋川温泉 湯元まんねん荘 簡易データ

※2013年12月をもって閉館しました。
新潟県魚沼市湯之谷芋川68
立寄り時間要問合せ
500円
訪問:2007年10月

芋川温泉 湯元まんねん荘 温泉分析概要

芋川山ノ下源泉 単純温泉(Na・Ca-SO4・HCO3) 39.2℃ pH=8.3 16L/min(掘削自噴) 溶存物質計=351.5mg Na=67.0mg(68.79mv%) K=0.9 Mg=0.3 Ca=25.6(30.26) Sr=0.2 F=2.5 Cl=18.8 SO4=114.4(56.26) HCO3=70.2(27.19) CO3=1.1 H2SiO3=50.5 CO2=0.6
(H18.12.18) ※加温あり・循環ろ過あり・塩素系薬剤使用あり

まんねん荘源泉 単純温泉(Na・Ca-SO4・HCO3) 29.2℃ pH=8.3 168L/min(掘削自噴) 溶存物質計=329.5mg Na=63.0mg(69.72mv) K=0.8 Mg=0.4 Ca=22.9(29.01) Sr=0.2 F=3.0 Cl=15.0 SO4=103.7(54.96) HCO3=70.2(29.26) CO3=1.1 H2SiO3=49.2 CO2=0.6 (H18.12.18) ※加温あり、循環ろ過あり、塩素系薬剤使用あり